東京コンサルティンググループ・メキシコブログ

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メキシコへの進出をコンサルティングしている駐在員が、メキシコの旬な情報をお届けします。

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ビザ手続きまとめ ④/④

2017年03月24日 | メキシコの経営

こんにちは。

東京コンサルティングファームメキシコの濱咲克心です。

今週はビザ手続きについて、全4回に渡り、手続きの流れを記載していきます。

※ここで言う「ビザ」とは、一時居住許可証、いわゆるTRT(Tarjeta de Residente Temporal)のことを意味します。

 

ビザ手続きまとめ ~切替申請、TRT取得~

 

さて、領事面接が完了すれば、仮ビザのついたパスポートを持参し、メキシコへ入国します。入国後の手続きは、大きく分けて下記3つのステップです。なお、申請後、承認が完了するまではウェブサイト上で確認していくことになります。

 

  1. 切替申請

移民局による最終的な承認を得ます。必要書類を準備し、また事前に申請費用を支払う必要があります。申請費用は1年間の取得で3,715.00MXNとなります。(2017年3月現在)

なお、こちらの申請は入国後30日以内に手続きを行ってください。

 

  1. 署名、写真撮影、指紋採取など

その他手続きは代理を立てることは可能ですが、こちらの手続きは、署名や指紋採取を行いますので、必ず本人が移民局へ行く必要があります。

 

  1. カード受取

代理を立てることは可能ですが、その場合、ビザ発給者のパスポート原本が必要な場合があります。

 

以上でTRT取得となります。

なお、TRTを取得できれば、個人RFCや運転免許証、社会保険加入などの手続きを進めることができます。

 

 

■注意点

入国時

FMM(Forma Migratoria Multiple)と呼ばれる入国フォーム、メキシコ入国時に審査官に提出しますが、その際に返却される半券が切替申請時に必要です。また、”Canje”(切替)にチェックされ、滞在日数が30日になっているかどうか確認してください。もしそのようになっていない場合、再度空港などへ行き、変更してもらう必要があります。

※通常、ビジターとして入国する際は、”Estancia Maxima Hasta 180 Dias”の方にチェックされ、滞在日数は180日となります。

 

切替申請時

上記の通り、滞在日数は30日となり、申請は入国後30日以内に手続きを行う必要があります。

 

 

■必要なもの

切替申請時

・申請書

・パスポート原本及びコピー

・申請費用の支払領収書

・FMM(入国フォーム)※入国時、審査官記載部分を手渡されます。

・その他当局によって要求される情報

 

署名、写真撮影、指紋採取時

・写真

 

カード受取時

・パスポート原本(場合による)

 

 

■所要時間

トータル約1~2週間 ※時期、場所によって大きく異なりますのでご留意ください。

 

 

■申請先

雇用主登録、メキシコ国内申請を行った管轄の移民局(INM)

 

 


 


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携帯電話の契約について

2017年03月24日 | メキシコの投資環境・経済

皆さん、こんにちは。

東京コンサルティングファームメキシコの黒岩洋一です。

今週はメキシコの携帯電話の契約について記載します。

 

 

質問)

 現地の在留資格を持っていないのですが、メキシコ現地での活動を実施するために、携帯電話を購入したいと考えていますが、可能でしょうか。

 

 

回答)

 前払(プリペイド式)の携帯電話であれば、在留資格を持っていなくとも契約可能です。携帯電話の契約方法としては、前払と後払があります。

 プリペイド式の契約であれば、パスポートを提示することで契約可能です。ただし、定期的に残高の確認を行わないと(*133#と電話すれば確認できます)残高不足で通話ができなくなることもあるので、注意が必要です。


 


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旧姓のパスポートを利用している場合の家族VISA

2017年03月17日 | メキシコの労務

皆さん、こんにちは。

東京コンサルティングファームメキシコの黒岩洋一です。

今週は旧姓のパスポートを利用している場合の家族VISAについて記載します。

 

 

質問)

家族VISAを取る際には、家族であることを証明するため、家族が記載されている戸籍謄本を用意する必要があると聞いて用意をしたのですが、パスポートの苗字と異なるということで追加での書類が必要と言われてしまいました。このようなケースでは、どのような書類が必要となるのでしょうか。

