Coaching(コーチング)という日常の出来事

「コーチング」を生き方にしようとしながらの日々の出来事を綴ってます。

ビジョンを描く

2009-10-31 14:31:19 | コーチング
昨日の夜のこと。

どうも疲れているというか、体がだるい。
活力がなく、時間に余裕があっても何もする気が起きない。

どうすれば元気になるかをあれこれ考えるものの、考えるのもめんどくさい。

(意外と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、けっこうそんな奴です)



んで、結局汗をかいて気分を入れ替えよう、ということで5km走ってみる。



走りながら、最初は昔のことを思い出したり、仕事のことをあれこれ考えたりして。
そのうち、気持ちが落ち着いてくる。
走ることにや呼吸のテンポに集中していく。
なんとなく、思考もクリアになってきたような気になる。


プロセスは忘れましたが、結論。

「経営ビジョンを持とう」

何を今さら、という話ですが、自分のモヤモヤの発端がここにあるということ。

転職して、組織をまとめるという役割から自分自身がパフォーマンスを発揮する、という役割に変わり、そういうことを怠っている自分がいました。

先月から出向して、部下を持って組織をまとめる立場に戻ったにも関わらず、マネージャーとしての感覚をうまく取り戻さないままに日々の問題に対応していることがストレスの1つの要因だと。

数字管理も重要ですが、あくまで手段。
目的を、ビジョンをもっと明確に。

コンサルタントをしていたり、コーチをしているとクライアントの方には毎回のように繰り返し伝えていることなんですけどね。

私にとって、ジョギングの時間はいいセルフコーチングの時間になっているようです。






嬉しかった出来事

2009-10-25 23:26:37 | 日常の出来事
最近、嬉しかった出来事が2つありました。

1つは、いきなり知らない電話番号から携帯にかかってきた電話。

とってみると、前職で10年前にお世話になった社長。
お会いしたときは中華料理屋のマスターだったが、一緒にいろいろ考えて焼肉のFCに取り組み、成功された方。
前職を退職したときに、直近の部署でお世話になった方にはお葉書をお送りしたのですが、その方には連絡をしてませんでした。

知り合いの社長から私が退職したと聞いて、慌ててお電話をしたとのこと。
「てつさんはお世話になった恩人だから。会社が変わっても付き合っていこう、東京に行った時には飲もう」という、涙が出るほどありがたいお言葉をかけていただきました。


ここ数年はたま~にお互いに連絡をとったり、お電話でいろいろ相談をいただくことはありましたが、頻繁にお会いしていたのは10年も前のこと。
そんな長いお付き合いをさせてもらい、こちらが不義理で連絡も取らずに転職しているにもかかわらず追いかけてご連絡をくださったこと、本当に嬉しかったです。




もう1つは、自分の会社の吉祥寺のお店のスタッフと、これまた前職でお客さまだったしゃぶしゃぶのお店へ行った時の話。
運営会社の社長とは会社の将来のことや資金繰りのこと、いろんなことを相談しあいました。そんなことを思い出しつつ、まあ社長はいらっしゃらないだろうと思いながらエレベーターを上がったら、社長とバッタリ(笑)。

ちょっとお太りになられて(失礼)、さらに白髪がえらく増えて、気づくのに1秒ほど間がありましたが、5年ぶりの再会となりました。
社長も私のことを気付いてくださり、お互いに握手をして久し振りにいろんなお話をさせていただきました。
入店してからはテーブルにまで挨拶に来てくださり、帰り際も外で握手をしてお別れしました。





つくづく、お客様に恵まれて、価値のある仕事をしていたんだと痛感します。
それは自分自身の力だけではなく、会社や組織の持つ力であったり、商品の持つ力によるところも大きい。
でも、最後に顧客と接点になり、その価値を届けるのは人間の仕事。
そこでは絶対に人間力が問われます。

自分自身、まだまだ、きっと一生修行中の身ではありますが、その時々になりに、目の前のお客様のために全力で、100%誠実に仕事をしたことにだけは胸を張ることができます。
だから、昔のお客さまに会いたいと思うし、会えたらすごく嬉しい。

