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11月13日「いいひざの日」 誕生花:ナナカマド

2014-11-13 00:34:29 | 雑記

 記念日・年中行事

○いいひざの日
寒さが増してひざが痛み出す時期に、コンドロイチンZS錠などの関節痛の薬を開発するゼリア新薬工業株式会社が、ひざ関節痛の治療や予防を広く呼びかけるために制定した日。
日付の理由には覚えやすいように11と13で「いいひざ」と読む語呂合わせも含まれている。

○消費者がつくったシャンプー記念日
自分たちの髪の悩みから「消費者にしかできない商品づくり」に取り組み、シャンプーを開発、さらに1000を超える試作を重ねて改良し、その商品が多くの消費者に愛されている熊本市に本社を置く株式会社ネイチャー生活倶楽部が制定。
日付は11と13を「いいかみ(髪)」と読む語呂合わせから。

○茨城県民の日
1871年(明治4年)の今日、廃藩置県後の府県統廃合で茨城県の名称が初めて使われた。
の時誕生した茨城県は現在の茨城県北部に相当し、1875(明治8)年に新治県および千葉県の一部を編入して現在の県域となった。
これを明治100年にあたる1968年(昭和43年)に、県民一人ひとりの郷土意識を高めるために、県が「県民の日」に制定した。

○うるしの日
日本漆工芸協会が1985(昭和60)年に制定。
平安時代のこの日に、文徳天皇の第一皇子・惟喬[これたか]親王が京都・嵐山の法輪寺に参籠し、その満願の日のこの日に漆の製法を菩薩から伝授したとされる伝説から。
この日は、以前から漆関係者の祭日で、 親方が職人に酒や菓子などを配り労をねぎらう日であった。

※空也忌
念仏の開祖とされる平安時代の僧・空也[くうや]の忌日。
956(天暦10)年11月13日、空也が奥州への遊行に出発する際に「この日を命日とせよ」と言ったことから11月13日を忌日とする。
空也は972(天禄3)年9月11日に京都の現在の六波羅蜜寺で亡くなっている。

○ギネス世界記録の日(11月第2木曜日)
ギネス・ワールド・レコード社が2005年に制定。
世界各地でギネス世界記録に挑戦するイベントが行われる。

□うるしまつり(京都市西京区・法輪寺本堂、11:00~)
日本の伝統的工芸品である漆、漆器の製造法は、文徳天皇の第一皇子、惟喬(これたか)親王が法輪寺に参篭し、本尊虚空蔵菩薩から伝授を受け、完成されたと言い伝えられている。
11月13日はその参篭満願の日と言われ、11月13日を「うるしの日」と定め、全国の漆業者が法輪寺に参拝し、感謝の法要を執り行う。
奉納狂言もある。

□土御門天皇祭武者小路千家家元献茶祭(大阪府島本町・水無瀬神宮)
大阪で唯一選ばれた全国名水百選「離宮の水」の里で行われる献茶祭。土御門[つちみかど]天皇は水無瀬神宮の祭神の一人。
神宮は後鳥羽天皇の離宮跡に鎌倉時代に創建された。重要文化財茶室「燈心亭」。

□慈恩会[じおんね](奈良県奈良市・薬師寺大講堂)
慈恩大師の学徳を偲び行われる法要。薬師寺と興福寺が1年交代で、西暦の偶数年は薬師寺、奇数年は興福寺で行う。

□霜月大祭(兵庫県姫路市・播磨国総社射楯兵主[いたてひょうず]神社 、11/13~16)
平安末期播磨国内174座の神々を合祀し、播磨国総社とよばれるようになった11月15日を記念した祭礼で、ひめじ祭とし、播州地方最後の秋祭りとして賑わう。

 ナナカマド(七竈) Japanese rowan  

【花言葉】「慎重」「賢明」「用心」「私と一緒にいれば安心」「怠りない心」

【概要】
ナナカマド(七竈、学名:Sorbus commixta)はバラ科ナナカマド属の落葉高木。
北海道~九州、朝鮮半島、樺太などの山地~亜高山帯に分布する。
平地でも問題なく育つが、元来高山性の樹木で北海道や東北などの寒冷地では非常に紅葉が美しく病害虫の発生も比較的少ないので、街路樹として利用される。
ナナカマドは漢字で「七竈」と表し、その由来は材質が固くて「七度かまどにくべても燃え切らずに残る」とか、「炭にするには七度焼かなければならない」等、諸説ある。
どちらにしても「燃えにくい」ということを表しているが、燃えるのが遅いという程度で、そこまで燃えにくいことはなく良質の炭(白炭)になる。
 備長炭[びんちょうたん]の材料として火力も強く火持ちも良いので作られた炭は極上品とされている。
属名の Sorbus はこの属の植物の古いラテン名からきている。
種小名の commixta は「混合した」という意味である。

