楽しい老後を求めて

高齢者の生き方を模索した日記風です

冬の俳句

2005-11-30 14:28:23 | Weblog

雪の俳句

雪変と耶蘇名ルカを身に着けし  静塔

しんしんと柱が細る深雪かな  純夫

雪国に子を生んでこの深まなざし  澄雄

雪原の赤きサイロのロシア文字  鉄之助


今朝から雪降りだ。積もるくらいではない。車の運転には細心の注意が必要

だ。妻が昨日誤ってホテルの鍵を持ってきてしまったので早朝帰しにいく。

大会を終って家に帰ってから気がついた。フロントに返すつもりで部屋

から出たが朝食後、早く8時からのプレーだったので、そちらの方に気が

いって、つい忘れたらしい。しかし、やはり歳のせいと思う。

昨日の優勝決定戦の反省をしてみる。やはり技術の差が出た。白球だった

ので第3ゲート近く球を配置した。しかしダブルタッチのセッテングがなかなか

出来ず攻撃の機を失した。今後この技術練習に励むことだ。


紅葉祭りゲートボール大会

2005-11-29 18:26:11 | Weblog

温泉ホテル主催「紅葉祭りGB大会」に28.29日参加。

28日は9時よりプレー。30チーム。約180名参加。5チームに分かれて

総当りリーグ戦によりAクラスとBクラスに選別。我チームは残念ながらB

クラスに決定。夜、ホテルで懇親会。アトラクション付き宴会。大広間で

楽しく過ごす。29日は早朝バイキングの朝食。8時よりABクラスごとに

5チームごとに分かれてリーグ戦。その後、上位チームによるトーナメント

戦。我チームは善戦しBクラス準優勝。賞状並びに沢山の賞品を貰う。

全試合終了は16時半。我チーム構成は男3女2の5名。交代員なしで

苦しかったが頑張った。


庭の花木(117)

2005-11-27 08:22:56 | Weblog

山茶花(2) 11月7日。以前に一輪写したときは薄いピンクがかって映ったが今回は別な角度から写してみたら、実物どうり白く撮れた。前回は何かの色の反射が加わった結果ではなかろうか。毎日次から次と咲きつぎ楽しんでいる。昨日も雀蜂が一匹来ていた。気づかずに花に触れて脇を通り、羽音に気づいて分かった。危ないところであった。刺されたら大変だ。以後注意して脇を通る。莟がまだ沢山付いている。
俳句

山茶花は漱石の花一枝折る  時彦   山茶花の散りしく木の間くらきかな  万太郎

雨降りだ。一雨ごとに冬ざれていく。「紅葉かつ散る」という季語があるが当地はまさにその時期だ。秋はやはり寂しい季節だ。近頃は晴れていても、めっきり花虻や蜂の数も少なくなった。間もなく雪も降り続くだろう。金魚も陰に入ってあまり姿を見せない。昨日はやや暖かく2匹姿を見せたので餌をやる。あまり食べない。
最近ICレコーダーを買う。録音するのに極めて便利だ。手の平に入るサイズだし、巻き戻しもいらない。録音時間も最大60時間と長い。詩吟の練習にも使っている。明日は早朝にゲートボール大会に出発の予定。

庭の花木(116)

2005-11-26 06:54:05 | Weblog

 11月6日撮影。葱畑のほとり バックは奥の庭の立木。この菊も殖やしたい種類だ。
俳句
晩菊や尼の机の細絵筆  誠  盛んなる菊の面影残りけり  虚子

残菊のなほはなやかにしぐれかり  草城  晩菊は地に伏し易し起しけり  敦

風は強いがよく晴れた。今年は紅葉が遅くまだ所々で見れる。寒くしないように厚着をしているのだが、感冒にかかり医院で薬を貰ってくる。昨日の午後はゲートボール。近く2日連続の大会があるのでそれに備えて、何時もより細心の心構えでプレーをする。心理的には堅くならないことが大切だ。堅くなると不思議なもので結果は悪い方に即ち逆に出る。望む気持ちと結果が逆に出るとは面白い現象だ。自分の身体でも願望だけでは制御できない。神様は少々意地悪らしい。神経のコントロールが乱れ、したがって動作がぎこちなくなりボールの中心を打てなくなる。だから失敗してもヘイチャラと、高をくくり開き直ると成功する。すなわち神様の裏をかくのだ。そもそもプレーそのものを最初からリラックスし楽しんですることだ。勝敗の結果はそれな付随して出るものだ。勝つことを第一義に考えてはならないというのが私の信条だ。楽しんでプレーしてこそ心身の健康に良いのだ。今回は、キャプテンをベテランに頼んだので、私は一プレーヤーなので特に気が楽だ。

