11月27日(水)
大塚製薬(株)國岡 幸治さまより
≪緑内障薬物治療(特に配合点眼液について)≫
の勉強会がありました
主に
●(緑内障の原因)どうして視神経が傷つくのか?
●緑内障の視神経と見え方のイメージ
●なぜ緑内障は気づきにくいのか?
●眼科でできる緑内障の検査《早期発見・早期治療のために》
●大切なのは治療を継続すること
そして点眼について学びました
PG関連薬(ビマトプラスト・ラタノプロスト)が緑内障や高眼圧の方への第1選択薬として位置づけされている。(原則として単剤での治療を優先)
PG関連薬で眼圧下降の目標が達成できない時にPG製剤+追加薬
種類が増えての問題点
何種類かを組み合わせて使う場合、追加する度に点眼の本数が増えるため、例えば4剤使用しているとして、(1本をさす間隔を5分あけている状態)単純計算で4剤=30分かかる。
年齢につれて点眼するのが苦手。高齢者だと介助者に点眼をしてもらう場合もある。
そこで
患者さまの負担を少なくしてあげたい
ということで、配合液だと1本の中に2種類の点眼が配合されている為、本数を減らすことができる
大塚製薬さまのおすすめ
ミケルナ配合点眼薬
○世界初の1日1回の製剤同士の組み合わせ(1日1回の点眼で済む)
※昼間に効く製剤が入っているため、朝1回の洗顔前を推奨
(ライフスタイルに合わせて夜でもOKとの事)
○副作用が少ない
○薬価が安い
○扱いやすいボトル(持ちやすく転がりにくく開閉が容易)
○キャップを閉めた時にカチッと音がする
○容器自体が遮光の容器なので遮光袋がいらない
私いち個人の感想としては2つの薬を1本で、それも1日1回で済ませられるのは助かりますね
一生付き合っていく病気だと思うので、副作用が少なく、薬価が安いのも助かります
じかに容器を触らせてもらいましたが、少しの力で薬剤が出ましたし、キャップを閉めた時に音がなるのは、高齢者の方や視力が落ちた方には最適だと思いました
その次にスタッフの高橋・梅野からの勉強会
≪インフルエンザ≫について
●インフルエンザの症状
●インフルエンザとかぜの違い
●インフルエンザの検査
●インフルエンザの治療
●家族がインフルエンザにかかった時の注意事項
●インフルエンザの診断から登校・出勤を再開するまで
といった内容を学びました
当院では先週の金曜からインフルエンザの方が出ています
市内の学校では学級閉鎖の所もあるようですね
高熱、全身のだるさ(倦怠感)、食欲不振、頭痛、関節痛、などの症状の時はインフルエンザを疑って、早めの受診をお勧めします
周りにインフルエンザの方がいる方や症状が当てはまる方は、受付する際にお申し付けください。
德永