【特徴】
樹高5~15m。若木の樹皮は淡褐色で楕円形の皮目があり、やや滑らか。
成木になると暗灰色で浅く裂ける。若い枝は紅紫色または暗紫色、無毛で光沢がある。
葉は互生、長さ13~20cmの奇数羽状複葉。小葉は4~7対あり、長さ3~9cm、幅1~2.5cmの披針形~長楕円形。
先端は鋭くとがり、基部は左右がやや不ぞろい。縁には浅く鋭い単鋸歯または重鋸歯がある。両面ともほとんど無毛。葉の中央部の小葉がもっとも大きい。葉軸の節には褐色の軟毛がある。
開花期は5~7月で、枝先に複散房花序を出し、直径6~10mmの白い5弁花を多数開く。花弁は円形~卵円形で、表面の中部以下に早落性の白い軟毛がある。
雄蕊は20個。花柱は3~4個あり、基部には軟毛が密生する。花序は無毛または花期にまばらに褐色の軟毛がある。
萼筒は杯形で、はじめ褐色の軟毛がある。萼片は小さく、長さ1mmほどの三角形。
花の後にできる実は偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)で、ナシ状果。直径5~6mmの球形で、9~10月に赤く熟す。
頂部には内側に曲がった萼片が残る。種子は長さ3~4.5mmの卵形または卵状楕円形。
・幹
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・全体
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・葉
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・花
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・実
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【種類】
ウラジロナナカマド〔S. matsumurana〕
ウラジロナナカマドは中部以北の高山帯に生える。樹高1~3m。
花が俯くことが多く、実は殆ど俯いて付く。
葉の縁の鋸歯を見ると、ナナカマド
は鋸歯が葉の基部からはっきりとしているが、ウラジロナナカマドの鋸歯は上半分に目立つ。
また、ウラジロナナカマドの葉は葉の先端の鋭さが無く、どちらかというと楕円形の葉である。裏面が粉白色であるのが名前の由来でもある。
ナナカマドと比べて花の茎ががっしりしているという印象を受ける。
実はナナカマドが球形であるのに対して、楕円形である。
・葉
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・実
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ホザキナナカマド〔Sorbaria sorbifolia var. stellipila〕
ホザキナナカマド(Sorbaria sorbifolia var. stellipila )は、北海道や下北半島に自生し、夏季に真っ白い美しい穂先のような円錐花序を出すので観賞用としても美しい。
バラ科ホザキナナカマド属(
Sorbaria)にはほぼ10種類が知られ、アジアと北アメリカに分布しているが、日本にはこのホザキナナカマド1種だけが自生している。
北海道ではごく普通に見られる樹高2~3m程度になる落葉低木で、長さ15~30cmになる大きな奇数羽状複葉を持っている。
小葉は11から23枚ほどで、それぞれの小葉は長さ4~10cmほどの細長い楕円形で先が尖り、縁には鋭い重鋸歯がついている。
6月~8月に長さ10~30cmにもなる円錐形の花序を出し、直径1cm足らずの白い花をたくさんつけるので、とても美しく華やかに見える。
5枚の花弁を持つが、雄蕊が花弁の2倍の長さにもなるのが特徴で、全体としてふわりとした感じに見える。

