Coaching(コーチング)という日常の出来事

「コーチング」を生き方にしようとしながらの日々の出来事を綴ってます。

現実世界で、生身の、人間くさい、コーチでいること

2013-03-05 00:31:47 | コーチング
この週末に、5本のセッションがありました。

言い方を変えれば、5つの人生、5つの旅をしてきました、ということ。

私はコーチとクライアントの2人3脚をよく「旅」に例えます。
それは本当の旅、それも目的地も知らないような、長い旅路に似ていると感じるからです。

よい天気の日もあれば、雨の日もある。
よいこともあれば、悪い出来事もある。
いろんな人が現れ、ときに助けてくれたり、邪魔されたり。

人生という長旅の一部、数ヶ月から数年を一緒に歩く。そんな感じ。


そんなコーチングセッションを繰り返しながら、最近自分の心の中にずっと響いているテーマがあります。


「現実世界で、生身の、人間くさい、コーチでいること」


私もクライアントも、今の現代社会を生きています。


自由主義経済で、お金が大事な世界。

この景気の状況、政治の状況がある世界。

紛争が絶えず、原発もある。

日本の人口は減り、超高齢化は進む。


精神的に豊かなだけでは、人助けもできない。

塩野七生さんの言葉。
「平和主義者に任せておくには、平和はあまりにも重要すぎる」


生き方探しとか、自分探しとか、そーゆーことじゃない。
この現実世界を自分らしく、力強く、自分の人生として受け入れて、突き進む。
それが見つかっていなくても、がむしゃらに、もがきながら、今の現実世界の中で、逃げずに生きていく。
そんな泥臭さが大事だと思うし、それでこそ人生。

逃げちゃダメ。退いちゃダメ。
居心地のいい仲間と遊んでるだけじゃダメ。

頑張ろうぜ。
立ち向かおうぜ。
負けてもいい、無力感にさいなまれてもいい。
足が絡まっても踊り続ければいい。

そんなリアルな世界に生きる決意をしてこそ、現実世界にいてこそ、コーチングは光を放つ。
そんなことを信じて、今日も生きています。

新しい旅の始まり。

2013-02-17 21:01:08 | コーチング
今日は朝に3本のコーチングセッションがありました。

その中で、本日は最初のコーチングセッション、というクライアントがいらっしゃいました。

その方から、セッションが終わったあとに、これからのコーチングについて



「ワクワクします」



というメールをいただきました。



初めてのことって、不安とワクワクが混ざったような感情がありますよね。

ましてやコーチングを受ける、というのは他でもない「未知の自分」と出会う旅です。

知らなかった「知識」を得る、とか、行った事のなかった「場所」に行く、ということはたまにありますよね。

コーチングは自分の内側にアクセスしていくものなので知らなかった「自分」を知る、ということになります。

自分、です。四六時中一緒で(当たり前)、誰よりも知っているはずの自分。
その自分の中に、未知の可能性が眠っています。本当です。

私は、今までたくさんのクライアントが、未知の自分、もっと大きな自分と出会い、その人生の可能性を拡げていく姿を見てきました。

人は必ずなりたい人になれる。

クライアントの皆さんが私に教えてくれた事です。

今日初めてのセッションを終えたクライアントが「ワクワクします!」と言ってくださったように、私もワクワクしてます!

この新しく始まる旅が、素晴らしいものになりますように。
もっと大きなはずの自分を探す 終わりなき旅。


閉ざされたドアの向こうに 新しい何かが待っていて
きっときっとって 君を動かしてる
いいことばかりではないさ無いさ でも次の扉をノックしよう
もっと素晴らしいはずの自分を探して

胸に抱え込んだ迷いが プラスの力に変わるように
いつも今日だって僕らは動いてる
嫌なことばかりでは無いさ さあ次の扉をノックしよう
もっと大きなはずの自分を探す 終わりなき旅


Mr.Children - 終わりなき旅 - STADIUM TOUR 2011 SENSE -in the field-





アシスタントを終えて。

2013-02-11 22:10:56 | コーチング


久しぶりのコーチング・ワークショップのアシスタントが終了しました。
(写真はCTI JAPANのFacebookページからの引用です)

