はぐれ遍路のひとりごと

観ながら歩く年寄りのグダグダ紀行

知多四国49番吉祥寺

2015-11-17 10:00:00 | 寺社遍路
歩行記録                                                              H27-8-28(金)
歩行時間:6時間25分   休憩時間:2時間20分   延時間:8時間45分
出発時刻:9時10分     到着時刻:17時55分
歩  数: 40、334歩(推定距離30.2km)    GPS距離29.0km
行程表
 内海駅 0:45> 48番 0:25> 49番 0:15> 56番 0:05> 52番 0:05> 53番 0:05> 51番 0:05> 50番 0:20>
  55番 0:30> 57番 1:35>  番外 0:05 58番 0:05> 59番 0:20> 60番 0:30> 61番 0:15> 62番 0:25>
  63番 0:10> 65番 0:10> 64番 0:15> 常滑駅

                                49番吉祥寺(吉祥天)

 
                   野間灯台                               海釣りの人

 地図を見ると良参寺から49番吉祥寺(きっしょうじ)には、山越をすれば距離が短くなるが、Yahoo!の地図には、その山道が
載っていなかった。仕方なく海岸沿いの国道を歩くとにした。

 寺をから10分も歩くと白亜の 「野間灯台」 が見えてきた。バス停もあるので見学ができるのだろうか? 
でも雨のなので寄る気はしない。(晴れていても寄らないが)
 灯台の色って白と赤がありますよね。以前その意味を調べたら、色分けのある灯台は港などの入口ある 「防波堤灯台」 で、
港の右側は白色、左側は赤色の灯台と決まっているようです。港に関係ないここの灯台は 「沿岸灯台」 と呼ぶそうです。

 好きだなぁー こんな日に釣りをするなんて、と自分を棚に上げて感心する私でした。

 
                   吉祥寺山門                               弘法堂

 吉祥寺の山門横に良参寺と同じ様式の案内板があった。それによると
 「平家の落人が屋敷に毘沙門を祀って隠れ住んでいた。その落人を祀るため、諸願成就塔が建立された。
その塔をさすれば、ご利益があるという」
 何とも分かったような分からないような。・・・・

屋敷と云う地名は41番西方寺にもあったが、あちらは南知多町でこちらは美浜町。西方寺の屋敷集落は山と海の接した家の
建てられる土地がある場所と解釈したが、ここの屋敷集落は平家の落人の屋敷があった事から屋敷と呼ぶようになったのか。
だが案内板には 「本尊・釈迦如来 別堂に秘仏・毘沙門天王」 とあるだけで、寺の名前の吉祥天の事が何も書いてない。
私が考えるに吉祥天は毘沙門天の妻なので、秘仏の毘沙門天を淋しがらせないため寺号を吉祥寺にしたのだろう。

        
                                            弘法堂の仏像

 境内の通路も植木などが植えられていて狭かったが、弘法堂の中も色々な物が所狭しと置かれていた。
例えば火鉢の線香立、貧乏徳利の花瓶、木造の達磨、洋風の人形、瓢箪、老夫婦の座像、菅笠等々

 
                   本堂                                   吉祥天

 本堂には吉祥天が祀られていた、と云うより置かれている状態だが、この像の左端は観音菩薩のように見える。
だいたい吉祥天の見分け方もよく分からない。髪型や衣装が派手な女性像が吉祥天と思っているが、弁財天が琵琶を持って
いないと判断がつかなくなってしまう。困ったものだ。

 ネットをさまよっていたらこんな話が載っていた。
 「吉祥寺の毘沙門堂には、行基菩薩が一本の木で三体刻んだという毘沙門天の内の一体が安置されている。
平家の落人が落ち延びるとき背負って逃げてきたもので、目が細いこととから 「細目の毘沙門さん」 呼ばれる。
この堂の前には毘沙門天の命によって立てられた成就塔があり、願い事がある人はこの塔をさすって拝むと願いが叶うという。」


 毘沙門天は秘仏なので拝めそうもないが、せめて諸願成就塔でもと思っていたが、見つける事はできなった。

                               48番良参寺から49吉祥寺への道

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