昨日の「新幹線福井・敦賀延伸1日目」は、
全県下、物凄いおお祭り、
その賑わいは初めて見るものでした。
厳寒期を休みとされていた「早朝坐禅会」、
また3月から始まり、参禅。
この時期の当地、起床の御前5時は暗い。
6時5分前に定位置に着座、すでに幾人かの姿が。
坊守さんの撞かれる6時の梵鐘、
堂内では、老師のつかれる小鐘3つ。坐禅のスタートです。
禅堂には、「お釈迦様の涅槃図」飾られ、
正面には聖僧様が設えられています。
直ぐ始まった老師のお話し。
4か月ぶりかで、坐禅の基本のお話が始まった。
(道元禅師様の説かれる「普勘坐禅儀」の解説)。
姿勢を整え、吸う息吐く息を整え、
それそれが正しく整っているがなど、気持ち・心を整える。
座って静かな世界に行く、その意識は「両手の平」に持っていくのです。
この姿勢が大切、「すなわち坐禅の要術なり」。
背すじを伸ばしその上にまっすぐに頭が乗る、
上あごの下に先舌を当て、
唇はしっかり閉じる、息は静かに出し入れする。
続いて「目は閉じずに半眼」、前方少し下を見る。
鼻息かすかに通じ、
「兀兀として坐定して、この不思量底を思量せよ」と。
そして無言の時間・・・・。
小鐘1つ(終わりの合図)。
師家、老師のザブ。
「願わくば、この功徳を持って普く一切に及ぼし、
我等と衆生と皆共に仏道を成ぜんことを」
と、回向唱えられた。
なぜか今朝の1炷は30分と短いものでした。
お土産にいただいた5色の「ねはん団子」。
今冬の雪で折損した100年は超える老木「もみじ」。