しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

殺せと言うのか?

2017-11-17 00:10:20 | 主張
普段は読まない原発反対を訴える大きなブログ。

アクセス解析で紹介されていたタイトルから記事を読んでみた。

福島の高速道路建設現場周辺で繁殖を続けるイノシシが建設機械と衝突して

その死骸から高濃度の放射性物質が検出されているそうです。

その死骸を誰が片付けるのか?とか書いてあった。

食用肉の安全基準の300倍も検出されるそうです。

野生のイノシシを食用肉の安全基準で比較する目的は何なのでしょうか?


東京都の豊洲の地下水の汚染レベルは自然に海に流れ出しても問題が無いと言う環境基準で安全を確認した。

小池知事の指示で検査したら酷い汚染が確認されて移転時期を大幅に遅らせてしまったきっかけとなりましたが

実は水質検査の基準としては最も厳しい飲料水として適しているか?基準そのものをすり替えてましたね(-_-;)



以前にも同じブログで「いわき市では(放射能の影響で)失明する住民が増えている」と言う記事があり

私も詳しく調べて巧妙なフェイクニュースであることを突き止めました。

実在する医師が座談会でいわき市は避難住民の流入で住民1人当たりの医師の数が極端に不足して

病院がどこも常に混雑していて特に眼科には高齢者の患者が多く、被災者を優先させたい考えや

交通の便が悪い地域に住む緑内障の患者さんの治療が遅れて最悪の場合失明の恐れもある

そんな発言内容を捻じ曲げて福島バッシングを続けるブログがアクセスランキング10位だったりする。


話を元に戻すが野生のイノシシの被曝量を食肉用の一番厳しい基準で汚染の度合いを煽ってます。

住民不在で食べ物にも困らずに繁殖して奇形も確認されず、どこに問題があるのでしょうか?

こういうフェイクニュースが元となり増えすぎたイノシシを一斉に駆除しろ!と思いますか?

置き去りにされた家畜の多くが餓死させられたのです!

商品にならない家畜は生き物にとっては一番辛い死に方をさせられたのです。

幸運にも生き延びた家畜は保健所の職員が薬殺したり平原に木の杭を打ち込んだ迷路状の柵に誘い込み

食べ物も飲み水も無く餓死させられる牛達を「囲い牛」と呼んでましたがそこは処刑場です。

こうした家畜を殺すのも獣医師の仕事で常に人手不足なのは全国共通の悩みですし

そんな事情から加計学園獣医学部の新設が熱望されていたのは余談です。

希望の党の玉木新代表の父親と兄は動物病院を経営する獣医師で父親は日本獣医学会の副会長。

獣医が増えると動物病院の競争が激化するので獣医学部の新設には反対し圧力を掛けていた。

それを未だに国会論戦に持ち込もうとする野党には呆れてしまう。


私がお手伝いさせていただいた「警戒区域に置き去りになっている猫の救出活動」にも

多くの誤解と様々な嫌がらせがありました。

私は「にゃんこはうす」で救い出した被曝猫の写真を見て「救うべきだと!」と判断した。

見た目にも普通の猫と変わらないし、猫白血病の発症率は高くなるそうだが殺すべきではないと思ったし。

里親募集して被曝猫を全国に拡散するな!とか福島から連れてきた犬猫は飼い主さんが嫌がるので診察しない

そんな動物病院も沢山あると言う声を聞かされ悲しかったです。

私の掛かり付けの獣医の先生は「診療拒否をされたら私の所へ連れてきてください」と良き理解者でもあった。

一方的な原発反対は罪のない動物を死に追いやる、そのことを忘れないで欲しい!






コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 叱られるのは僕ばかり… | トップ | 今日は »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

主張」カテゴリの最新記事