今日もまた、朝から気持ち良く晴れ渡り、日差しの下では暖かい、実に過ごしやすい1日でした。
朝方の冷え込みも、昨日に比べるとマシで、寒さで目覚める事は無かったです。
さて。
今月半ばのアビスパショック!から、ずっと精神的に落ち込んでいて、何をするにも気合が入らず、そのため読書という気持ちにならず、しばし読書を止めていました。
しかし、なるようにしかならない・・・と思うと、ちょっと気が楽になったので、読書の意欲も復活、日曜日から再開して1冊読み終えました。
「つぎはぎプラネット」 星新一 著 新潮文庫
同人誌、PR誌に書かれて以来、書籍に収録されないままとなっていた知られざる名ショートショート。日本人 火星に行けば 火星人・・・「笑兎(ショート)」の雅号で作られた、奇想天外でシニカルなSF川柳・都々逸。子供のために書かれた、理系出身ならではのセンスが光る短編。入手困難な作品や書籍、文庫未収録の作品を集めた、ショートショートの神様のすべてが分かる、幻の作品集。
と、上記した内容紹介文通りの、今は亡き星新一の作品が収められた文庫本。(文庫オリジナルだそうです)
中学生時代にハマリ、文庫本が出るたびに買い揃えて、40代になった今もなお本棚から時々引っ張り出しては読んでいるぐらいの、けっこう熱烈な星新一のファンである私としては、このような作品が出たら、やはり購入しなければいけません。
今回、内容にはあまり期待してはいませんでした。
このような作品が世に出るだけで満足という気持ちで購入、楽しんで読みました。
やはり、内容的には、正規に発表されている作品とは違い物足りなさがありましたが、まぁ仕方ありません。
それでも、いずれにも星新一という作家の“魂”が感じられるのが凄い!改めて、その才能の素晴らしさ、偉大さを実感しました。
そして。
作品の巻末にある、この全作品読破認定証がグッと来てしまいました。
ちなみに、私は、新潮文庫版すべてと、角川文庫の一部は読破したものの、欠けている作品があり、間違いなく全作品は読んでいないのですが...。(苦笑)
今の10代の子供達に、ショートショートの神様・星新一の作品を読んでもらいたいものです。
ゲームするより、楽しくて充実した時間が過ごせると思うのだけどなぁ。
※敬称略
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