辛口の中にも愛を!!ビデオグラファー愛

赤ちゃんから皇室を撮るカメラマン
そんな自身の創意と意志を伝えるブログ

ピコ太郎PV 予算が有ろがが無かろうが、この撮影が無いなーと強く感じる。なってない。

2016-12-02 07:06:47 | 映像
写真 ビデオ撮影を担当するカメラマンとして
ピコ太郎氏のこのシーンを観て、違和感がある
カメラマンがどれだけいるのだろうか、と、問いたい。。。

問題のシーンの1シーンがこちら。。。



この撮影とライティングを含めて、背景も趣旨も賛同できる。

で、私は何が物申したいと言うと、
「メガネの反射と映り込み」が非常に残念で仕方ない。

白ホリゾント スタジオを使う上での、
一番、犯しやすいNGポイントであり、メガネを含む
小物撮影に置いて、肝心な「目線」が画面上で不鮮明なのは
芸人としての面白みが感じられない。

ただ、白ホリゾントのスタジオで、芸人を立たせて
正面からピントを合わせて撮影しただけ。

まぁ、本当にカメラマンが撮影したか否かは確認していませんが、
お笑いを分かるプロデューサーやディレクターも同じ意見だと思うし、
実際、私が関わってきた、トークライブのビデオ収録でも
目線が隠れない、映り込みが無い撮影に心げけてきた。

それだけに、目力が面白さでもある「ピコ太郎」氏の
面白みが隠れてしまい、私としては悲しい。

映り込み対策もいろんな処置で防ぐ事ができる。

今回の指摘では、45度メガネを用いているので、
常時、床の「白」色がう写り込んでいる。

これは、メガネのガラス部分の特性であるが故の事で、
反射が無いようにするには、

ガラスを抜く

ガラスが反射しないタイプのメガネに変える

白が反射しないように、見切れギリギリに、黒色の暗幕で
反射を防ぐ

と、撮影を知らないと陥りやすいのである。

ただ、人物を明るく照らすなら、言葉は悪いが
スタジオマンでもできる事であって、
カメラマンなら、この程度の映り込みなら
もう少し配慮すべきかと思う。。。

と、知り合いだったら、どうしようかと、内心ドキドキではあります。

世の中、「白いレフ板」のイメージがあるけど
そんな反射を防ぐ「黒のレフ板」というものも存在する。

白の反射は明るくなる、ただし副作用もある。

「明るなるぶん、表面の質感が甘く感じる」、
あえて、黒レフも交えて、表面を黒く〆るのである。

自分もメガネをしているので、自然とメガネの位置や反射には
注目してしまう。

白色の映り込みがなければ、もっと、印象も違うように受け取るが、
こんなシビアに考える私は、異常なのだろうか。。。

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