釧路滞在最終日7月24日(木)、今日は強い日差しがさしています。珍しく暑い日になりそうです。釧路市動物園に行きました。北海道の動物を中心に園内のガイドをしていただきました。
丹頂 絶滅しそうになりましたが、主として釧路湿原で今は約1300羽が生息しているそうです。
エゾヒグマ 前足の鋭い爪が印象的です。老齢のクマのようです。道内には2000頭から3000頭がいるとのことです。人家近くまで出てきたというニュースを聞きますともっといるように思いますが。
シマフクロウ 2羽いるのが分かりますか。道内で130羽ほどになっているようです。この数の少なさに驚きました。
駅前で見たロシア語が併記された看板。根室方面に出かけたときも、そちらでは日本語と英語に加えてロシア語が併記された交通標識が掲げられていました。ロシアが近いのだと実感しました。その時はバスの中からでしたので写真に撮ることができませんでした。
幣舞橋の上から見た釧路市生涯学習センターの建物。この最上階のレストランから夕日を見ました。もう一度、夕日の写真を掲げて終わります。
蛇足ですが、北海道有数の街といえる釧路と帯広の街中に立ちましたが、時間帯にもよるのでしょうが、驚くほどに人の行き来を眼にしません。サラーリーマンと思える人がたまに、観光客かなと思える人がちらほら見かけられるぐらいです。駅や建物や道路は立派で美しく清潔ですが、なんとなく寂しい感じのする街です。地方都市というのはこんなものかなと思ったりもしますが、行く末が気になります。動物園は、保育園の園児や小学校の生徒が少し訪れていましたが、それでも閑散としており、立派な生涯学習センターも中はがらんとして、人影もありません。ホテルのすぐ前は釧路市役所でしたが、すぐ隣に5階建て(?)の津波などのための災害対策施設が建設中でした。港町ですから必要な施設なのですが。釧路市には大きな製紙工場がありますから財源は心配ないのでしょうが、安閑とはして居れないのではないでしょうか。そういえば今回のツアーは、長期滞在の観光客を誘致しようとの釧路市の肝いりでもあったようです。
余計な心配はしないでおきましょう。