東京でのオリンピックもいよいよ終わりに近づいてきた
パラリンピックを残し一息入れられるこの時に今回のオリンピックについて考えてみたい
アスリートのコンディションを考えると３年ましてや１０年以上東京での開催を伸ばすことは難しく、コロナ禍での開催はしょうがないとしてもアスリートファーストの大会であっただろうか
一番気になったのは時期の問題である
五十年前に東京で行われたオリンピックは１０月に行われ、気候も各アスリートに大きく影響しない時期に行われたが、今回は夏の大会とは言え一年で一番暑い日程で行われた
その為競技によっては札幌や地方に競技会場を移転したり、また競技の開催時間を変更し暑さ対策を取った
暑さによる体調のコントロールはアスリートにとっても難しく、ベストの状態で競技が行われたと言えるだろうかと疑問に思った
時期を秋にオリンピックを持ってくるとその国のメインイベントの競技に重なる事も有り、スポンサーからの要望にＩＯＣが耳を傾けた結果であるように思う
アスリートというよりもスポンサーファーストの大会であったような印象を受ける
夏の大会とは言え開催地での気候なども考慮されなければ、国によってはいや開催地によっては開催そのものが難しくなることあろうかと思う
今回の様に無観客での開催も今後有ろうかとも思うし、それに伴いスポンサーの意欲も変化することも考えられる
スポンサーあってのＩＯＣ維持でもあろうが、今後時期に付いてはアスリートの事を今少し考慮して判断して頂きたいと思う
