Coaching(コーチング)という日常の出来事

「コーチング」を生き方にしようとしながらの日々の出来事を綴ってます。

「やりたいことをやっている」というオーラ

2012-01-30 23:46:32 | コーチング
今日のセッションの気づき。


もう3年くらいずっと一緒に旅をしているクライアントが、まさに2年、3年越しの夢を叶えて、自分がやりたかったビジネスに参入することになりました。


「最近はその事業の現場で働いて、お客様と一緒に過ごしている夢を見る」

のだそうです。


恋人ですらなかなか夢にまでは出てこないものでしょうが、ビジネスの最前線にいる夢を見る、ということをイキイキと語ってくださいました。


その姿を見させていただいて感じたこと。


ビジネスですから、もちろん収益を上げなければならない。
儲からない事業は存続できません。

でも、経営者の「自分はこれを世の中に伝えたい!」「これがやりたい!」「こういう価値を提供したい!」という強い想いがあり「自分はこれをやりたくてやりたくて仕方がない」というくらいのオーラが、周囲を巻き込み、協力者を増やし、お客様を増やしていくのだと思いました。

経営者の想いはその企業の原点です。

その原点、これから拡がっていく事業の根っこに触れることのできた貴重な時間でした。

いつもありがとうございます。

クライアントにとっての価値

2012-01-21 23:39:36 | コーチング
今日のセッションの気づき。


コーチは、クライアントにとって価値ある存在でなければならない。


これはコンサルタントでも、先生でも、営業でも、およそすべての取引において、価値を感じていただくことができなければその対価(お金や時間)を払っていただくことはできない。



コーチが「このセッションはクライアントにとって価値があったか?」「自分は価値を提供できているか?」と自問することは、当然のこと。



その不安を常に持ちながら、それを解消するために努力し、時間を使い、セルフコントロールを行い、ベストを尽くしたと思える状態でクライアントと対峙したい。



クライアントが今日決めたアクションや想いから、改めて決意することができました。


クライアントの行動こそが、コーチである私にとって最大の刺激になっています。
意図的な協働関係を築き、お互いに成長し続けていきたいと思います。

inside voice

2012-01-17 00:27:52 | コーチング
今日のセッションの気づき。

ある事柄について、クライアントが判断を迷っていました。

迷っているクライアントに対して、私がある問いを投げかけました。

問いの内容は割愛しますが、例えれば「本当にそれでいいんですか?」という感じの、結構ストレートで強い問いを投げたのです。


1分近くの沈黙のあと。



クライアントは静かに、こうおっしゃいました。




「これで、いいと思います」




そのあと、その理由や思いをお話していただいたのですが、それを聞くまでもなく、さっきの



「これで、いいと思います」




という声だけで、その決意や、深い納得感が伝わってきました。




その声はまさに、内なる声、心の奥底から発せられる「inside voice」でした。





問いを味わい、今までの体験や自分の価値観と照らし合わせたとき、迷いが消えて、自分の進むべき道を切り開いていく瞬間に立ち会うことができて、私自身も心が震えるのを感じました。


その心からの思いは、きっと未来につながる虹を架けることと思います。


新しいチャレンジ、心から応援します。

波打ち際にて

2012-01-11 21:32:12 | コーチング
昨日のセッションの気づき。

ある経営者の方のお話を聞きながら、ふと「波打ち際」を思い出した。


経営をしていると、厳しい局面もあれば、すべてが報われると思えるような嬉しい瞬間もある。


それらはずっと続くことはなく、波が押し寄せるように寄せては返す。


波が来たとき、どう対処するか。
波が退いたとき、どうするか。


来るたびに、退くたびに何かを意識して行動しなければならないのであれば、人生は「波に対応する」ことで終わってしまう。


そうではなく、大切なのは

「価値観に沿って、目標、ミッションを体の芯に持ち、来る波を受け止め、引く波を見守る」

ことなのだと思う。


また、波が押し寄せてきた。
波にとらわれず、そこに留まり、芯を見据えてその波をつかんでもらいたい、と心から思います。

いつもありがとうございます。

新しい始まり

2012-01-08 14:30:33 | コーチング
久しぶりにコーチングの記事を。

昨日から、また新たなクライアントの方との旅が始まりました。

今回のお相手は京都の方。
たまたま、昨年末は大阪に滞在しており、その間にオファーをもらったので、実際にお会いしてお話することができました。
普段だったら、なかなか京都まであいにいくということはしづらいところですが、そんなことにも縁を感じます。

そして、昨日は最初のセッション。
セッションの気づき。

時間は有限。
あれこれ同時並行で進めることも大事だけど、あることを、納期を決めて、集中して達成させる。
それを繰り返していけば、後ろを振り返ったときにはそこに足跡が残っている。

あれこれ考えながら立ち止まっていても、平等に時は流れる。

だったら、進もう。

クライアントの決意からそんなことを教えていただきました。

新しい出会いに感謝です。

今回のクライアントの方は今までで最年少の方。
こんなこと言うと自分が齢とったみたいで嫌ですが、若さは無限の可能性、エネルギーを持っています。

写真は昨年行ったシンガポール、マリーナベイサンズの最上階にあるクラブ「クーデター」からの写真。
シンガポールという国、そしてクーデターは、まだ国が若く、これからの可能性を信じて人生を謳歌している人たちで溢れていました。
そんな可能性を一緒に感じつつ、これからの旅を楽しみたいと思います。