わんわんらっぱー

DIYやオーディオから社会問題までいろいろ書きます。

仕事がない世界

2016-03-18 13:40:14 | DIY
1.技術革新による効率向上
 米国では今世紀に入ってから効率は向上しているが、雇用が増えていないそうだ。IT革命は連綿と継続している。今後、より一層の電子化や物流の効率化が進めば、雇用は更に減少していく。IT革命の本質とは雇用削減に他ならない。
 ネット通信網の高速化により、テレビ会議も実用的になってきている。電子メールや映像通信を使い、人の移動を減らすことができるようになった。
 「日経ものつくり」という業界雑誌がある。個人では全く役に立たない業務製造機の雑誌だが、読んでみると驚く。1人で48台のネジを製造するNC旋盤を24時間稼働させ、不具合があると自動で通知され、担当者が手当するという具合である。戦時中の勤労動員の頃は1人で一つの機械を動かしていたが、今は自動化や省力化が極限まで進んでいる。

2.電子書籍、電子情報化
 私はiPad airやKindle HDXやパソコンで本を読む機会が増えた。蔵書も殆ど電子化した。本を買うにしても、Amazonマーケットプレイスの中古を買うか、Kindle化したものを買っている。
 ネット社会においては、何かを専門に研究しているのでなければ、取り立てて新しく本を読む買う必要すらない。被曝の問題だけは自分の生命維持に関わっているので、調べているが、他の題材はあまり関心がない。
 Amazonでは10円セールをやるときもあるし、無料のマンガもある。青空文庫系で古い本は無料で読めるし、英語が読める人は英語であらゆる文献が無料で公開されている。
 ネット上で注目すべき情報があれば、自分でまとめてブログに掲載すれば良いし、通俗的な事はまとめサイトがあるので、まとめる必要すらない。
 そうなると、学生や研究者は別として、結局は部屋から本が消える。
 大手の新聞はデスクという名前の検閲者がいて情報統制を行っている。戦前にように「政府にとって都合の悪い」情報を統制しているのなら、さしたる害悪はないのだ。実際には「米国策」に基づいた有害な情報をバンバン垂れ流す。新聞購読者はお金を払って自分の首を締めている。中長期的に見て新聞契約者数は減少する一方だ。
 iPhoneを筆頭とするスマートフォンの普及で、スマホですべてをやりくりする人も増えている。パソコンもオーディオも不要という訳だ。家電が不振なのはスマホの普及も関係している。スマホが情報統合装置として、機能しており、昔ながらのパソコンやオーディオ装置がなくても、不自由しない時代となっている。


3.プロスポーツは必要か?
 警視庁が作ったポスターが奮っていて、現役時代の清原がバットを振っている写真に
「覚醒剤打つのを止めて、ホームランを打とう」
というキャッチコピーが付いていた。
 野球賭博が喧伝されているが、清原覚醒剤使用逮捕で噴出した週刊誌情報では巨人軍では覚醒剤の使用が常態化していたというのである。
 プロスポーツというのは極端な格差社会で、一部のトッププレイヤーが巨額の利益を得るが、その他のプレイヤーは同じような作業をしていても、雲泥の賃金格差がある。
 野球・サッカーなどのプロスポーツは、この人間社会に必要なものとは思えない。
プロスポーツがこの世から消えても、日常生活になんら支障はない。むしろ、スポーツ観戦とは、GHQスリーS政策を通じて、愚民化を促進する意図があるのだから、消えてしまった分、人民が主体的、能動的に情報を探るようになり、むしろ有益である。
 ちなみに、カダフィー大佐統治下のリビアではプロスポーツは禁止されていた。カダフィーはプロスポーツの有害性を見抜いていた。


4.人より競争馬の方が価値がある
 福島県郡山で競走馬を飼育している牧場では、311以後すぐに飼料の海外調達や除染作業が行われた。つまり、億単位の価値がある馬は人よりも放射能禍対策の必要度合いが高かったのである。
 競走馬に億単位の価値をもたらしているのは、競馬に狂って散財している賭博狂の連中の資金である。人民から競馬という賭博を通じて、ほぼ一方的に搾取する仕組みである。当然、賭博狂人民よりも競走馬様の方が経済的価値は高く、生存の権利は競走馬の方が優先される。
 パチンコを含む賭博全般が本来不要である。富の偏在を発生させ、個人の不幸せを増大させ、社会を不安定化させる。


