文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

生物多様性条約市民ネットワーク(CBD-net)にかかわること (3)

2010-03-19 10:47:34 | Ramnet-J.日本の湿地保全に統合的対応
2010-3-18
最近の情勢としては、生物多様性条約第10回締結国会議への日本国としての方針が少し固まって来たようです。
その一つとして
● SATOYAMAイニシャティブに係わること
国の方針として、里山、里地、里海に関する生物多様性条約第10回締結国会議へ、
SATOYAMAイニシャティブに関する記述は3行程度にとどめられ、日本国としての提案は実質的に見送られることになりそうだとのことです。
 その理由として、里山に係わる言葉は「里山、里地、里海」等多数あるが、国際的に発表をして、評価を得られるような質的な成果物がどこからの産み出されてこなかった。
 すばらしい、夢のある、未来に希望を抱かせられる、「里山物語」が見いだされなかったということでしょうか。肝心の世界に紹介できるような先進事例が見いだされていない。それに尽きるようです。したがって日本国の国家戦略上での記載も2,3行範囲でとどまるということだそうです。

→ この話は、本当だろうと思います。そしてとても残念な結果となってしまっています。
特に、私どもの委員会にとっては、昨年度、あれほど力を入れた生物多様性への普及啓発活動をも、実は里山をベースにして考え、かつ、「生物多様性千葉県戦略策定」を踏まえて、その発展を期して考えてきたことが大きいからでしょうか

●里山シンポジウム実行委員会への波及は
SATOYAMAイニシャティブの部分が、正式には取り上げられないことになってしまって、とても残念としかいいようがありません。
  
 逆にいえば、国家戦略がどのような内容になったとしても、千葉県からの情報発信スタンスは変わらない。 千葉県でも、この普及啓発にかかわることも意味をきちんと再認識をしておく必要が高いと考えます。 市民が参加することの意義が改めて問われていくと思います.

 でも、本年度に関して言えば、これで里山シンポジウム実行委員会としても、委員等のメンバーが中心になって,より考え方の範囲と幅が広がっている「生物多様性」活動としての行動は、より活発におこなわれ内容を積極的に応援いたします。
 
荒尾稔


最新の画像もっと見る

コメントを投稿