真っ赤な夕日が西に落ちます。急に寒さが増します。箕面森町の下校途中の小学生がもうファーの付いたフードの上着を着けていました。朝はもっと冷え込んでいるのでしょう。
空を見上げると、箒星のように見えるのは飛行機雲です。この時間帯は、西方へ飛行する機体が次々と見られます。どこを飛び立ち、どこへ行くのでしょう。行って見たいな遠い国へ。
5頭の鹿の群れが草を食んでいるのを見ながら帰路を急ぎました。ウォーキングには一番よい季節です。
とどろみの森学園前でパトカーが3台も来て事故処理がされていました。黒い車の単独事故のようでした。道路に急ブレーキを掛けたのか、黒いタイヤの跡が残っていました。この道路はまだ交通量も少なく、制限速度は40キロとなっていますが、車はどんどん飛ばしています。どのような事故だったのか不明ですが、ここは心して運転しなければならないところです。
箕面病院からの帰途は、お知り合いの方に自動車に乗せてもらって帰りました。あっという間に帰れましたが、いつもの鹿との出会いが車窓からだとあっという間でした。六、七頭の群れなど往きと帰りで、今日の出会いは、九頭ぐらいでした。
真っ赤な夕日が落ちると、たなびく雲が茜色に染まり、上方の一部の雲が何故か一際明るく輝いていました。さらにその上には飛行機雲が白く光っています。
今日の鹿の目撃数、3頭。ねぐらに帰るのか林の中に消えていきました。
夕暮れ時、谷間に霧がうっすらと漂い、遠くの山が霞んでいるのが、なんとも美しかったのですが、この写真ではその良さが伝えられないですね。
造成地では7頭の鹿の群れが草を食んでいました。今日の鹿の目撃数、計8頭。
月の出を待つのは、退屈なものでした。やはり佳き人と酒を酌み交わし、三十一文字を詠みかわしながら待つ風情がなければ楽しい時をもつことができません。月の出る方角も間違え、出た月も建物に遮られていて、慌てて位置を変えてももう遅く、高く昇っておりました。山の端から顔を出す月を狙っていたのに万事休すでした。
「後の月」というのは、ひと月後れの満月のこととばかり思い込んでおりましたが、正しくは旧暦九月十三日(今年は10月9日でした。)、十三夜の月をいうのだと、今になって知りました。勉強になりました。
今日の鹿の目撃3頭。