むぎわら日記

日記兼用ブログです。
野山や街かどで見つけたもの、読書記録、模型のことなどを載せております。

『マインドコントロール』岡田尊司 (文春新書)

2022年07月31日 | 読書
先に読んだ岡田尊伺氏の『パーソナリティ障害』が面白かったので、もう一冊読んでみました。
マインドコントロールという言葉はオウム真理教事件から一般的になったように思えます。
心理学の世界では昔から研究されてきており、かなり暴力的に洗脳する方法までとられてきました。
精神的・肉体的に極限状態まで追い込んで、人の意志と関係なく思想をコントロールしたり、電気ショックや薬物を使うこともあったようです。
また、そうなった人を元に戻すことも研究されてきました。
こう書くと怖いことのように思えますが、自分が自分をマインドコントロールすることにより、やる気を出したり、努力を続けたり、人前で緊張を解いたりすることにも使えます。
また、精神病の治療などにも使われたり、むしろそのために開発されたマインドコントロール法もたくさんあるわけです。
そんな歴史を豊富な事例を元に紹介しています。
いたずらに危機感を煽ること無く中立的な立場で書かれているので、岡田さんの本はおもしろいです。

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ザトウムシ

2022年07月30日 | 小さな自然
今年のザトウムシは葉の上によくいるように感じます。
いつも、土の上にいるイメージがあるのですが、気のせいかもしれません。
それにしても、面白い形をした生物です。
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『不夜城』馳 星周(角川文庫)

2022年07月29日 | 読書
新宿歌舞伎町は、世界屈指の歓楽街。
そこはアジア人たちが、それぞれの派閥で富を奪い合うジャングルのようなところです。
そんな中で、一人で生きる半々(台湾人と日本人のハーフ)が主人公です。しかも、金も地位も仲間もいない臆病者で喧嘩も強くない。そんな彼が、歌舞伎町で生き残ることが出来るのか。と言った具合の話です。
いろいろ策略を巡らすのですが、彼より一枚も二枚も上手の老練な手練れたち相手にうまく行くわけがありません。
裏切りに裏切りが産まれ、最後までどうなるか解らないところが売りの小説です。
読んでいて思ったのが、ドキュメント『浮浪児1945年』を読んだとき感じた閉塞感と同じ雰囲気でした。主人公の行動範囲が狭い。歌舞伎町の中とその周辺しか頭の中にないのです。
そんなところで、中国や台湾、上海、韓国、フィリピンなどからの組織が動いているのだから、狭さが一段と狭く感じて息苦しさを増す効果になっています。
これを読むと、混沌とした社会で、自分が生き残るニッチを懸命に確保する姿を見ることになります。
最期に、ほんとうに狭かったことが思い知らされることになります。

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ヤマトウバナ

2022年07月28日 | 小さな自然
可愛い小さな花です。
ひっそりと咲いていました。

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クルマユリが咲いた。

2022年07月27日 | 小さな自然
クルマユリの蕾。
下の方から咲いていく?
満開になるとこんなに豪華。
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『オカルト』森達也(KADOKAWA)

2022年07月26日 | 読書
幽霊、超能力、UFOなど、科学では証明できない不可解な現象を追うドキュメンタリーです。
それらは、視界の端に見えたと思って凝視すると見えなくなるような現象でもあります。
撮影前のリハーサルではうまくいっていたことが、カメラを回すと途端にうまくいかなくなったり、通常では考えられない確率で当たっていたものが、通常では考えられない確率で外れだしたり、不可解なことが起こります。
自分のパフォーマンスはトリックだと公言する者もいれば、それより鮮やかにことを運んでしまう者もいたりとつかみ所がありません。
ほとんどは、インチキのようですが、インチキと思われた方が幸せだと思っている者もいたりするのです。
半分、アホらしいと思って暇つぶしで読んでいるようで、中には本物が混じっていても不思議じゃ無いと思う自分もいます。
ほんとうにオカルトは捉えどころがありません。

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ミヤマクワガタ(メス)

2022年07月25日 | 小さな自然
今年、3頭目のクワガタに会いました。
ミヤマクワガタの雌です。
メスだけど、前の2頭のスジクワガタ(オス)より大きい体をしていました。
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角田山(稲島コース)夏 ~登頂200回メモリアル~

2022年07月24日 | アウトドア
事実上の梅雨明け。
昨日までの嵐で道が荒れていました。
角田山200回目のメモリアル登山になりました。
2008年5月10日に1回目を登って14年かかりました。
そのとき登ったルートを同じ稲島コースを上ることにしました。
海の日なので、9合目手前から望める海の写真を載せます。
この辺で、暑さでへばって長時間休憩を取ってしまいました。
しかし、体が動かない糖質欠乏状態になってしまったので、おにぎりを食べて体力を回復しました。
いつもの観音堂よりの風景。
早生のイネはもう出穂期を迎えています。

ヤマユリ、クルマユリは見ごろ。

オニヤンマ、モンキアゲハ、アオスジアゲハ、キアゲハ等。
オニヤンマは、9合目にたくさん飛んでました。(写真の左下あたり)

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『ガリバー旅行記』ジョナサン・スウィフト (角川文庫)

2022年07月23日 | 読書
子供の頃、紙芝居や絵本などでコビトの国で磔にされたガリバー船長の絵をみたことがある人もいるのではないでしょうか。
コビトの国から帰ったガリバーは、巨人の国、天空の国ラピュタ、馬の国などに行くことになります。
ちなみに途中で日本に立ち寄るエピソードもあります。
描写も細かくリアルでそれだけでも楽しく読めました。
また、ラピュタや馬の国でのエピソードには現代社会の問題点などを見越したような話もあり、超越した想像力を感じさせられました。
死なない人間が産まれる国があり、その人たちの苦悩は、高齢化社会の今では誰も言えない問題点を鋭く突いていると思いました。

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ステルスセミ

2022年07月22日 | 小さな自然
コンクリートの壁にニイニイゼミが留っていました。
完璧な迷彩で隠れたつもりでしょうが、わたしの目はごまかせません(笑)

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