ヒメカマキリ科のヒメカマキリ Acromantis japonica
津市美杉町の大洞山。草原の真ん中に木杭があって,その天辺にヒメカマキリがいた。ヒメカマキリはカメラから身を隠そうとして丸い杭の裏側に逃げてしまう。それを追いかけて,杭の周りを何周も回らされた。
新訂原色昆虫大図鑑Ⅲによると,ヒメカマキリは体長29~35㎜。緑色または緑褐色の小型種。前胸背はかなり細長く,側角部もかなり突出。前部は後部の約1/2。やや山手の潅木上などで発見せられる。日本固有種。」
この日は曇り空で,山の空気は気持ち悪いほど静寂であった。むろん昆虫たちの姿もほとんど無かった。
2011.10.24