モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

アンソニーパーカー・ブッシュセージ(Anthony Parker Bush Sage)の花

2008-11-16 08:36:31 | セージ&サルビア
メキシカンブッシュセージから枝分かれした新種
メキシカンブッシュセージの新種を調べている時に気になった2品種があった。
学名ではSalvia leucantha 'Santa Barbara' (S.レウカンサ‘サンタバーバラ’)
Salvia 'Anthony Parker'(S.‘アンソニーパーカー’)だった。

サンタ・バーバラは、ロスアンゼルスの北西にある園芸が盛んなリゾート地で
S.レウカンサ‘サンタバーバラ’は、
サンタバーバラに住むブラウン(Kathiann Brown)の庭で1999年に発見された新種で、
メキシカンブッシュセージより草丈が低くパーブルの萼にパープルの花が咲く。
メキシカンブッシュセージを小型にしたもので、庭植えとして人気が出るだろう。
欲しい一品でもある。

S,アンソニーパーカーは、
1994年にサウスカロライナの造園家フランセス・パーカー(Frances Parker)の庭で発見され、
彼女の孫息子の名前がつけられた。

この品種は、メキシカンブッシュセージと、真っ赤な花が咲くパイナップルセージの自然交配種で

ひょっとしたらわが庭でもハチドリの協力を得て出来るかもしれない。
といった期待でワクワク感があった。

しかしハーブ園にあったので、ないものは欲しいという欲望で手に入れてしまった。

(写真)アンソニーパーカーブッシュセージの花


葉は、パイナップルセージに似た静脈を盛った濃い緑色で、
花は濃い青紫で両親に似るよりもラベンダーセージに似ている。

晩秋まで咲くので、花が少ない時期としては貴重でもある。

(写真) アンソニーパーカーブッシュセージの葉と花


アンソニーパーカー・ブッシュセージ(Anthony Parker Bush Sage)
・シソ科アキギリ属のー6℃程度の耐寒性がある多年草。
・学名は、Salvia 'Anthony Parker'
・メキシカンブッシュセージ(S.レウカンサ)とパイナップルセージ(S.エレガンス)の自然交配した品種<Salvia elegans_ × _S. leucantha_ 'Midnight'>
・草丈100㎝程度だが株張りもこの程度あり、両親の血を引いている。夏場までに摘心をし丈と株張りを抑えないとスペースを取ること間違いない。
・開花期は10月から12月で、ラベンダーセージ、パープルマジェスティに似た濃い青紫の花が咲く。

【参考:過去掲載コンテンツ】
メキシカンブッシュセージ

メキシカンブッシュセージ‘ミッドナイト’

パイナップルセージ

ラベンダーセージ


(写真)11月中旬のメキシカンブッシュセージの花


(写真)11月中旬のパイナップルセージ

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