今回は基礎コースということで、受講者の皆さんが「コーチング」と出会う3日間のお手伝いです。

毎回毎回、アシスタント、という名のもとに、本当に大きな学びと気づきをいただいています。


人の本気ってすごい。


人って変われるんだ。


人は人に影響し合って、響き合うんだ。





こんな、コーアクティブの世界ではある意味「当たり前のこと」を、わずか2日半のワークショップで腹の底から感じさせてもらいました。


受講生の皆さんの「本気」に感謝です。







さて、すごい、すごいとばかり言ってられません。



今度は私の番。


この余韻を味わいつつ、POPSAURUS2012のDVDを観つつ、仕事をガシガシ片付けます。


そして、このあとセッションもあります。

基礎コースで受講生の皆さんからいただいたエネルギーを「Pay Forward」でクライアントに渡します!
この週末に出会った皆さんへの感謝を込めて。


さよなら2012年

2012-12-31 16:38:02 | コーチング
あと数時間で2012年が終わろうとしています。

今年は本当にいろんなことがありました。
特に、年明けに起こった出来事については未だに整理ができていません。

でも、それでも、この365日を大きなケガもなく、過ごすことができました。
私と関わってくださったたくさんの方々に本当に感謝しています。

公私ともに激変だった2012年ですが、大切な友人からいただいた「人生はすべて、ちょうどいいようにできている」という言葉を何度も何度も思い出しました。

2012年、自分の身に起こったすべての出来事は、どれもこれも自分にとって「ちょうどいい」ものなんだと。
そんな気がしています。

たくさんの出逢いがありました。
出逢いの数だけ別れは増える。それでも明日に胸は震える。
そんな感じ。

2013年、たくさんのチャレンジが待っています。

グローイング・アカデミー
勝負の年。本当に価値あるサービスを如何にして皆さんに知っていただくか。

コーチとして
2月にはアシスタントにも入りますし、最近は「リーダーシップ」に関して内なる声がちょっと騒ぎ始めています。クライアントの皆様との旅もまだまだ続きます。

「走る」
1月には荒川30キロ、そして2月には初フルマラソンとなる「東京マラソン」が待っています!フライデーナイトリレーは継続していきたいと思っておりますので皆さんご参加よろしくお願いします!

ゴルフ
親父が元気なうちに一緒に廻ってあげたいと、ずいぶん前から思ってましたが、ちょっとした「きっかけ」があり、始めることにしました。
これも「ちょうどいい」ということなのでしょう。

英語
将来を見据えて、お休みしていたスクールを再開します。

などなど、書いていったらまだまだあるくらい、もりだくさんの2013年です。

ワクワクした気持ちで、もっと大きなはずの自分を探す終わりなき旅を続けていきます。

皆様、今年は本当にありがとうございました!
来年も懲りずにお付き合いくださいませ。皆様あっての私です。
2013年もよろしくお願いします。

エグゼクティブコーチング、のこと。

2012-11-27 00:23:03 | コーチング
先日までアシスタントをしていたワークショップや、その他いろんなところで「コーチになりたい」という人のお話を伺うことがよくあります。



そこでたまに出てくる「エグゼクティブコーチング」という言葉。



簡単に言うと、経営者とか、社長とか、そういう方々に対するコーチングですね。




今は知りませんけど、絶好調の頃のGE(ゼネラル・エレクトリック)を率いていたジャック・ヴェルチにもコーチかいたとか。





で、ここからはエグゼクティブコーチになりたい、と思っている人にちょっとでもお役に立てればと思って書きます。



私も、経営者のクライアントは何人かいらっしゃいます。
ってことは、私もエグゼクティブコーチだということになります。

もちろん、守秘義務があるので、どこの誰とも言えませんし、その内容も書けません。




ただ、私自身の体験、経験について書くと、



正直、たまたま相手が経営者だった、ってだけ。

ホント、それだけ。




というのが結論です(笑)。


核心をいきなり出してしまいました(笑)。


相手の「職業」「立場」によって、コーチングの仕方が変わる、ということは、あまりないように思うのです。
経営者がクライアントなら、話題は経営のことやら、組織のことやら、部下のことが多いかもしれません。


でも、クライアントの大切にしている価値観を大事にして、その人のコアにあるものにつながって、その人らしい選択を手助けする、というプロセスは、相手の職業や立場にまったく影響されません。


私自身、コンサルタント経験が長いため、経営者であるクライアントに、コーチングの途中でアドバイスを求められることもあります。したくなるときもあります。

私はそういう要望や、自分自身の中の衝動は、なるべく素直になるようにしています。

コーチングを一旦中断して「あの、これから話すことは私の経験からくるアドバイスなんですけど、お話してもいいですか?」という許可を取って、話すこともあります。

でも、経営の知識がないとエグゼクティブコーチングができないか、と聞かれたら、全くそんなことはない、というのが答え。


言いたいことは、エグゼクティブコーチになりたい人は、そういう人をクライアントにすれば、対外的にはそうなります(笑)。


その肩書きは、きっと、コーチであるあなた自身が「誰のために自分の力を使いたいか、誰をサポートしたいか」という願いを具現化した「ラベル」なんだろうと思います。


だから、エグゼクティブコーチになりたい人は、エグゼクティブコーチという肩書きを身にまとって、そういう人をクライアントにすれば、なれます!


ニワトリタマゴな話だけど、結局そんなものですよ。大丈夫ですよ。なれますよ。

というメッセージです(笑)。なんとなく、出してみました。