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3月3日「桃の節句」 誕生花:ハナモモ

2016-03-03 00:36:19 | 雑記

 記念日・年中行事

◇上巳[じょうし]、桃の節句
3月3日。女の子の節句。 
元々は「上巳(じょうし・じょうみ)の節供」といわれていた。起源は古来中国の上巳節。上巳とは、3月上旬の巳の日という意味である。
後に3月3日に行われるようになった。旧暦では3月3日は桃の花が咲く季節であることから「桃の節句」とも言われる。
中国では、上巳(じょうし・じょうみ)の日に、川で身を清め、不浄を祓った後に宴を催す習慣があった。
これが平安時代に日本に取り入れられた。後に、紙で小さな人の形(形代[かたしろ])を作ってそれにけがれを移し、川や海に流して不浄を祓うようになった。この風習は、現在でも「流し雛」として残っている。 

◇雛祭
中国の上巳の祓いが伝わる以前から、日本の貴族社会では「雛遊び(ひいなあそび)」というものがあり、平安の中期に盛んに行われていたようである。当時は大人の遊びであったが、次第に子供たちの世界に広まった。
現在のように、段を組んだり豪華な飾りを施すようになったのは江戸時代に入ってから。江戸時代の初期に、京都の御所で盛大な「ひなまつり」が催されて以降、江戸の武家社会にも広まり、庶民の間にも定着していったとされている。
ひな人形を飾り、白酒・菱餅・あられ・桃の花等を供えて祀る。
ひな祭りの料理はやはり、ちらし寿司と蛤のお吸い物。蛤は女の子の美徳と貞節を意味するもので、ちらし寿司の具である蓮(れんこん)やエビも縁起がいいものとされ、お祝い事には良く使われる。
ひな人形は「一人ひと飾り」といわれ、姉妹で共有したり、親から受け継ぐのは良くないともいわれている。
しかし、女のお子さんそれぞれに「ひな飾り」を用意し、飾るのは、難しいと思われる。
新たに女の子が誕生した場合は、ひな人形を増やしていくといいという説もあるので、揃っていない人形やお飾りを増やしてあげるといったやり方の方が、現代の生活には則しているかもしれない。
このような風習は、その家ごと、また地域によっても異なるので、年配の方に相談されるのがいい。
節句が終わったらすぐにひな人形を片付けないとお嫁に行くのが遅れるという俗説があるが、地域によっては旧暦(4月上旬)に行うところもあり、全く根拠のない言い伝えである。
とはいえ、いつまでも飾っていると季節感がなくなるし、お客様がいらした時に、だらしないという印象を持たれてしまうことにもなるので、そのへんはちょっと気を配りたいところ。「きちんと片付けなさい」という教えかもしれない。 ※晴れた日を選ぼう。
では、飾るのはいつがいいのであろう。地方によっても違うようであるが、雨水の日に飾ると、良縁に恵まれると言われている。 

◇闘鶏の節句
宮中では平安時代から旧暦の3月3日に闘鶏が行われていた。 

○桃の日
「桃の天然水」を発売する日本たばこ産業株式会社が1996年3月3日に制定。
桃の節句と「桃の天然水」をかけて3月3日を記念日としたもので、テレビCMや店頭のポスターなどでPRに努めている。
 

○春のちらし寿司の日
広島県広島市に本社を置き、ちらし寿司などの調理用食材の製造販売メーカーの「株式会社あじかん」が制定。
ひな祭りの定番メニューであるちらし寿司をさらに多くの人に食べてもらうことが目的。
日付は3月3日が桃の節句であり、ひな祭りが行われることから。ちらし寿司はその華やかな彩りが食卓に春を呼び、ひな祭りの食べものとして人気がある。ちなみに同社では6月27日を「ちらし寿司の日」として一般社団法人日本記念日協会に登録している。
 

○金魚の日
日本鑑賞魚振興会が制定。 
江戸時代、雛祭りの時に金魚を一緒に飾ったことから。 

○平和の日
1984(昭和59)年の国際ペンクラブ東京大会で、日本ペンクラブの発案により制定され、翌1985(昭和60)年から世界中で実施された。 
「女の子の健やかな成長を祝う雛祭りは平和の象徴である」との考えから。

