毎月1度のスーツデイ。
その日の午後は、ビジネスマナーの講座があります。
今月はスーツのブラシ掛けと毛玉取り。
ブラシ掛けは、帰宅後におこなうお手入れとして頻度多くおこなっていますので写真は無しです。
(皆がブラシをもっているわけではないのも承知の上ですが、まずは経験、経験。)
毛玉取りは、今日のメンバーは皆初めて。
(自宅で行っている人はいましたが、セーター類とのこと。)
挙手をした脇の部分(他、生地同士が擦れる箇所)に毛玉が…。
濃い色の場合それほど目立ちませんが、グレーや細い線の入った生地ですと「白っぽい毛玉」が「脇の下」に。
「脇の下」という場所がね。
ちょっと、いえ、だいぶ格好悪いですし、一度目にとまってしまうと…だらしなく見えてきます。
「クリーニングに出したばかりだから綺麗!」と言っていたメンバーも、毛玉の存在に驚いていました。
これは、汚れではありません。
どうしても擦れるとできてしまうのです。
さて、お手入れお手入れ。
力加減など、メンバーにお手本を見せてもらいました。
ちなみに、こちらのグレーの「脇の下に白い毛玉がついた」ジャケットは私のものです。
見本として、(でもありがたいことに、)ケアしていただきました。
「そうか。2~3割の力くらいでいいんだ!」
「(生地を)伸ばさないとよく取れないよ」
等自然と皆からも声が聞こえます。
機械は一台しかないので、皆で順番。
待ち時間には、自分のスーツを細かくチェックしました。
(ズボンは今回は保留。今度細かく見てみましょう。)
本日のメンバーは皆、何も言わなくても他の人を手伝おうとします。
やり易いように伸ばしてあげたり…
他に毛玉は無いかチェックしてあげたり…
本当に優しい皆ですが、
時に、「自分の作業は自分でする!」
と私から注意が入ります。
せっかくの機会。
皆での助け合いもとても大切なのですが、自分でスーツのお手入れをできるようになってほしいので悪しからず。
(それにしても、いつも人を思い遣る皆が素敵ですよ。)
いずみまさこ