stap捏造事件:早稲田大槻教授の叫び

以前、このブログでも述べましたが、いま求められているのは、stap再現が可能な実験ノウハウに関するもので、すでに出願しているクレームではないため、特許審査自体には影響しないものと考えられます

ただ、問題となっているのは、es細胞と違い、stap細胞の再現が世界中で実現できていないので、大槻さんが指摘するような『科学詐欺』だと、出願にも影響する恐れがありえます

http://29982998.blog.fc2.com/blog-entry-535.html?sp

理研笹井会見の論点

先日の、理研笹井さんによる記者会見では、stap細胞の現象は、合理的で有力な仮説、と言い切ったわけですね

この言葉には、単純に、stap細胞の存在は、大いにありうる現象だが、stap細胞自体の存在については、確認できず未実証、ということなので、小保方さんのいう、stap細胞はあります、ということと大いに矛盾するわけですが、このあたりを、理研側や当事者たちは、今後、どのように明確にされるのか、注目したいとおもいます

理研側によるstap捏造判断の根拠とは

話しがいろいろ複雑になっていますが、整理すると、小保方さんは、1月31日のプレスリリースで、stap細胞により、キメラマウスが作成できた、と述べました
es細胞からキメラマウスを作成できたことは山梨大若山さんが実証ずみ、かつ、外部研究者による再現報告あり

一方、stap細胞には外部研究者からの再現報告がなく、従って、stap細胞の存在有無に関する問題が表面化してきた

ここで、重要なことは、単純に考えると、実は、stap=esではないか

そこで、es細胞を間違えて実験に使用したのでは、という疑いがあり、若山さんは外部機関に委託して精査したら、以前、小保方さんから送られてきたものはstap用マウスではなく、es用マウスだった

このあたりからstap=esと見せかけ、あたかもstapからキメラマウスができたように装う捏造疑惑がさらに高まったのですが、どうすればそれが可能となるのか、理研外部の専門家により、具体的に再現実験をして欲しい、とおもいます

このトリックを実施した証拠は、理研ラボにはもはや無いのでしょうが、こうした問題は、逆を辿ることで検証することは可能なはず

結果がクロとして、あとは、意図的かどうかの判定はなかなか難しいですが、stap=esのすり替えトリックに対して、どうしても意図的でないと、できないことを見つければよい

いずれにせよ、理研側が表明した、小保方さんによる捏造判断の根拠が問われます

ワイガヤでstap捏造の根拠を暴く

理研での対処ミスに、外部の専門家を交えて、stap細胞捏造性の根拠を論ずる、という場がなく、なかなか問題が収束しません

一方、、ネットによる理研外部の専門家同士のワイガヤが起きているようで、stap細胞の捏造を発見したにとどまらず、捏造根拠を合理的に暴いてくれる可能性があります

こうしたことが可能となる世の中となったわけですが、できれば英語でやってハーバード大なども巻き込みたいところですね

http://m.huffpost.com/jp/entry/5176575

http://www.kenkyuu2.net/cgi-biotech2/biotechforum.cgi?mode=view;Code=1046

stap騒動:目には目を、歯には歯を

山梨大若山さんが小保方捏造事件に幕を降ろしてくれることをねがいます

科学をナメルな、責任の重みを感じろですかね

http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/257681/