打倒!破廉恥学園(改)

ブログのお引っ越しです。旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと書き散らかすブログです。

SNKさんごめんなさ~い!(←通じず)

2014-08-06 20:07:37 | 徒然
今までマンガ業界最大の不祥事と言えば「燃える!お兄さん」の用務員事件だったけど、これは多分……その上を行く不祥事!!

スクエア・エニックスが出版している「月刊ビッグガンガン」連載のマンガ「ハイスコアガール」は、ラブコメを絡めながらも90年代のゲームネタを散りばめた作品で、主人公の少年と同じように格ゲーに嵌っていた私としては非常にノスタルジーを覚えるものでした。

そんな内容なので当然、作品内には実在のゲームが登場します。ところがスクエア・エニックスがSNK(現在はSNKプレイモア)に許可を得ず、ゲームをマンガに出していたのです。おまけに単行本の最後にはCマークまで付けてSNKプレイモアの名前を出していたのです。

確認したら本当にそうしてやんの。いや、Cマークは別に許可を取ったよという印ではないのですが、少なくとも私は許可を取ったと思ったよ。だって「Special Thanks」なんて書かれていてその下にゲーム会社の名前がズラズラと出ていたら、誰だって許可を取ったって思うじゃないか。

しかも去年、アニメ化が決まって、映像製作会社がSNKに問い合わせて初めて無許可が判明したっていうんだからたまげる。そして告訴。さらにはスクエア・エニックスの本社に家宅捜索と来たもんだ。フツー、こんな事件で家宅捜索なんてされるかね。元々はゲーム会社だから出版関係には疎かったのかもしれないな。

こういうのって作品内に既存のゲームが登場するってわかったなら、そのマンガの編集者が許可を求めるものと思っていましたがね。というかSNKだけじゃなくカプコンのゲームも登場するけど、カプコンには許可を求めていたのかしらん。もしそうなら舐められたもんだな、SNK。

永井豪の「けっこう仮面」には毎回、他作品のパロディキャラが登場しているけど、けっこう仮面におっぴろげジャンプされてやられる際に「○○先生(元ネタになった作品の作者の名前)ごめんなさ~い!」と叫んで終わっていました。あれはおそらく許可は取っていないんじゃないかな。昔だから許されたことかと。まあ、今回はパロディじゃなくその作品まんまだからあまり関係ない話か。

「ハイスコアガール」どうなっちゃうんだろう。せっかく売れてきてアニメ化も決定していたのにな。下手したら回収されて絶版……?

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