tan君の後期高齢四方八方帖

先輩諸兄が歩んだのと同じ小径を踏みしめながら、その都度感じたことを綴ります。

「 点   線 ⑤ 」

2009-01-29 09:19:25 | Weblog

§ 今回の「加齢学講座(29)」はお約束していた「ステント治療」を取り上げます。先ず「管状の金網」をイメージしてください。それが「ステント」なのですが、その管状の金網をカテーテルの先に載せて狭窄部位のところまで移動させます。ステントは折りたたまれた状態のままの金網なので、それをバルーンで膨らませて狭窄部位を拡げます。金属の網なので、血管を拡げた状態を保持してくれます。その後、バルーンをすぼめて、カテーテルを抜きます。
しかしながら、「ステント治療」の初期の段階では再び狭窄が起こる場合が多々あったそうです。折角挿入したステントに接する血管内膜に細胞増殖が起こり、それによって生ずる再狭窄が患者さんの2~3割で発生するという問題があったそうです。それを防止するために工夫されたのが「薬剤溶出ステント」で、薬剤を溶出させることによって、ステントの内部の細胞増殖を抑えるはたらきを付加させたステントと言えば御理解いただけるものと思います。その「薬剤溶出ステント」をtan君は初回の手術で、冠動脈に3本装着しました。

「 点   線 ④ 」

2009-01-26 08:30:11 | Weblog

§ tan君の「狭心症」に関する最後のレポートは昨年の8月18日でしたから、かなりの期間にわたってブランクが生じてしまいました。今までのレポートをしっかり確認しての再開です。
さて、狭心症の治療としての「カテーテルを活用した治療」の初期の段階では、①狭くなった箇所に「バルーン・カテーテル」を進め、バルーン(風船)を膨らませて狭くなっている部分を拡げ、その後、そのバルーンを収縮させてカテーテルを抜く方法だったそうです。しかし、主治医の先生のお話では、この方法は「時間の経過とともに拡げた狭窄部位が再び狭くなる」という欠点があったそうです。その他、いただいた狭心症治療法の解説書には②カテーテルの先に特殊器具を取り付けて狭窄部位をカッターで削り取ったり、③高速回転ドリルで削り取ったりする方法も載っていました。しかし、tan君の狭心症治療で施されたのは④「ステント」による治療方法で、この方法については次回に譲ります。(加齢学講座第28回)


「 飾  り  罫 ③ 」

2009-01-22 08:50:07 | Weblog

§ 医療費控除に関して、最近知った情報をお伝えします。加齢とともに「白内障」になる可能性が増しますが、「白内障等の治療に必要な眼鏡の購入費用」も医療費控除が認められています。しかし、どのような眼鏡が認められるのか、最近まで知りませんでした。この眼鏡は手術後一週間(特に夜間)手術した眼を保護するために装用するものであり、その眼鏡の購入費を医療費控除の対象にするためには、眼鏡の購入領収書の他に眼科医が発行する「処方箋(眼鏡)」の写しが必要であるということでした。
いちばん驚いたことは、対応してくださった税務署職員はかなり年配のお方でしたが、この保護用の眼鏡の医療費控除に携わったことは今までに一度もないとのお言葉でした。金額的には2500円程度であるということからか、この眼鏡の購入費用を医療費控除の対象として活用していないことを物語っています。(加齢学講座第27回)


「 飾  り  罫 ② 」

2009-01-19 09:02:25 | Weblog

§ 前回は「星」を何回かコピーして「グループ化」した後、更にグループ化したものをコピーして作ったことは一見してお分かりのことと思います。しかし、本日の「飾り罫」は描いた本人が(かなり前の作品のため)考え込んでしまいました。多分、点線・実線・点線の3本の線をサンド風にセットしたものか、それとも、太い点線を描いてその中心に細い実線を重ねるようにして描いたものかの内のいずれかしか考えられません。

「 飾  り  罫 ① 」

2009-01-15 08:10:51 | Weblog

§ あまり聞き慣れない「飾り罫」という言葉を初めて知ったのは、技術評論社出版「目をひくポスター・チラシの上手なつくり方」(H15発行)を購入したときのことで、その後のtan君のパソコンライフにはたいへん役に立っています。その本の「飾り罫」のページには「紙面の大切な部分を強調したり、全体のイメージを引き締めるのに効果的です。…」と記してあります。今のところ、この「飾り罫シリーズ」を計20回程度は投稿したいと考えています。


「 デッサン - 26 」

2009-01-12 09:15:54 | Weblog
 
§ tan君の習得している「語彙」にはないので、勝手に見当をつけて広辞苑で「くぐりもん」を引いてみると、幸運にも「潜門(くぐりもん)」がありました。潜門の正確なイメージは抱いていないので、使用が許されるものかどうか自信はありません。なお、「潜門」の手前は御住職の居住の建物であることは間違いありませんが、「潜門」の向うはその続きなのか、本堂(?)なのか、確認しませんでした。

§ 昨年11月に年齢が80の大台に乗りましたので、正確なカウントの仕方は知りませんが、今日は第4回目の「成人式」に該当するのではないかと勝手に決めて、夕食は少し豪華(?)にしようかなと考えています。なお、この歳になってもBLOGが投稿できる幸せを、心から感謝いたしております。

「 デッサン - 25 」

2009-01-08 08:51:28 | Weblog
 
§ 参道を上から眺めると、左側の高台のところには「鐘撞堂」があり、右側の柵の下には細い流れが周囲の静かなたたずまいに上手く調和しているように感じました。この坂道を手前の方に上って行くと前回の石灯篭が参道に沿って並んでいます。

「 デッサン - 24 」

2009-01-05 08:41:20 | Weblog
 
§ 「備前焼」で著名な備前市に、「アジサイ」で有名な「大滝山西法寺」(通称アジサイ寺)があります。山道をどんどん奥へ奥へと上って行くと途中に射撃場があり、車の中でも銃声音が聞こえました。その日は、もう「アジサイ」のシーズンも終わりに近かったので、10台くらいが停められる駐車場には、数台しか駐車していませんでした。坂になっている参道の周りのアジサイを愛でながら進んでいくと、石灯篭が何基も連なっていました。

「 パターン・フレーム ⑫ 」

2009-01-01 08:10:42 | Weblog

§ 本日は元旦、御家族お揃いで輝かしい新年をお迎えの御事と拝察申し上げ、心よりお慶び申し上げます。本年もどうかよろしくお願い申し上げます。(なお、本日の作品は特に元旦のために描いたものではなく、予めブログにアップロードしている画像順に機械的に投稿したものであることをお断りいたします。)

§ さて、前回までの「PAINT基本のき講座」計9講座は如何でしたか。少しでもお役に立ったとお感じいただけたら、これに優る喜びはございません。ところで、前回までの11回の「パターン・フレーム」の作品と今回のとでは、表面的には特に変わった違いはありませんが製作の過程では大きな違いがあります。それは、今までの作品は予め中央部を大きく穴を開けておいて描画をフレームの下に潜らせる方法でしたが、今回はパターン全面はそのままで、描画作品をその上に貼り付けるだけといった至って簡単な操作で仕上げています。前者は描画の「トリミング」が出来るという点でのおもしろさがあり、後者はあまり面倒な操作は必要ないというよさがあります。