○女のゼネストの日
1997(平成9)年から全国各地の実行委員会が実施。 
男女共同参画社会を目指し、「男女平等基本法」制定を求めて女性が立ち上がる日。この日が女の子の節句であることから、この日に実施することになった。
1996(平成8)年に来日したアイスランドのフィンボガドチル大統領の演説がきっかけになり制定された。アイスランドでは1975(昭和50)年と1985(昭和60)年に「女のゼネスト」を行い、何万人もの女性が仕事を放棄して首都レイキャビクに終結し、これを契機に初の女性大統領が誕生した。 

○耳の日
日本耳鼻咽喉科学会が1956(昭和31)年に制定。1957年(昭和32年)より実施されている。3月3日をミミと読む語呂合わせから。また、三重苦のヘレン・ケラーにサリバン女史が指導を始めた日であり、電話の発明者グラハム・ベルの誕生日でもある。
耳の衛生についての知識の普及、聴覚障害の予防・治療などの理解を深めるのが目的。 

○耳かきの日
耳の衛生について、知識の普及や聴覚障害の予防・治療などへの理解を深めることを目的に3と3で「耳」と読む語呂合わせから制定された「耳の日」。その日をなじみ深い耳用品の「耳かきの日」にもと制定したのは、神奈川県横浜市に本社を置く耳かき具のトップメーカーの株式会社レーベン販売。耳かき具をつうじて、耳の衛生の大切さをアピールするのが目的。 

○オーディオブックの日
書籍を音声化し、耳を使って読書ができるオーディオブック。いつでもどこでも手軽に読書の時間を持つことが可能なこの文化を広めることを目的に、日本最大のオーディオブック配信サイト「FeBe(フィービー)」を運営する株式会社オトバンクが制定。
日付はオーディオブックが耳で聴くものなので、3と3で「耳」の語呂合わせから。
 

○民放ラジオの日
日本民間放送連盟ラジオ委員会が2008(平成20)年に制定。 
「耳の日」であることから。 

○3x3の日
公益財団法人日本バスケットボール協会と総合スポーツマーケティング企業のクロススポーツマーケティング株式会社が「3x3(スリー・バイ・スリー)」の普及と発展を目的に制定。
3x3とは国際バスケットボール連盟(FIBA)がストリートなどで行われている3on3(スリー・オン・スリー)に正式なルールを設け、競技種目に発展させたスポーツ。
日付は3と3で「3x3」と読む語呂合わせから。
 

○結納の日
全国結納品組合連合会が制定。 
結婚式の「三三九度」から。

○サルサの日
ラテン音楽のサルサに合わせて踊るダンスのひとつ「サルサ」。その日本の代表的なサルサプロダクションとしてさまざまな活動を行っている有限会社サルサホットラインジャパンが制定した日。「サルサ」のさらなる普及がその目的。
日付は3と3で「303(サンマルサン)」として、「サ」ンマ「ル」「サ」ンと読む語呂合わせから。
サルサ (Salsa) は1960年代後半にニューヨークのプエルトリコ移民が中心になり作られた比較的新しいペアダンス。サルサ音楽に合わせ、通常二人で踊る。サルサは男性が全ての動きを決める腰を使ったラテンダンスで、男女がペアで踊るダンスの中ではスピードも速いのが特徴である 

○ジグソーパズルの日
 頭と手を使い楽しく遊びながら脳の健康を保ち集中力を向上させるとして、子どもからお年寄りまで幅広い人気のジグソーパズル。
これをさらに多くの人に親しんでもらおうと、ジグソーパズル扱う各社で構成された「ジグソーパズルメーカー会」が制定。
日付は数字の3は裏表を組み合わせるとピタリとはまるジグソー風な形になることから。
 ジグソーパズルのジグソーとは、英語のjigsaw(糸鋸、いとのこ)のことであり、元々このパズルが木の板を糸鋸で切って作られたことからこの名がついた。1760年頃に、ロンドンの地図職人で技師のジョン・スピルズベリが、子供の教育のためにピースが国の形のジグソーパズル(完成すると地図ができる)を作ったのが最初と考えられている。

○ポリンキーの日
 ひとくちサイズの三角形で、サクサク軽い食感が特徴のスナック菓子ポリンキーの美味しさをPRすることを目的に発売元である株式会社湖池屋が制定。日付は商品の形である三角形から3が重なる日に。