庭の花木(115)

2005-11-23 07:54:04 | Weblog

紅葉(ブルーベリー)

11月6日。台所の裏 葡萄棚の下。実は栄養価があるし紅葉が美し

いので植えている。棚の下なので伸びないので、移植したいと考えて

いる。

俳句

紅葉焚くことも心に本を読む 青邨 

青空の押し移りゐる紅葉かな  夏山

わが旅の紅葉いよいよ濃かりけり  年尾

紅葉せり何もなき地の一樹にて   静塔

昨夜は吟詠会例会。課題吟の練習。師範より自信をもってもっと大き
な声を出すようにとの指導を受ける。尚、來月忘年会をささやかながら
開催することを決定。そして20日は吟納めの予定。
ヤーコンをほりあげた後にニンニクを植えた。里芋もほりあげる。
ささやかな収穫であるが、1年の苦労の成果なので愛着があるので
美味しく感じる。今朝は栗落ち葉と菊の枝を焚く。

今日の読書 「エミール」ルソー著。(岩波文庫)

若いとき読んだ本だが働くのに精一杯だったので、上滑りの読書をし
てきた。あらためて古典を読んでいる。若いとき気づかなかった文章に
感銘を受けることが多い。ルソーの教育論、そして人生論である。現代
の家庭、 そして親子関係を考える時、今でも指針に富む一書ではない   のだろうか。

 


 

 


 


庭の花木(114)

2005-11-21 11:46:12 | Weblog

人字草(2)

2回目だがこの前より咲きそろった。花期の長い花だ。


今日は昼からこの前の地区老文化祭の反省慰労会を地域の公民館で開催。

12名出席。女性が多いので賑やかだ。今後も張り切って文化活動に

取り組むことを誓った。後は昔話に花が咲いた。こんなところがやはり老人

クラブらしい。未来より過去の話に花が咲く。女性が多いのでアルコール抜き

で楽しい一時を過ごした。缶ビールは誰も封を切らず、持ち帰りとなった。


庭の花木(113)

2005-11-20 13:52:10 | Weblog

錦木(3)11月4日。以前にも写した木だが、なお紅くなった。現在ほぼ散りつくす。
紅葉の俳句(2)
月に寝て夜半きく雨や紅葉宿  素十  わが旅の紅葉いよいよ濃かりけり 年尾

唐紅葉わが体温と同じうす みどり女  障子しめて四方の紅葉を感じをり 立子

今日も寒い日だ。雪もときたまちらつく。厚着をして庭に出て妻と二人でゲートボールの練習をする。動くと暖かくなる。今日の朝日新聞を見ると、ある大学の先生が家庭で見る「脳科学の本」を15冊推薦していた。皆が関心を持っている時代らしい。私が持っているのはそのうちの1冊、ピンカー著「言葉を生み出す本能(上下)」のみで以外に少なかった。昨日取り上げた「快楽の脳科学」副題、「いい気持ちはどこから生まれるか」を読み続けているが、これも良い本と思う。道徳的に反社会的にならず明るく生きるにはどうあるべきか考えさせられる本だ。麻薬中毒になる過程、うつ病の仕組み、不快感、恐怖感、パニック障害等、脳科学的に幅広く解説している。東大の人文科学博士課程を終了後、動物の脳への薬物投与実験等異色の過程を経た医学博士で、幅広い視点を持った学者による著書である。まだ半分ぐらいしか読み進まない。

庭の花木(112)