そんな素晴らしい縁をたくさんいただきながら、社会人になってここまでやってきました。
そんな自分の足跡に改めて気づき、自分を認めることができた出来事。
今、社会人になって13年目を迎えていますが、これからも誠実に、結果はどうあれ後ろめたくない、全力の仕事をしていきたいと思います。

昔のお客様、昔の仲間のためにも。
そして、今自分がいる組織のみんな、お客様のためにも。

勝者の戦略

2009-10-20 08:18:28 | 日常の出来事
新宿で朝マックしようとしたら、朝からものすごい人。
何かと思ったらこれでした。

コーヒー無料配布。

私みたいに買う気で来た人も無料になっちゃうし、いくら原価がやすいとはいえ、包材や人件費もあるだろうに。

でも、補って余りある効果があるそうですね。
これでマックのコーヒーを初めて飲む人もまだまだいらっしゃるそうで。

次回からは当然有料だし、その時はフードも出るでしょうし。

でも、なかなか真似できないなぁ。
まさに勝者の戦略。

私が歩く、次の10年。

2009-10-18 01:37:32 | コーチング
10周年イベントに参加して、改めて感じたことがたくさんありました。

ちなみに、当日の様子がCTIジャパンのブログにもレポートされてます。

今改めて見てみたら、4枚の写真全部に自分が写ってた(笑)。


余談はおいといて。
今回のタイトル「あなたが歩く、次の10年」です。

本当に久しぶりにワークショップ形式のイベントに参加して、普段のコーチングセッションとはまったく違う、さまざまな角度から不意打ちを喰らったり、えぐられたり、殴られたり・・・というめちゃくちゃ刺激的な時間でした。

いろんなエクササイズをして、今までの10年、そしてこれからの10年を自分の内側から振り返りました。
ちょっと個人的な内容になりますが、ご興味のある方はお付き合いください。


この10年間のたくさんのことを思い出しながら、分かったこと。

自分はVL(前職)のことが好きで、好きで、本当に大好きで、そして今でもその気持ちに変わりはないこと。

例えて言えば、私は生活が苦しく、先が見えない状態の一家から家出をした息子のようなものです。
もちろん、私は家が嫌いになって飛び出したわけではありません。
本音は、家が本当に傾いたとき、自分は一足先に家出をして、職を見つけて、収入を得て、一人でも多くの家族を支えられたら、という思いです。

その選択は間違っていなかったと思う。
でも、家族のことがいつも気になって、引っかかっていて。
そして、たまに耳に入ってくる家族の辛い状況を聞くと「自分は家出をしてよかったんだろうか?」なんて思いに駆られることもあって。

そんな思いをセッションの中で全部吐き出して、涙が出そうになりました。
なんとなく感じることはあっても、自分自身、まだそこまで思いを持っているということにびっくりして。

過去10年、本当に家内をはじめとしたいろんな方々の理解や、犠牲や協力の元に、全身全霊で私はそこにいました。
その影響があまりに大きすぎて、完全には抜けきれないんですね。
だから、過去の10年に上手くピリオドをつけて整理する、ということはできませんでした。


そして、これからの10年。
一番最初に浮かんだテーマは「再生の10年」でした。
きっと、再生にはいろんな意味があって、

VLの再生
自分自身の再生
人と人のつながりの再生・・・

まだまだ、いろんな意味が隠されている言葉だと思う。
浮かんでくるイメージも、いろんな方からいただいた直観も、フィードバックも、すべては

地点(目標)に向って走り続けている姿

でした。


うん。ちょっと苦笑いにはなるけど、しっくりきます。
きっと、どこにいても、何をしていても、自分はそういう生き方をするんだと思う。

再生という言葉には悲壮感ばかりがあるわけじゃない。
そこには希望があり、今までとは違う姿で、形で、自分なりの理想像を創造するだけの遊びがある。

もうちょっと深めていきたいと思うけど、ここまで出てきました。
10年後は44歳。

再生の10年へ。
何があってもあきらめないことを心に誓い、挑んでいきます。



このワークショップに、たけしさんと京子さん、そして一緒にこのワークショップを作り上げた参加者の皆様に感謝を込めて。