○美熊くんの誕生日
茨城県つくば市に本社を置き、パチンコホールなどを運営する株式会社ジョイパックが制定。自社のパチンコホール「ビックマーチ」のキャラクター「美熊(ビクマ)くん」の誕生日。
日付はホールの屋号の「ビッグマーチ」を訳すと3月になり、3が重なるゾロ目の日であることから。この日にパチンコ、スロットの魅力を伝え、楽しんでもらうのが目的。
 

○三の日
日本三大協会が1993(平成5)年に制定。
日本三大協会は、「三種の神器」「日本三景」等、日本で古来より三つで括ると安定すると考えられたのはなぜか、等を研究している団体である。 

○三十三観音の日
全国各地の三十三観音霊場で作る「三十三観音ネットワーク会議」が2010(平成22)年の発足会議にて制定。 

※立子忌
高浜虚子の子で『玉藻』を主宰した俳人・星野立子[ほしのたつこ]の1984(昭和59)年の忌日。
※星野立子:昭和期の俳人。高浜虚子の次女。虚子に師事し、初の女性主宰誌「玉藻」を創刊・主宰した。虚子の一族でも特に評価の高い人物の一人である。女性俳人では同時期に活躍した中村汀女、橋本多佳子、三橋鷹女とともに四Tと称された。 明るく自由な写生的方法で、清新な感覚を詠む。句集「笹目」「実生(みしよう)」など。
「睡蓮の敷き重なりし広葉かな」「大仏の冬日は山に移りけり」「何といふ淋しきところ宇治の冬」 

○企画展 新収蔵・バーチャル展示コンテスト展(青森県青森市・青森県立郷土館 1階特別展示室(大ホール)、3/3(木)~4/18(月) 9:00~17:00※休館日 3月25日(金))
青森県立郷土館では、我が県の歴史と文化を知り、後世に伝えていくための資料収集活動をおこなっている。
この企画展は、収集された資料のうち、今年度あらたに収蔵されたもの、また、過去に集められたものであっても公開する機会が少なかったものについて、ひろく一般に公開することを目的とするもの。また、仮想展示空間での模擬展示コンテストの最優秀作品を現実の空間に再現し、その成果を公表する。
 

○あさひまちのひなかざり(山形県朝日町・朝日町総合観光案内所「あさひ旅のココロ館」、3/3(木)~13(日) 9:00~17:00※池坊朝日町研究会社中展「ミニ いけばな池坊展」同時開催)
町内の旧家に伝わる雛飾りが、江戸時代に建てられた蔵を改装した「あさひ旅のココロ館」に集められる。歴史の残る蔵で、お雛様を愛でながら、古(いにしえ)に思いを馳せる。

◇上山城の雛祭り(山形県上山市・公益財団法人上山城郷土資料館、3/3(木)~4/3(日) 9:00~17:15※入館は16:45まで)
享保雛、次郎左衛門雛、古今雛、有職雛など江戸時代から伝わる内裏雛を中心に約150体を展示する。また、御殿飾りや竹田人形など様々な種類の雛人形を楽しめる。3月6日と20日の14時からは、学芸員による展示解説も行われる。

◇蟹仙洞の雛祭り(山形県上山市・蟹仙洞[かいせんどう]、3/3(木)~5/31(火) 9:00~17:00※火曜日定休、ただし5月31日(火)は開館 入館は16:30まで) 
蟹仙洞は、中国の漆工芸品や日本の刀剣などが展示されている博物館。紅花商品によってもたらされた雛人形、土人形、置賜地方の雛人形まどが展示されてる。また、4月中旬頃に展示替えを行い、5月人形の展示も行う。

□浦佐毘沙門堂裸押合大祭(新潟県魚沼市・浦佐普光寺[ふこうじ]境内毘沙門堂、3/3(木)※3月2日:前夜祭・ご祈祷/午後6時~8時・点火式/午後8時~ 3月3日:大祭当日・日中行事 午前8時30分~/稚児行列、福餅撒与等・夜行事 午後6時~午後11時頃/押合、弓張撒与、福餅撒与等)
約1200年の歴史を持ち、近年「国の無形民俗文化財」にも指定された浦佐毘沙門堂裸押合大祭。
我先に毘沙門天に拝もうと集まり始め、多くの民衆が押合い始めたのが起源といわれている。
現在は上半身裸の男衆が「さんよ、さよ!」の掛け声と共にもみ合い、一段高い所に祀ってある毘沙門天を誰よりも早く、近くで参拝しようと押し合う様は圧巻。