2005-11-19 10:07:26 | Weblog

冬椿 11月17日撮影

俳句

海の日に少し焦げたる冬椿  虚子   つくばひの少き水や寒椿  王城

一つ咲く冬の椿を切りにけり  風生  夕月やひそかに咲ける寒椿 草城


一昨日初雪が降った。それ以来やはり寒い。昨日の午後石油を購入。18リットル、
1100余円。昨冬よりずっと高い。
今日午前中、吟詠会教場長合同会議。議題は、市民芸術祭出演の反省。
18年度の行事予定。さしあたり2月に4教場合同研修会(終了後懇親会)開催を決定。新年吟初め会は各教場毎の開催とする。

今日の読書 「快楽の脳科学」広中直行著 NHKブックス刊。

著者は専修大学、心理学科教授。専攻は神経精神薬理学。長らく動物実験

の仕事をしてきた。著者は「今までの心理学は苦しみ、悩みのみを取り上

げてきた。社会がそのような苦難の時代であった。」としている。

私はブログのタイトルを「老後を楽しく」としている。真面目な意味の快楽と

はとても大切なものと思っている。この本は私の意に添った著書だ。快楽

感覚は脳のどのような作用で起こるのか、また感情は生物学的にどの

ような意味を持つものだろうか等、極めて学問的な脳科学の本である。


 

 


 


 


庭の花木(111)

2005-11-18 13:56:09 | Weblog

満天星(どうだん)紅葉 
11月5日写す。しだれ桜の下。蕗畑の右。今年移植のため葉数が少ない。
紅葉の俳句(1)
山彦のわれを呼ぶなり夕紅葉  亜浪    紅葉折る木魂かへすや鏡石  普羅

霧淡し禰宜が掃きよる崖紅葉  久女   夕紅葉とみに水音澄みわたり  花蓑

午前中、当クラブ、保健センター共催「物忘れ予防教室」の第5回(最終回)の開催日であった。23名の出席。今日は特別に野外研修ということで、市のバスに乗り、市博物館見学、物産売り場「農協の母ちゃんハウス、だあすこ」にて買い物、最後に保健センター見学、昼食そして帰路、散会となった。今までと違い、リラックスし楽しい半日であった。楽しむことも、「予防」にとって大切な実践事項の一つである。ひるごろから小雨が降ってきた。

昨日「方法序説」読み終える。おかげで「脳内現象」で茂木がデカルトについて、いっている意味が理解できた。「我思う故に我あり」の「私」からの出発。「第2のデカルトを目指しての学問的回転」。著者が脳に対する新しい見方に挑戦している意気込みを感じる。「クオリア」そして「意識」は興味あるテーマである。

指の運動、そして楽しむ為にギターを弾く。少し指が痛くなった。休憩。

庭の花木(110)

2005-11-16 13:13:47 | Weblog

錦木(2) 10月27日撮影。奥の庭 前に写したのと違い、この木は実がなっている。隣家との境に近く日が当たらないせいか、または寒さが強くないせいか、今紅葉が始まりだした。前に写した木の紅葉は半ば散っている。

昨日。午前は大根を越冬に備えて畑に埋めた。葉は出しておく。こうしておけば凍みない。いろいろ真冬に備えをする季節だ。今年は庭に来る冬の小鳥が少ないようだ。近くの愛鳥の会の会員に確認したら、「確かにそうだ。暖冬のせだと思う」とのことだった。2回目の柿とりをし、焼酎をつけて渋抜きをして、発泡スチロールに密封した。木守柿として5個ほど残した。今日見たら早速鳥が突付いた跡があった。

今日の読書「方法序説」デカルト(岩波文庫)

昨日取り上げた茂木の「脳内現象」を読むと、エピローグのタイトルが「第二のデカルト的転回へ」となっている。そこでデカルトの真理を求める姿勢に触れ、「私たちはもう一度デカルトにらなければならないかもしれない。」と。本書は、脳科学の研究のため、来るべき第二のデカルト的転回のきっかけになることを目指して書かれたとしている。
そこでこの新刊書を理解する為に、もう一度「序説」を読み返してみようと思った。今日は第一部のみ読んだ。