猫弁シリーズ最終巻。
前巻の『猫弁と少女探偵』では、未回収の伏線があり、中途半端な感じがしましたが、最終巻でみごとに回収されています。
ご近所の猫が関わるゆるゆるな事件を解決する猫弁こと百瀬太郎ですが、今回の相手は、青い目の魔女、米国屈指の国際スパイです。
いきなり、世界的な大物を、検事役として有罪にするべく戦いを挑むことになります。
裁判官も、出来レース(無罪)とするようにもくろむ中で、百瀬太郎は有罪を勝ち取ることができるのか。
また、婚約者亜子と無事、結婚できるのか。
行方不明の母との再会は?
すべての辻褄が合うとき、猫弁シリーズ特有の、こたつの上の猫のようにまあるくおさまるのです。
猫弁シリーズ最終巻となっていますが、このあとも、シリーズはつづくのでした(笑)。
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