なんでもぐもぐもぐ= (なんでも-も)+(も+ぐ)+もぐもぐ

専門のマシン知能に限らず、身辺で感じたこと、なんでも、なぜ、という観点から
もぐもぐもぐ(深堀り)を試みるブログです.

自分の土俵で戦う-フランフラン考

2011-08-15 22:31:50 | 日記
お盆ですね.

久々に仕事から解放されて本でも読む気になっています.

最近、興味深かったのは、
「フランフランを経営しながら考えたこと」 高島郁夫著

フランフランが事業として急成長してきたのは、バブル崩壊後、
日本経済が低迷してたときのようです.

フランフランとしていえば、いまや全国規模でのお店ですが、
高島氏いわく、
’ビジネスで勝者になるためには必ず、自分の得意技で勝てる
土俵をつくることだ’
とあります.

相手の土俵で戦うから負けるのであり、フランフランという
独自の土俵で戦うからこそ、勝ち続ける、ということですね.

また、顧客に「最初の一歩」をいかに踏み出してもらうのか、
というのもキーとなる、とあります.

それを追求するため、「都会で一人暮らし25歳のA子さん」
という具体的なターゲットを設定することで、展開する商品、
店つくりなどすべてのピントがしっかりと照準に合うと
顧客に対するメッセージも明確となりそれがお店の魅力に
つながるようです.

やはり、わかりやすさが肝心ということですね.

個人的にはフランフランのものは安いと思ったこともないし
特別、品質に長けている、という気もしませんが、色彩など
に特徴があっておしゃれな感覚を醸し出す空間や香りを作る
点がそそりますね.

一方、円高になってますます、今後海外移転してゆく企業が
増えると思います.そうした上でも、たとえ海外に拠点を
移し、グローバルに展開しつつも、現地に見合ったかたちで
それぞれの企業がもつ強みが生かせるならば、ものつくりの
力は日本から失われることはないと思います.

そういった意味で、フランフランがもつ、顧客をひきつける
方法やノウハウは、業種が異なっても、商品を顧客に提供
してゆく以上、ある意味でバイブルとなると私はみています.

では.















コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« また、ブログの執筆始めよう... | トップ | 汗が原因で起こる掌蹠膿疱症とは »

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事