カミキリムシ科のヒトオビアラゲカミキリ Rhopaloscelis unifaciatus
体長8ミリほどのカミキリムシが病院の網戸の外側に居るのを見つけた。4階の病室なので外に出ることは禁止されている。
私の担当看護士がやってきたので,あの虫を何とか手に入れることは出来ないものかと相談したら,彼女は窓を開けて,身を乗り出して捕まえてくれた。
図鑑で調べると,ヒトオビアラゲカミキリと分った。ルーペで見ると,体中に毛が生えていて,黒褐色の小さな紋が翅に散らばっていて,それらがとげとげしく見える。アラゲの意味が納得できた。
原色日本甲虫図鑑(Ⅳ)によると,「5~8月,温帯樹林帯を中心に広く分布し広葉樹の伐採枝に集まる。」とある。
それにしても,こんな高い所まで飛んでやってくるとは。カミキリムシの飛翔力の高さに驚いた。
虫を怖がらない担当看護士さんに感謝。
2010.5.20
教えていただきありがとうございます.
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