あなたのブログの話題は、鹿のことばかりね、とのコメントがありました。鹿と夕日、ある意味平和なことです。宅地の開発が完了すれば、鹿も薮の中に追いやられるでしょうし、夕日も家の影に入ってしまうでしょう。今のうちがよいところかもしれません。
昨日のニュースで、日光の商店街に野猿が出没して商品を略奪し、大きな損害を受けていると報じていました。テレビの取材者が商店主などにインタヴューして、如何に困っているか、捕まえて八つ裂きにして欲しいとのコメントを得ようとしているかのようなのに対して、地元の人はにこやかに、「困り者ですね。」ぐらいの反応です。それだけ地元では、ある意味野生動物と共生しているのだと感じました。部外者が見る眼と現実は違うのだと、マスコミの反応だけを頼りにしていては判断を間違うのではないかとも感じています。
もっとも農業をしている人にとって、鹿やイノシシの害に困っていることも知っています。行政がその対策費を負担している現実もあります。どこで人間生活と自然が共生していけるのか、難しい課題です。