この数日、何故かジョージ・ハリスンWeekだった、私の音楽鑑賞タイム。
体調が優れず、心身共に疲れていたので、ジョージの優しさあふれる楽曲(歌声)に安らぎを求めたのかも知れません。(笑)
しかし。
今回聴いていて一番ハマったのが、ジョージらしくない?ファンキーなナンバー「僕のために泣かないで」だったりします。
これ久しぶりに聴いたのですが、そのあまりのジョージとのギャップ=不似合いさに、ある種の感動がありました。(苦笑)
その「僕のために泣かないで/Woman Don’t You Cry For Me」は、1976年に発表されたアルバム『33 1/3』の1曲目に収録されています。
この私、ジョンとポールを優先して聴いていたので、自然とジョージのアルバムは後回しになっていたため、このアルバムを聴いたのはけっこう遅かったです。(ジョージが来日した頃か?)
そして、個人的にはアルバム自体の評価も高くなく、ジョージのアルバムの中でもあまり聴かなかったという苦い?思い出があります。
そして「僕のために泣かないで」・・・昔、初めて聴いた時は、正直「なんじゃ、これは?!」と思った、違和感タップリの曲でした。
しかし!
今回聴いて、突然開眼!えらく私のツボにハマってしまい、大好きになってしまったのです。
加齢による音楽的好みの変化?・・・いやぁ、わからないものです。(笑)
とにかくファンキー!!
リズム隊が生み出すディスコ・ビートを思わせるようなファンキーなビートに、ジョージのスライドギター&ボーカルが絡み合って、実に面白いです。
昔は、それがあまりにジョージらしくないので好きではなかったのですけど、今聴くとこれが実に面白いです。
とにかく、ジョージの曲らしからぬ(くどい!)、宗教色を感じないファンキーな雰囲気&ノリが、聴いていて楽しくなるのですよね!
このアルバム、以前は「This Song」とかジョージらしさを感じるポップな曲がお気に入りでしたが、今回久しぶりに聴き直して、この一風変わっている「僕のために泣かないで」が最も好きな曲になったと言えます。
このアルバム『33 1/2』も、その良さに気付いた今回。悪くないです。
コピーコントロールCDじゃない、まともなCDで再発売して欲しいもんです・・・。(怒)
しかし・・・「僕のために泣かないで」!
本当、ジョージ“らしくない”ノリで進んで行きます。それがまた良いんですよね、うんうん。
やはり、変な曲?が好きなみたいです、私。(苦笑)