□関本神社の太太神楽(茨城県筑西市・関本神社) 
関本神社に古くから伝承され、「高千穂系神楽」に属し、正しくは太太御神楽[だいだいおんかぐら]という。「代代神楽」にも通ずると伝えられている。十二神楽といわれ、最初に奉幣行事で神楽を行うものすべてが参加し、神楽の曲に合わせて大玉串をあげ、その後第一座から八座まで奉奏される。毎年、春は3月3日、秋は11月23日に開催される。 

花のひなまつり プチプレゼント(千葉県千葉市美浜区・三陽メディアフラワーミュージアム(千葉市花の美術館) 9:30~17:00)
三陽メディアフラワーミュージアム(千葉市花の美術館)では、2月9日(火)~3月6日(日)にフェア”花のひなまつり”を開催中。3月3日には、女性の入館者の方を対象に、ひなまつりに飾れる小さなお花をプレゼントする。 

サクラフェア2016(東京都台東区・浅草とんぼ玉工房、3月3日(木)~4月6日(水) 10:00~18:00 *水曜日と3月4日(金)のみ 10:00~16:00 *月曜日・13日(月曜日と13日は体験のみ開催)、火曜日はお休み)
桜をテーマにした5人の作家(レジン、とんぼ玉、吹きガラス、サンキャッチャー、布)による作品を展示販売。作家が一点一点心を込めたオリジナルの手づくりの作品になる。さくらフェア限定とんぼ玉体験(3600円。前日18時まで要予約。)も開催。 

○Filament Live Installation at ICC(東京都新宿区・NTTインターコミュニケーション・センター(ICC) 19:00~21:00)
NTTインターコミュニケーション・センター「ICC」の無響室で、3月6日まで展示される作品「Filament at anechoic room」がアナログ・レコードとして発売されたのを記念し、ライヴ会場の複数箇所に置かれたものをFilament(Sachiko M,大友良英)が「演奏」する。通常のライヴ・イヴェントと作品展示の間のような形式での一晩かぎりの音楽体験。終演後にトーク&サイン会も予定。

○ジャパン・フィッシャーマンズ・フェスティバル2016 極旨!さかな祭(東京都千代田・日比谷公園、3月3日(木)~6日(日) 3月3日(木) 16:00~21:00 3月4日(金) 11:00~21:00 3月5日(土) 10:00~21:00 3月6日(日) 10:00~18:00)
「ジャパン・フィッシャーマンズ・フェスティバル2016 極旨!さかな祭」は日本初の魚介料理を満喫できる大規模フードフェスティバル。
全国各地の漁業協同組合が、名産の魚介を使った料理と物産を提供する「ご当地おさかなエリア」や、オステリア・ルッカの桝谷周一郎シェフやみちば和食 たて野の舘野雄二シェフなど人気料理店の有名シェフがプロデュースした絶品料理が食べられる「一流シェフ料理エリア」など、魅力ある魚介料理が楽しめる4日間となっている。
また、来場者の試食・投票でグランプリを決定する漁師自慢の旬の魚を使った「プライドフィッシュ料理コンテスト」などが行われる「Fish‐1グランプリ」(最終日のみ)も同時開催される。

とっておき海の幸(東京都渋谷区・表参道・新潟館ネスパス、3月3日(木)~6日(日) 10時30分から~18時※初日は13時~ ※最終日は16時まで)
海の幸の宝庫、新潟。新潟ならではの日本海の美味をご堪能ください。じっくり煮込んだ棒だら煮や素材にこだわったサーモンの塩辛、佐渡産の各種一夜干しなど、とっておきの味が盛りだくさんだ。

