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CLTバス停の設計(6) H型プラン

2015-12-14 15:51:39 | 越後杉CLT
耐力壁をH型に配置したプランです


プラン5までは正面が主用途で、後方は雨仕舞を考慮した施工をしなければなりませんでしたが、後方に通路的なスペースを設けて、更に耐力壁のバランスを考えた「H型配置」にしてみました。耐力壁が建物の中心に配置される「センターコア」の発想です。



H型の基本構造です


下から見ると、耐力壁の配置がH型になっているのが特徴です


ベンチと間仕切り格子を配置しました


この状態で屋根付きベンチとなります


H型は後ろ側にもベンチがあります


間仕切り格子を挟んで、背中合わせにベンチが配置されます


外周部にサッシを入れます


正面方向から見た様子


裏方向から見た様子


後方上から見た様子


構造的な部分は建物中央に集中されるため、外周部は体力的な要素の無い雨仕舞いや断熱を考えた簡易な間仕切りになります。基礎も大掛かりなモノは必要がなくなります。
このH型プランが住宅などに応用されると明るい室内空間が自由に実現できそうです。





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  長岡市で注文住宅を手掛けています

  越後杉で家づくりをしています。







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