これまで何案かバス停のプランをしてきましたが、この構造を応用すれば「住宅」へと早変わりします。
バス停のスケールを2~3倍にすると、住宅の大きさになります。
バス停のプラン1を例にとってみます。
バス停プラン1です
バス停は西側がガラス面になっていたので、左右をひっくりかえします
南面、東面をガラス面にすることで採光に有効になります。
構造を引き延ばします
屋根パネルは最大3×6mなので、屋根パネルの受け材の検討をしなければなりません。
フルパネルにするよりも、木軸を併用した方が良さそうです。
ここでは軒桁と柱を付け加えました。
今まで屋根面だけだった所へ床パネルを入れます
2階床を入れる事で水平力への強度が確保できます
ガラスを入れます
ガラス枠を入れると、大まかな形が分かります
東側から見た様子
南面から見た様子
南西方向から見た様子
裏側はパネルのみです
実際には、パネルの割り付けや窓の配置、耐力壁の計算などの細かい作業を経て住宅としての機能が備わります。
今まで展開してきたプランが住宅に応用できるので、形や構造の面白さを楽しみながら建物の設計が進められます。
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