タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

サルメンエビネの咲く山で

2017年05月19日 | 山歩きから
    

仲間たちとの山歩き、今日は市間山から立岩山の稜線を歩いてきました。

この稜線は、近郊では珍しいご覧の通りの「緑のトンネル」が1時間も2時間も続く稜線です。

その緑のトンネルを歩くのが今日のメインテーマではなくて、、、、

    

登山道のそばに咲くサルメンエビネを見ることが目玉の山歩きでした。

その目玉のサルメンエビネが咲いていて、今日の山歩きを企画したタカ長としてはひと安心、、、、

天気も良く、緑のトンネルも素晴らしく、そのうえサルメンエビネの他の花を見ることが出来て、、、、

今日のタカ長は上機嫌です。

    

楽しい山歩きが出来れば誰だって上機嫌になりのですが、今日の山歩きでは花のほかにも小さな出逢いがあり、、、、

そのことが嬉しいのかも分かりません。

    

立岩山の近くで追いついてきた単独行の登山者と何となく話し始め、、

短い時間ですが一緒に山頂まで歩き、、、

山頂では一緒に昼食をとりながら山談義を楽しみました。

その登山者はブナも森が好きで、ブナの肌に触れるのも好きで、そのような山を選んで歩いているということでした。

そのようなことでサルメンエビネのことはご存知ないので、帰りにはぜひ見てくださいとアドバイスしたものです。

    

その山頂ではご夫婦らし登山者2組と話す機会もあり、、、

そのうちの一組にはタカ長ブログを紹介する機会もありました。

と言うようなことは珍しいことも何もないことですが、、、、、

最近の登山者は、登山者と話をする人が少なくて、、、、、、

先日登ったある山では20名のグループがタカ長の近くで昼食をされましたが、その中で話をする人はほとんどいませんでした。

グループの中では賑やかに話していても、他の登山者と挨拶する人は少なく、、、

まして、山で情報収集するようなことはほとんどありません。

タカ長の若いころの登山者は山で情報交換することは普通でした。

最近はネット情報があふれているのでその必要が無いのでしょうが、そのような風潮に違和感を感じているタカ長としては、、、

今日体験した、チョッとしたことが嬉しかったのです。

このような小さな出会いを大切にしていたら、高齢者の人生もまだまだ豊かになるのでは、、、、

とタカ長はいつも思っているから、今日経験したことが心の琴線に触れたのかも分かりませんね。

    

今日はサルメンエビネ以外の花も撮りましたが、その代表はこのイワカガミ、ということにします。

山の花を撮るカメラとしたらディスプレイが動くタイプが有利ですよ、、、、、

と言うようなことも話したので、ローアングルで撮ったこの写真を貼りつける気になりました。

自慢するほどの写真ではありませんが、、、、、、。