いい加減社長の映画日記

ウダウダのいい加減社長の映画鑑賞の感想などを載せていきます。

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終の信託

2012-11-05 19:04:55 | 映画(タ行)
重いテーマだけど、観ておくべきかなぁ、と思って・・・

オフィシャルサイト

【ストーリー】
呼吸器内科医の折井綾乃は、同じ職場の医師・高井との不倫に傷つき、沈んだ日々を送っていた。
そんな時、重度のぜんそくで入退院を繰り返す患者・江木秦三の優しさに触れて癒やされる。
やがて、お互いに思いを寄せるようになる二人だったが、江木の症状は悪化の一途を辿る。
死期を悟った彼は、もしもの時は延命治療をせずに楽に死なせてほしいと綾乃に強く訴える。
それから2ヵ月、心肺停止状態に陥った江木を前に綾乃は激しく葛藤する。

【スタッフ&キャスト】
監督: 周防正行
出演: 草刈民代、役所広司、大沢たかお、浅野忠信


正しい答えのない問題・・・

重度のぜんそく患者の江木(役所広司)から、そのときがきたら、早く楽にして欲しいと頼まれた女医の折井(草刈民代)。

人工呼吸器をはずす決断をしたが、それが殺人罪に問われてしまう。

前半は、江木と折井との心の交流を中心に描かれ、その中で「終の信託」が託される。

後半は、罪に問われた折井と殺人罪を追求する検事(大沢たかお)との攻防が中心に。

尊厳死とか安楽死とか、その基準もある程度は決められているようだけど、なにが患者にとって最善の方法なのか。

自分だって、意思の表示もできない状態で、チューブにつながれたまま生きていたいとは思わない。

しかし、少なくとも生きられる患者の命を絶つ選択肢が、医師に許されているのか・・・

こういう行為が「殺人罪」に問われることには、なにか違和感を感じる。

「殺人罪」の裏には、「悪意」が感じられるのだが、この場合は、どちらかというと「善意」。

もちろん、それが独りよがりの「善意」である可能性は否定できないのだが。

どうしても折井のほうに感情移入しがちで、そうすると後半の検事とのやりとりで、検事役の大沢たかおさんが、憎らしくみえてくる^^;

こういうケースでは、医師と患者だけでなく、患者の家族の気持ちも問題になってくるでしょう。

いくら患者本人が希望したとしても、家族を失うことになる妻や子供の気持ちも、おざなりにはできない。

しかし、家族にとっても医療費の負担という現実的な問題も発生するし。

もう、やめたいと思っても、世間からは「冷たい」と見られるのではないか、という気持ちもありそうである。

できることなら、こういう悩みをさせないような死に方がいいのかもしれないが・・・


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