神戸から徒然なるままに

海と山の自然豊かでハイカラな街・神戸より

須磨浦海岸の「ECO沖縄三味線奏者のいとけん」さん!

2011-08-11 09:44:59 | インポート
 暑い日が続きますね。熱中症には気をつけましょう。
 さて、先日の夕方、涼を求めて、須磨海浜公園に親しい仲間と宴の会を持った。
 この日は、運悪く、丁度神戸花火大会が中突堤で開催される日で、若いギャルはそちらの方へ浴衣を着て繰り出している様子で、夕方の海浜公園はシーズン最中であるにも関わらず人影は少なく寂しかった。
 海の家も夕方6:00過ぎには閉店となり、周辺には外灯もなく寂しく暗い海浜公園であった。
 それにも関わらず、我々は美味しい手作りの弁当を酒盛りをしながら、ワイワイと大いに盛り上がった。
 しかし、神戸花火大会の花火や音はこの辺りには全く見えず聞こえなかった。
 そうこうしていると、薄暗闇の中から沖縄民謡や島歌を奏でながらこの付近を散策している人が何処からともなく表れた。手に持っているのは海岸に漂流してきたペットボトルや廃材を再利用して独自に創られたECOな沖縄三味線ではないか。これには驚かされた。見事な三味線であった。
 我々の宴の中に入ってもらい、色々とお話を聞くことが出来た。
 彼は、年は40才過ぎの芦屋生まれの独身のイケメンで、自称「ECO沖縄三味線奏者のいとけん」といっているそうで、漂流物を再生して利用したり、沖縄民謡を奏でるのはあくまでも趣味であるそうだ。
 沖縄には何度もいって本場の沖縄民謡、島歌を歌い、奏でる「いとけん」の演奏は哀愁があり、上手で見事なものであった。
 「いとけん」さんは気が向けばこのように須磨浦海岸で散策しながらECOな三味線で沖縄民謡を奏でているそうだ。
 おかげで、暗い須磨海浜公園での宴が楽しいものとなった。
 「ECO沖縄三味線奏者のいとけん」さんに拍手と今後この活動と演奏が広く伝わっていくことを期待してエールを送りたい。
 写真は、ECO三味線で沖縄民謡を奏でる「いとけん」さんのスナップである。