○Exposition de medailles de Tetsuji Seta 瀬田哲司 メダル展(東京都世田谷区・GALLERY TAGA 2、3/3(木)~28(月) 12:00~19:00※水曜・日曜・祝日休廊 ※最終日は17:00まで)
コンテンポラリーアートメダルを日本で初めて個展形式で紹介する。メダルはヨーロッパではアートの一分野としてすでに認識されているが、近年ではコンテンポラリーアートメダルが注目されてきており、瀬田は'12年に国際美術メダル連盟の大会でグランプリを受賞。植物の細部を極限まで再現した制作技術と禅的な世界観が特徴で大英博物館等に作品が収蔵されている。
今展では瀬田の最新作とともに国外のアートメダルの資料も展示。
 

深大寺だるま市(厄除元三慈恵大師大祭)(東京都調布市・深大寺、3月3日(木)~4日(金) 10:00~16:00)
江戸中期頃から始まった行事で、日本三大だるま市として有名。両日とも境内を埋め尽くすほどのだるま屋等の出店が軒を連ね、その様子はあたかも境内が真っ赤に染まるほどで、縁起物のだるまを求め大勢の参拝者で賑わう。
元三大師堂前のだるま開眼所では、僧侶がだるまの左目に物事の始まりを表す梵字の「阿(ア)字」を書き入れ、願いが叶った納めのだるまの右目には、物事の終わりを表す梵字の「吽(ウン)字」を入れ、感謝の意を込めて寺に納めるという、深大寺古来の習わしがある。
 
 

○懐かしの大根・東海大学前(神奈川県秦野市・東海大学サテライトオフィス 地域交流センター、3/3(木)~5(土) 10:00~16:00)
大根[おおね]・東海大学前周辺の風景の変遷を、写真と地図で振り返る。5日(土)は、地域にゆかりの深い皆さんに、大根・東海大学前の昔の風景・街並み・暮らしを伝える写真を持ち寄ってもらい、それをデジタルスキャンし地図に重ねていくワークショップも実施する。

○(信州)須坂市立博物館開館50周年特集展「春を愛でる 雛と桜」(長野県須坂市・須坂市立博物館、3/3(木)~5/15(日) 9:00~17:00※休館日:3月7日(月)、14日(月)、22日(火)、28日(月)、5月2日(月)、9日(月)※4月は休館日なし 入館は、午後4時30分まで)
須坂市立博物館開館50周年を記念し「信州須坂わくわくおひなめぐり」と「臥竜公園さくらまつり」に合わせた特集展を開催。
須坂藩堀家に伝えられた江戸時代の雛人形・雛道具とともに、多くの美しいさくらが細密に描かれた図譜『ジャク譜(ふ)(※ジャクは又を3つ書く)』を紹介する。あわせて、市内各所で見事な花を咲かせる須坂市指定天然記念物のさくらの写真など、暖かな春の訪れを感じられるの数々をこの機会にぜひ。
 

◇第14回 松代でひなまつり(長野県松代町周辺、3/3(木)~4/3(日)※期間中は日によって様々な催しも開催される)
桃の節句の時期、松代では町内約90箇所にひな人形を展示し、まち全体で「松代でひな祭り」(ひな人形を町内各地にて展示することを指す)を行う。
期間中は、折り紙のひな人形を川に流す「流し雛」、布を使った「布のミニ雛作り」や、ひな巡りをしながら松代の町並み散策を行う催しなどを数多く予定している。城下町ならではの松代の町並みを舞台に、春の息吹を感じてみては。
 

○100歳記念 小嶋千鶴子陶人形展(三重県菰野町[こものちょう]・パラミタミュージアム、3/3(木)~28(月) 9:30~17:30※入館は17:00まで 会期中無休)
小嶋千鶴子は経済界での活躍とともに美術品の蒐集にも情熱を傾けてきた。夫君で洋画家の小嶋三郎一とともに蒐集した60年にわたるコレクションが現在のパラミタミュージアム収蔵作品の基礎となっている。また、70代より作陶を始め、その独特の色合いと何物にもとらわれない自由な作風は好評を博している。日々あらたな作品の制作に励んでいる小嶋千鶴子の100歳を記念して最新作を展示する。 

