花嫁のハンカチと６ペンス硬貨

６月は「ジューンブライド」欧米ではウエディングシーズンですね。

「マザーグース」の一説から「サムシング フォー」というウエディングのおまじないがあります。
サムシング オールド＝何か古いもの
サムシング ニュー＝何か新しいもの
サムシング ブルー＝何か青いもの
サムシング ボロー＝何か借りたもの
花嫁がこれらを身につけると幸せになれるって。
その続きに「a sixpence in her shoe」「6ペンス硬貨を花嫁の靴に」ってあるのはご存知ですか?
イギリスの6ペンス硬貨を花嫁の靴の中に忍ばせることで、富や豊かな未来を象徴するといわれているんです。

もう一つ、ハンカチのお話・・・
花嫁の涙を「Happy Tears(嬉し涙)」「Last Tears(最後の涙)」 って言うんです。
「花嫁が幸せの涙を拭いたレースのハンカチを持っていると、悲しい涙を流すことがおこらない・・・」というお話もあります。
欧米では、結婚式用のハンカチに結婚前のイニシャルを自分で刺繍した物を使うというのが花嫁のたしなみでした。
ヴィクトリア時代には、結婚式で花嫁の涙がしみこんだハンカチを額に入れて記念にするという習慣もあったと言われています。

先日のイギリス・ポーランド旅行でとってもお世話になった瞳ちゃん。
なんと彼女は新婚ほやほやさんだったんです。
今回のお礼に、花嫁のハンカチと６ペンス硬貨を。

サムシングニューと６ペンスとハンカチのおまじない。3つセットじゃ!!お幸せにね。