青空と紙風船

就労サポートセンター紙風船の日常をBlogでお伝えいたします

ある日の個別プログラム。

2013年11月14日 | 就労訓練

本日の個別プログラムの場所はここ。

洗面所です。

午前中2時間の半分以上をここで過ごしました。

 

こんな風に。

ネットで泡立てて…

 

 

こんな風に塗り(?!)ました。

 

 

もみあげ部分から、まっすぐ下へ下へ。

 

 

「泡を取る」を意識してみました。

(ムラができないようにね。)

 

カミソリに注目。

ふた付です。

 

ふた付で、練習練習。

 

わたくし、ひげはないけどさぁ…

・水でぬらすこと

・泡のつけかた

・「まっすぐ下へ下へ」を一緒にやってみて…

 

この日、私も個別プログラムメンバーも、鼻と耳から下~顎にかけて、何度洗顔フォームで洗ったことでしょうか。

 

ふた付カミソリだから、カミソリ負けはしませんが…

洗いすぎて、肌が突っ張ってしまいました。

最後は念入りにクリームを塗りこんだ二人…。

(この写真はメンバーに撮ってもらいました。目が、目が瞬きの途中でとても怖いので載せられませんでした。)

 

最終的には5回目くらいにふたをはずして実践しました。

 

 

 

紙風船。

いつもひげそりしているわけではありません。(もちろん。)

 

挨拶練習が必要な人には挨拶練習を。

 

服装をそろえるお手伝いがあれば外出して下見~買い物の練習を。

 

就職予定の会社の仕事内容の事前練習が必要であればパソコンや事務関係の作業練習を。

 

図書館や博物館の実習に向けての練習が必要であれば、カッターの使い方練習やKY(危険予知)講座を。

 

紙風船内の清掃訓練の手順書を、まずは時間に追われず自分のペースでじっくりやって作業の土台作りが必要な人には「清掃訓練の事前練習」を。

 

清掃の実習に向けての練習が必要であれば、緑ヶ丘展望台を管理されている会社の協力も得て、事前の個別練習を。

 

先々の目標確認や気持ちの整理のための面談はもちろん、これまでにはお顔のパックもしています。

私の中ではとても良い個別プログラムでしたがはたしてご本人はどうだったことか…。(ここが一番大切なんですけれどね。)

 

 

 

グループ活動ではできないことや、個別で必要なことを考えて取り組み実践中。」

その人にとって、何が必要で、どんな方法があるとうまくいくのか…

自分のものにしていけるのか…

自信につなげていけるのか…

やっていることは身近なことだけれど、次に活かせるようにと常に考えております。

 

 

身だしなみを整えることや、個々人の生活習慣は千差万別。

大人になると「今更聞けないこと」も、たくさんあるものですよ。

 

それらを今一度振り返ってみると、より簡単な方法や便利な方法を知ることにつながります。

スタッフも、お互いの生活習慣をおずおずと発表しながら、何が「普通」とよばれる範疇なのか、適切な範囲はどこまでか等等…日々考えております。

就労と生活。

生活あっての就労。

切り離せないものですねー。

いずみまさこ

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