○島田昌葉 親子三代水墨画展 -智葉・亜弥葉-(三重県菰野町・パラミタミュージアム1階小ギャラリー、3/3(木)~14(月) 9:30~17:30※入館は17時まで 会期中無休)
墨と色彩の美しいハーモニー。島田昌葉[しょうよう]は水墨画に入門して30年。この度、娘・智葉[ともは]、孫・亜弥葉[あやは]とともに初めての親子三代展を開催。 
島田昌葉略歴:1935年津市生まれ/1985年中川晴象氏に師事/1989年日本南画院展初入選、以降連続27回/1999年津市中日文化センター講師/2000年津日本画会理事/2003年「水墨画・墨彩画」出版/2006年「墨彩花」出版/個展8回、グループ展多数/現在、華昌会主宰、津・名張にて水墨画講師
  

□梅花神事(京都市北区・上賀茂神社 10:00~)
神前に草餅・桃の花・こぶしの花を供え、無病息災を祈願する。

◇流し雛(京都市左京区・下鴨神社 10:00~ひな人形授与の受付開始、 10:30~祈祷開始、 11:30~平安装束のお内裏様とお雛様による流し雛の儀、11:45~一般による流し雛)
下鴨神社のひな祭りは、編んだ藁に乗せた雛人形「さんだわら」を、境内を流れるみたらし川に流し、子供たちの無病息災を祈る神事。
ひな祭りは、もともと穢れを雛に託して祓う神事だが、現在では雛段に飾って祝うのが一般的となった。
当日は甘酒の接待もある。

□ひいな祭(京都市下京区・市比賣[いちひめ]神社 13:00~16:00) 
市比賣神社では他で見る事の出来ない「ひと雛」が行われる。実際の人間が十二単などを着てお雛様になり、ひな段に座り「ひと雛勢揃い」が披露される。平安貴族の優雅な遊びも紹介される。
市比賣神社は、地元では「いちひめさん」と呼ばれ、縁結び、子授け、女人厄除けなど女人守護の神社である。

□春桃会(京都市東山区・三十三間堂 9:00~15:30) 
春の三十三間堂では、「三十三間堂」の名前にちなんで「三」の重なる〈桃の節句〉に法会が行われる。華道池坊の献花式と華展、千体観音像を特設の高壇から遥拝するなど、縁日(無料公開)のみの慶祝行事が催され、限定の女性専用「桃のお守り」も授与される。

□桃の節句~ひなあられのふるまいと折り紙でひな人形づくり~(京都府精華町・けいはんな記念公園 14:00~16:00)
桃の節句「ひな祭り」にあわせて行われるイベント。おりがみでひな人形づくりやひなあられなど、日本らしいひな祭りを体験しよう。

○合間太郎個展~大満様~(大阪府大阪市浪速区・ギャラリー1616、3/3(木)~6(日) 11:00~19:00※最終日6日は17時まで)
どこか怖くて可愛いくて、どこか悲しく懐かしい。神、妖、人、自然の境界曖昧に見えるカタチに愛おしさを込めて、“満つる”をテーマに表現した、合間太郎の世界を楽しもう。 
合間太郎プロフィール:イラストレーター2011年 株式会社イーループ設立。妖怪好き作家の集い「夕焼けゑびす」所属。
 

◇銀谷のひな祭り(兵庫県朝来[あさご]市・生野町口銀谷[くちがなや]地区、奥銀谷地区界隈、3/3(木)~6(日) 9:00~16:00)
町内約150軒の協力で民家にひな人形が展示される。国の重要文化的景観に選定された生野鉱山及び鉱山町の町並みを、可愛らしいひな人形と共に楽しもう。シャトルバスの運行もある。 

○cocokara うさぎ展(岡山県岡山市北区・atelier&shop cocokara-ココカラ-、3/3(木)~21(月) 10:00~16:00※定休日:7(月)、14(月)※17日(木)は午後から営業)
自慢の作家さん達が作る、アクセサリーや布小物・雑貨のハンドメイド一点モノをはじめ、店主セレクトグッズ、絵描き&イラストレーターによる展示、パティシエによるスイーツ…etc。モフモフ、うさぎにまみれたcocokaraへ是非、癒されに行こう。

◇第15回 長崎街道大村宿ひなまつり(長崎県大村市・大村市中央商店街アーケード、3/3(木)~4/3(日))
市内の中央商店街にひな人形が飾られる。展示期間中は、お茶会など大人からこどもまで楽しめるイベントも多数開催予定。
 