5.流通直販革命
 私はティッシュもトイレットペーパーも外用薬も野菜も果物もネットで買っている。そのほうが安いのである。いちいちちまちま小分けしたものを買うのではなく、ダンボール単位で買う。小売店を介さないので、運送や小分けの労力を削減できる。
 個人のサンデードライバーは殆どの車利用は買い物だろう。買い物がネット直販となれば、車の必要度は減少する。車の依存度が低い地域に居住している人なら車を売却してしまうことも選択肢に入る。
 ネット直販の流れは今後ますます強まる。311以後、一部の食料品は値上がりしたが、ネットで買えば、そこそこ安い値段で買えたりする。このことに気がついた人は、ネット購入へ向かい、以後地元の商店で物を買うことはなくなる。


6.脱地元商店街
 外食は人と会うとき以外はしない。散髪は1080円床屋で十分であり、白髪染は自分でやっている。白髪染も2剤を混ぜるタイプを必要な量だけ出して使い、1組で数回分を賄っている。部分染めを行えば、散髪の間隔をかなり伸ばせる。
 クリーニング店も利用していない。背広やコートは2重網に入れて「合成洗剤+炭酸ソーダ」で洗う。衣服に放射能が付くので、洗濯の頻度は高い方が良い。
 本屋は電子化の流れゆえに行かない。ブックオフの100円コーナーすら行かなくなった。
 家電はネット通販で買う。業務で使う消耗品もネットで買っている。
 地元の店で利用するのは業務スーパー、ダイソー、ビバホームである。その業務スーパーですら、買うのは納豆・もやし・麺類だけとなった。他の食料品はネットで買っている。
 DIYをする上でビバホームとダイソーは有用である。ネット販売はタイムラグがあるので、緊急で必要な物が判明した場合、店頭に商品が置いてある小売店は便利だ。


7.脱イエローハット
 イエローハットでブレーキシューがまだ使えるのに、交換されてしまった。目視確認しなかった私が悪いのだが、脱イエローハットに向けて対策を行った。
 カースロープを使い、オイルやエレメント交換を自分で行うようにした。タイヤ交換はタイヤをネットで注文し、知り合いの工場で交換して貰っている。
 フォークリフトやスクーターは自力でタイヤ交換している。
 車検は当然ユーザー車検である。


8.健康維持
 仕事などで怪我をした場合は別として、基本的に医者には行かない。医者に行かないで済むような食生活を営むように努力している。動物性蛋白や砂糖を摂らず、根野菜を積極的に摂取する。
 私は動物性蛋白摂取を控えるようになって、鼻炎がかなり収まった。花粉症も軽微である。花粉用はスギ花粉についている化学物質や放射能の対して、体が抗原抗体反応を(antigen-antibody reaction)示すことによって発生する。動物性蛋白が慢性疾患などの膠原病やアレルギー反応の原因となっている可能性は高い。
 どこか筋肉痛や神経痛の場合はホッカイロを貼って、代謝を促進して治す。あまりに痛い時は冷湿布を貼るか、塗り薬の鎮痛薬を使う。夏場はホッカイロの値段が上がるので、冬場に「越夏」できる分、ホッカイロを大量購入している。ロキソニンなどの湿布は筋肉痛には効果があるが、神経痛には効果がない。ホッカイロはまんべんなく効果があるが、効きが遅い。場合によっては数日間かかる。


9.DIYで支出を抑える
 ペンキ塗り、電設、パソコンメンテ、機械修理、自動車修理などを自分で行って支出を抑える。工具類などが必要だが、一度買えば、使用頻度も低いので、長期間使える。
 パソコンは進化が遅くなり、停滞気味である。MicrosoftはSKYLAKE以降はWindows10しかサポートしないと宣言している。仕事ではHaswell+Windows7の時代が長らく続くと思われる。


10.仕事は減る一方
 本当に必要な財やサービスを吟味すれば、支出を抑えられるし、環境負荷も低減する。日本は1980年代以後、不必要な産業が増えた。その結果、輸入エネルギー量や輸入農作物が増えた。
 不要な産業が淘汰されれば、確かに雇用は減る。しかし、輸入も減るので、以前ほど遮二無二働く必要は減るはずだ。
 政府はオリンピックや町おこしなどで、無駄なイベントを乱発して損耗を増大させている。個人でも法人でも持っている労働資源や財貨を生産的な方向へ振り向けなければ、淘汰されてしまう。無駄な損耗を避けて、効率や質の向上のための絶えざる努力が必要だ。

(参考)
クローズアップ現代 “仕事がない世界”がやってくる!?
http://www.asyura2.com/16/hasan106/msg/583.html


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