tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

福井新聞本社での「和紙ちぎり絵展」へ。

2017年03月18日 | 季節の便り(北陸、福井)

京都にいる遠縁者から「福井新聞「風の森」での

展示会にいらっしゃい」

とのお便り。

バス仕立てで、仲間を連れて来るとの事。

久々の出会いでもあり、

妻と初めて行く「福井新聞本社風の森ギャラリー」へ

素晴らしい作品にびっくり。

「ちぎり絵」なんでざっくりの絵かと思いきや、

とんでもない詳細な絵。

もともと福井にいたとき師に習い、今、京都で、教えているらしい、

この方の父親と言う人もなかなかの絵を趣味にしていらした方、

絵ごころの遺伝があるのでしょう。

 

 

こんな繊細でキレイな絵が作れる、人ですから、

絵筆で書くとどんな絵が描けるのかと・・・。

 

「ちぎり絵」は、いろいろな種類があるようですが、

今回は、手漉き和紙を用いて、自然・風景・風物詩を描く「和紙ちぎり絵」。

日本固有の“和”の文化を後世に つなぐことも、一つの目的とも。

これは上級者、

 

 

下絵を描き、チャコペーパー(複写面を上向き)、

和紙 (表を上向き)、型紙の順に重ねます。和紙の裏面に型を写します。

和紙の端に余裕を持ちちぎりやすいように。

絵の形に、和紙を指でちぎり取ります( 千枚通しでその線の上をそーっとなぞるテクも)

 ちぎった後、指先で和紙の形と毛羽の裏側にのりをつける。

細かなところは、目打ちで形を整えまる。

こんなことが制作の手順らしい。

こんな小品も

 

それにしても、

ざっくりでなく、繊細な絵に幾度も驚いたひと時。

筆で書かれた絵画を鑑ているような錯覚。


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