○落合光昭写真展「ねこ」(宮崎県宮崎市・宮崎県総合博物館・2F特別展示室、3月3日(木)~4月14日(木) 9:00~17:00 最終入場16:30※期間中の開催日:火曜を除く)
動物写真家、岩合光昭が40年以上撮り続けてきた猫の写真を一堂に集めた展覧会。旅先で出会った猫や若き日の岩合と暮らした猫の海ちゃん、猫島として知られる田代島を撮影した「ハートのしっぽ」の各シリーズから厳選された作品など約200点を紹介。自由で、愛らしい、表情豊かな猫たちの姿がいきいきと写し出されている。 

 ハナモモ(花桃) hana peach 

【花言葉】「あなたに夢中」「気立てのよさ」「愛」「恋の奴隷」「私はあなたの虜」「辛抱」「チャーミング」 

【概要】
ハナモモ(花桃、学名:Prunus persica)は、バラ目バラ科サクラ(スモモ)属の耐寒性落葉低木 
ハナモモ(モモ)、中国原産の落葉樹で、日本には古い時代に渡来した。古くから親しまれ、ひな祭りの花として現在でもよく知られている。果実を食用とする果樹として扱う品種と、花を観賞する花木として扱う品種がある。花木として扱う品種は、特にハナモモと呼ばれる。目的の違いで分けられているが、両者に植物学上の違いはほとんどない。
ハナモモは江戸時代の書物に8品種が紹介されており、この頃に改良がはじまったとされる。もともとモモは変異の少ない植物で、タネから育ててもあまり変化の大きい個体は出てこない。それが原因なのか、現在見られるハナモモの品種や系統も江戸時代からあまり変わっていないとされる。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の persica は「ペルシャの」という意味である。ペルシャ経由でヨーロッパに伝わったことからきている。
英名ハナピーチ(hana peach)。「hana」は日本語の「花」から。「peach」は
“ペルシア”が語源で、ラテン語のpersicum malum(ペルシアの林檎)から来ている。
中国において桃は仙木・仙果(神仙に力を与える樹木・果実の意)と呼ばれ、昔から邪気を祓い不老長寿を与える植物として親しまれている。 

【特徴】
樹高1~7m。樹形には箒立性、枝垂れ性、矮性などがある。 
開花期は
3~4月。花は花径3~5cmの5弁または多重弁で、多くの雄しべを持つ。花柄は非常に短く、枝に直接着生しているように見える。花の色には紅色、桃色、白などがある。 
葉は花よりやや遅れて茂る。幅5cm、長さ15cm程度の細長い形で互生し、縁は粗い鋸歯状。 
結実するが実は小さく、食用には適さない。 

【主な原種・園芸品種】

‘矢口’Prunus persica 'Yaguchi')
花色は鮮やかな桃色で八重咲き。切り花向きに広く栽培されており、ハナモモの中でも一番よく見るメジャーな品種。枝の太い「太矢口」、逆に細い「太矢口」などの品種がある。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/3b/700800e236204647965e6088613eb198.jpg
・花
http://kyonohana.sakura.ne.jp/blogs/engei/%E3%83%A4%E3%82%B0%E3%83%81130317b-l.jpg

‘源平’Prunus persica 'Genpei') 
一本の木から、ピンクと白の花が咲く。また、1輪の花が白とピンクが交じったしぼり模様になることもある。接ぎ木と間違われることがあるが、もとから先分ける性質の木。八重咲き種。
http://shimaumaclub.sakura.ne.jp/sblo_files/viajar/image/E696B0E5AEBFE5BEA1E88B91E3838FE3838AE383A2E383A2E6BA90E5B9B3.jpg
http://gazo.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2009/04/13/ha0109041201momogenpeizaki003002.jpg
http://8.pro.tok2.com/~seseragi/120406genpeimomo5.jpg

キクモモ(菊桃)Prunus persica 'Kiku'=Prunus persica 'Stellata')
ピンクの八重咲きで先のとがった細長い花びらが特長。細長い花弁が重なった様子がキクの花ように見え、他のハナモモとは毛色の違う花姿なので、モモの品種だとわからない方も多いかもしれない。庭木としてよく植えられている。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/ja/6/6d/Peach_tree.JPG

カンヒトウ(寒緋桃)Prunus persica 'Kanhi')
八重咲きで濃い緋色の鮮やかな花色が際立つ。
http://nandemo-zukan.net/plant/img/2014/03/30/24414.JPG

