インプラントでのあれこれ・・・

インプラントに対してちょっと詳しく・・・

インプラントの人工歯(上部構造)は、アバットメ

2017年08月12日 | 日記
インプラントの人工歯(上部構造)は、アバットメントを通じて人工歯根に固定されますが、一種類だけではなく、部品の接続形態によって複数のタイプに分類することができます。


アバットメントが人工歯根から分かれておらず、一体化しているのが1ピースタイプと呼ばれるもの。


そして、これらが別パーツになっている2ピースタイプがあり、こちらの方がメジャーです。


よりメジャーである2ピースタイプは、人工歯根にアバットメントを接続する部位の形で、二つのタイプ(エクスターナル・コネクション、インターナルタイプ・コネクション)に分かれます。


この内、インターナルの方がアバットメントの接続が容易と言われています。


ごく普通の歯科医院で、外来診療を受けてのありふれたケースのインプラント治療も当然、院内感染のリスクはゼロではありません。


治療を受ける歯科医院を選ぶときは、感染症対策についても調べ、納得した上で決めることが、大事だと心得てください。


近年、院内感染への関心が高まっていることもあり、予防策をホームページ内で述べている歯科医院もどんどん増えているので、そこで調べるのも良いでしょう。


成功すれば満足感が大きいインプラント治療ですが、デメリットも知った上で選択してください。


第一に、費用は他の歯科治療より高額です。


高くついた場合、数十万円にもなることも珍しくありません。


また、治療の失敗内容によっては起こった問題は、相当深刻化する可能性があるデメリットも忘れないでください。


障害を負うにとどまらず、死亡事故も実際に報告されています。


インプラントを埋め込んだ後、その歯は当然、虫歯にはなりませんが、インプラント周囲の組織に異常が起こることはあります。


インプラント治療は、治療そのものよりその後のケアが重要で、歯周病にかからないために、毎日のセルフケアと定期的なメンテナンスはどこまでも続きます。


けれども、万が一歯茎が腫れたり、インプラントの周りで出血があったりすればそれはインプラント周囲炎の可能性があります。


放置すると炎症が広がるので早急に診察してもらわなければなりません。


せっかくインプラント治療を行ったのに、それから以前と比べて息のニオイが気になるという話も割と少なくないようです。


インプラントで見栄えがよくなってもこれでは意味がありません。


この原因としては、義歯と歯茎の間に歯磨きで磨ききれない食べかすが残っていることもありますし、天然の歯における歯周病と同様、インプラント周囲炎という炎症になっている場合もあり、単なる口臭と侮れません。


より深刻な事態を食い止めるためにも、一刻も早く、インプラント治療を行った病院に行くべきでしょう。