 

 

回答)

 現地でのビザ(正しくは、TRT:テンポラリーレジデンスカード)を有している者に帯同する家族へTRTを発行させる場合、通常は戸籍謄本を用意するだけで、発行が可能です(別途、現地申請用紙、手数料、写真は必要)。しかし、結婚によって苗字に変更がある場合は注意が必要です。

 

戸籍謄本による家族証明は、同じ苗字であることが前提になっています。そのため、結婚によって苗字が変わっているにも関わらず、旧姓のままのパスポートを利用している場合、戸籍謄本だけでは家族であることをメキシコでは証明できません。

そのため、追加の書類として婚姻証明を用意する必要があります。

 


 


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ビザ手続きまとめ ③/④

2017年03月17日 | メキシコの労務

こんにちは。

東京コンサルティングファームメキシコの濱咲克心です。

今週はビザ手続きについて、全4回に渡り、手続きの流れを記載していきます。

※ここで言う「ビザ」とは、一時居住許可証、いわゆるTRT(Tarjeta de Residente Temporal)のことを意味します。

 

ビザ手続きまとめ ~国外領事館での面接~

 

NUT番号が発行されれば、次は国外領事館での面接を行います。こちらの手続きのイメージを申し上げますと、移民局は「書類は許可したが、その情報に虚偽がないかどうか、メキシコに入国する前に、国外で面接し、確認しておきたい」と考え、国外領事館での面接を実施します。

ポイントは、事前に申請した内容に嘘がないかどうか、であり、その為、国内での申請時に準備した雇用条件(給与額や役職、仕事内容など)を確認しておく必要があります。

面接で尋ねられることはあくまで基本的な事が多く、事前に申請した雇用条件を確認していくようなものですので、面接自体の所要時間は10分程度です。

 

無事面接が終了すると、その場で持参したパスポートに「仮ビザ」を貼り付けてもらいます。この仮ビザは、メキシコ入国後、ビザを切り替える為に必要となり、そちらが取得できれば、領事館での面接は完了となります。

 

※仮ビザに関しては、こちらのブログからご参照ください。

http://blog.goo.ne.jp/tcg-mexico/e/c08232aa72a0fc64b1c56720aaf378b4

 

 

■注意点

NUT番号が発行されて30日以内に、在外メキシコ大使館領事部に本人が自ら電話で面接の予約を行い、発行日から180日以内に面接を実施しなければなりません。面接の日程は自由に設定することができます。

 

国外領事館であればどの国でも面接は可能ですので、例えばアメリカや南米の領事館で面接を実施することが可能です。但し、場所によっては別途手数料が発生する可能性があります。

 

 

■必要なもの

・INMが発行したNUT番号の記載された書類

・パスポート

・写真

・申請用紙(HPよりダウンロード可)

・その他当局によって要求される情報

 

 

■所要時間

面接自体は10分程度、その他手続き含め1~2時間程度

 

 

■申請先

在外メキシコ大使館領事部

 


 


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郵便事情について

2017年03月10日 | メキシコの投資環境・経済

皆さん、こんにちは。

東京コンサルティングファームメキシコの黒岩洋一です。

今週はメキシコの郵便事情について記載します。

 

 

質問)

 日本からメキシコへ郵送物を送りたいと考えています。FEDEX、DHL、UPSなど世界的に有名な国際宅配便会社もありますが、日本郵便が行っているEMSも利用可能なのでしょうか。また、メキシコ国内の郵便事情はどうでしょうか。

 

回答)

 メキシコの郵便事情はよくありません。もし、日本から普通の国際郵便で書類等を送ると場合によっては半年~1年届かないこともあります。そのため、お金をかけてでも、追跡のできる方法で送った方が良いでしょう。加えて、紛失の可能性もあるため、高価なものなどは郵送そのものを避ける方が無難でしょう。

 また、国内の郵便事情も悪いため、書類のやり取りには、FEDEX、DHL、UPS等を使うのが一般的です。

 


 


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