‘関白’Prunus persica 'Kampaku') 
純白の八重咲き品種.
http://livedoor.blogimg.jp/syousuke0202/imgs/8/2/8279bd72bccce7339b8d.JPG

‘照手紅’(Prunus persica 'Terute Beni')
箒立性で狭いスペースにも植えることができる。紅色大輪花。
http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/hana-online/cabinet/hanamomo_hana/terute_aka.jpg

‘照手白’(Prunus persica 'Terut Shiro')
箒立性で狭いスペースにも植えることができる。黄色がかった白色大輪種。
http://image.rakuten.co.jp/hana-online/cabinet/hanamomo_hana/terute_shiro_dai.jpg 
http://shop.takii.co.jp/shop/img/product/l1/NHM803.jpg

【詳しい育て方】

■主な作業
剪定12月~2月、もしくは花の終わった後に枝の切り戻しを行う。花芽はその年の春に伸びた充実した枝に7月頃に作られる(咲くのは翌年の3月以降)。短い枝にたくさん花芽が付くので、細くて弱い枝や伸びすぎた枝は短く切り戻してしまう。木が若いうちは多少短く切り戻しても横から芽が吹いてくるが年を経た木は芽吹く力が弱いのであまり短く切り戻してしまうと新しい枝が伸びてこない。大きくなった木はあまり短く切り戻さないように注意する。太い枝を切り落とした場合、切り口から雑菌が入りやすいので「癒合材(ゆごうざい)」を塗っておく。

■栽培環境
日当たりの良い場所で育てる。日陰では育たないので地植えにする際は注意する。
耐寒性があるので冬は特になにもする必要はない。

■水やり
やや乾燥気味の土壌を好むので鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与えるようにする。地植えの場合は植え付け直後と真夏に極端に乾燥する場合をのぞいて与える必要はない。

■肥料
肥料は1月~2月に1回、花の終わった後に1回、8月頃に1回の年3回に分けて与えると効果的。与える肥料は油かすと骨粉を同量混ぜ合わせたものを株から少し離した場所に溝を掘り、そこに埋める。

■用土
水はけが良ければ特に選ばない。じめじめした場所や水はけの悪い場所ではよく育たないので、植え付ける場所は良く選ぶ。

■植えつけ・植え替え
植え替えは特に必要なし。小さな鉢植えで徐々に大きくしてゆく場合は鉢が根でいっぱいになったら一回り大きな鉢に植え替える。水はけを良くすることが大切なので鉢の底には大粒の軽石などを敷く。適期は2月~3月。
植え付けも同様に冬におこなう。植え付けた直後はたっぷりと水をやって落ち着かせる。

■ふやし方
接ぎ木でふやすことができまる。しかし、どの木にどの枝を接ぐかなど品種同士の相性などもあり高い技術が必要なので初心者向きではない。
さし木一般家庭ではさし木でふやすことをおすすめする。適期は、新梢が堅くなりかける5月から6月。枝を10cmほどの長さに切り、先端の2~3枚を残して葉を切り取る。十分に水あげを行ってから、鹿沼土小粒単用や市販のさし木用土にさす。たっぷりと水を与えて、風の当たらない日陰で乾かさないように管理する。

■病気と害虫
病気:縮葉病、灰星病、せんこう細菌病
縮葉病は、新葉が縮れたようになる。
灰星病は、花が腐って褐変する。見つけしだい、花を取り除く。
せんこう細菌病は、葉に茶色の斑点ができ、後に穴が空く。秋に感染した菌は越冬し、春から夏に発生する。病斑のある葉を切り取り、発生初期に薬剤を散布する。
害虫:カイガラムシ、アブラムシ 
カイガラムシは一度発生するとなかなか根絶できないので、数年間は継続して防除する必要がある。アブラムシは4月中旬以降に発生するので、見つけしだい防除する。

■まとめ
病害虫が発生しやすいので薬剤での予防をこまめにする
年を経た木は枝を切りすぎない
日当たりの良い場所を好む 


1 コメント

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トランプエレメント (サステナブルの森)
2021-11-27 09:57:37
兵庫県姫路市にあるダイセルイノベーションパークの久保田邦親博士の炭素結晶競合モデル(CCSCモデル)は結構ためになった。

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