帰りたい空

野ねずみ探検隊は、いつかは帰りたい無何有の郷を探して活動チュウ。
山に登り、地を馳せ、温故知新の旅記録です。

野ねずみ生活日誌 海老で鯛を釣る

2014年07月05日 16時30分00秒 | 野ねずみ作戦活動記録
7月12日が3年前に逝ったオデのオフクロさんの命日。位牌は、残されたオデのオヤジさんが一緒に暮らしている弟のヒロ殿の
家のにあるので、毎年お参りにいくのだが、今年は当日は無慈悲な会社の仕事が突っ込まれたので、一週間早いけど、本日
の作戦は、オフクロさんお参り作戦となった。
オヤジさんへの安い焼酎と、庭の野ねずみ畑でやっと出来てきた枝豆数株をお土産にして行ったところが、オヤジさん喜んで
くれて、なんと30年来じっくりと保管してきた宝物を持ち出してきて、「もって帰れ・・・」。
表題画像のコニャック、カミュ。オヤジさんが手に入れた時が30年もので、それから優に20年以上経っている代物だ!。
まさしくこれが、”海老で釣った鯛”なのだ。


これが、鯛の餌の一部。野ねずみ畑のエダマメ。出かける直前に、朝取りで収穫。まさかそんなものが釣れるとは・・・!。

 
弟、ヒロ殿の家には11時半前に到着。早速お参りした位牌の横に、オフクロさん生前の詩がそっと置いてあった。懐かしいなー。

                            
遺骨を預けているお寺さんに、皆で参拝して、昼ごはんを久しぶりの顔ぶれで食べて、オヤジさんのおごりだった!。
ご馳走さまー。

 
これが、”鯛”。50年以上経過したコルクはうまく抜かないと中に崩れて台無しになるのだ!。
そーっと、そーっと・・・成功!。ちょこっとだけ味見・・・、ハァ~・・・すばらしい香り・・・。
透き通るような、しかし情熱に似たものが口の中に広がり、自らの出生と熟成を主張して喉の奥へ滑り落ちる。
きちんと備え付けの栓を閉めて、レン猫参謀長に報告。オヤジさんが野ねずみベースに遊びにきたら、一緒にに飲むのだ。