すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

“戦争への足音”と、東電メルトダウンを県技術委員会に報告

2016年06月28日 | 日々思うこと

いよいよ梅雨の季節らしくなって朝から雨が降り続け、家の中も湿っぽくなってきましたが、九州地方の強烈な雨を思えば大したことはありません。

NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』の時代背景は昭和19年(1944年)10月で、いよいよ戦局も悪化し、主人公の常子が勤める出版社の男性社員らに次々と赤紙が来て召集です。物資も不足し食糧難になって、東京が焼け野原になる大空襲も時間の問題です。こんな悲惨な時代に絶対に戻してはならないと安保関連法案に反対し、昨年は国会前にも2度出向きましたが、“戦争への足音”を敏感に感じとれる大人が少ないことを残念に思います。

そんな中で小4の孫と朝ドラ『とと姉ちゃん』の会話ができるのが唯一(?)の救いです。BSで毎朝登校する前に見ているそうで、今日は常子の祖母「滝子さん」や出版社社員の「五反田さん」と名前まで言うので驚きました。私といえば『暮らしの手帖』と花森安治さん(ドラマでは花山伊佐次)、そして電気製品や食品などの厳しいテストも行ってきたことを話すと孫は興味心身なので今度本誌を見せようと思います。

昨年いただいた真紅のバラを挿し木にしてみたところ、一本から3個の花が咲くスプレータイプのバラで何だか得をしたような気分です。

夕方になって、原子力発電所の安全管理に関する新潟県技術委員会で、東京電力からメルトダウン(炉心溶融)の報告がされたことを新潟大学立石雅昭名誉教授から伝わってきました。技術委員会は東京電力による2002年のデータ隠ぺいを機に設けられ、立石先生が技術委員会委員になったのは2007年の中越沖地震の翌年です。

度重なる隠ぺいで信用を失った東京電力ですが、昨年4月には新潟市に新潟本社を置いて再稼働に必死です。<“炉心溶融”技術委員会に報告 NHK新潟県のニュース> http://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/1033430841.html