果実は袋果で密毛があり秋には赤褐色に熟すが、割れて5個に開裂する。葉の形がナナカマドに似ていることから名が付いたとされるが、ナナカマドの果実は開裂しない。
日本北部ばかりでなく、中国北東部、シベリア、ウラル地方にも分布しており、中国では珍珠梅、とくに星花珍珠梅と呼ばれる。
・葉
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・花
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・果穂
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ニワナナカマド〔Sorbaria kirilowii〕 チンシバイ(珍珠梅)
バラ科ソルバリア属(ホザキナナカマド属)。中国原産。公園や庭木として植えられる落葉広葉低木で、樹高3~4mの株立ち(根元から数本の幹が生じる)になる。
葉は奇数羽状複葉で互生し、小葉は15枚~21枚で長さ4~7cmの広披針形。
葉先は尾状で縁には鋭角の鋸歯があり、規則正しく並ぶ葉脈は良く目立つ。
6~8月に枝先に円錐花序を出し、直径5~6mm白色の5弁花をまとめて多数つける。
雄蕊の長さは花弁と同長で多数がつく(同属のホザキナナカマドは、雄蕊が花弁の外に長く突き出す事が区別点になる)。
果実は袋果の円柱形で5個が立ち上がり、晩秋に裂開して種子を出す。
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・葉
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・花
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セイヨウナナカマド〔S. aucuparia〕 ヨーロッパナナカマド
セイヨウナナカマドは、ヨーロッパからシベリアのユーラシア大陸の北部に広く分布する落葉小高木。
低地から海抜2400mまでと分布範囲は広い。
樹形や生育地から一目でナナカマドの仲間であることはわかる。
明るいヨーロッパカラマツの林では大きく生長し、亜高木層を構成している。
林縁では橙色の果実をたくさんつけてよく目立つ。果実は日本のナナカマドよりも一回り大きく、色は橙色が強いようであるが、濃い赤色のものも見られる。
分布域の2400mという数字は森林限界を超えているが、そのような場所では低木の状態で生育している。
http://www.commanster.eu/commanster/Plants/Trees/Trees/Sorbus.aucuparia2.jpg
・葉
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・花
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・実
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ナンキンナナカマド〔S. gracilis〕
南京」の名がつくが外来種ではなく、日本固有種。
植物の命名法で「南京」には小さいとか愛らしいという意味がこめられている。
別名を小葉の七竈(コバノナナカマド)ともいう。
本州の東北地方南部から九州にかけて分布し、山地の林の縁などに自生する。
樹高1~3m。葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互生する。
小葉の形は長い楕円形で、7~9枚で1枚の葉が構成される。 小葉の先は丸く、縁には鋸歯のあるものとないものがある。
花期は5月頃で、枝先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、淡い黄緑色を帯びた花をたくさんつける。
花径は1cmくらいで、花弁は5枚である。 花序のつけ根の部分に扇形の大きな托葉がある。
花の後にできる実は長さ1センチくらいの楕円形の偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)で、秋に赤く熟する。
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・葉と実
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・花
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・実
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【詳しい育て方】

■主な作業
自然樹形が最も適しているので放任でも構わないが、スペースの関係から枝を切る場合は枝分かれしている付け根から切り落とすようにし、できるだけ自然に近い樹形をキープする。
枝の傷口がふさがりにくい性質なので、太い枝を切った場合は切り口に癒合剤(ゆごうざい)など傷をふさぐものを塗る。
放置していると病気が発生したり、そこから虫が入るなどする。
癒合剤が無い場合は、木工用ボンドでもいいので切り口に塗る。 

■栽培環境
日当たりが良く、腐葉土などの腐植質がたっぷり入った湿り気のある土壌が適している。
庭木にするなら樹高が1~2m程度に収まるナンキンナナカマドが適している。

■水遣り
庭植えすれば水遣りは不要である。
夏場の乾燥に若干弱いが、それを除けば、庭植えするのならば、放置で生育する。
鉢植えにした場合は、土が乾いていたら水を遣るという一般的な水遣りをする。
土が濡れているうちは水を遣らず、受け皿に水がたまっている場合は、水は捨てる。
ナナカマドは寒冷地の高山の植物で、暖地平地の夏の暑さ・乾燥には若干弱い。
そこで、真夏は水切れしないように気をつけるか、あまりに乾燥で水切れを起こすようであれば、半日陰
に移動させる。

■肥料
極端なやせ地でない限り、肥料を与える必要はない。
腐植質に富んだ湿潤な土壌を好むので冬に堆肥や腐葉土を株元にすき混んであげると良い。

■用土
ナナカマドは普通は庭植えするものであるが、盆栽に利用する人もいる。
また大きな鉢植えにして育てる場合もある。
盆栽の場合の用土
は赤玉土8:桐生砂2の配合土、鉢植えにして戸外で管理する場合は市販の花と野菜の土を利用する。 

■植え付け・植え替え
植え付けの適期は落葉期の冬であるが、寒冷地では厳寒期を避けて芽吹く直前の春に植えた方が株の傷みが少ない。
株が小さい内は移植できますが、大きくなってからは根付きにくく難しい。

■ふやし方
タネまきタネからふやすことができる。秋に果実が熟したら採取し果肉を取り除いてすぐにまく。すぐにまけない場合は乾かさないように貯蔵しておいて春になってからまく。タネは乾かしてしまうと発芽する力が極端に落ちるので気をつける。普通のナナカマドは実を付けるまで10年くらいかかるが、品種によっては3~4年から実を付けるものもある。
接ぎ木: セイヨウナナカマドは接ぎ木でふやすことが多い。

■病気と害虫
本来の自生地である寒冷地では病害虫の少ない樹木であるが、平地や暖地では比較的発生しやすい。
病気: うどんこ病、黒斑病など
害虫: アブラムシ、ハマキムシ、ミノムシ、テッポウムシ(カミキリムシの幼虫、幹に潜り込んで内部を食害)などの発生が見られる。定期的な薬剤散布を行い発生を予防する。

■まとめ
やせ地でない限り、肥料は要らない
平地、暖地では病害虫が出やすい
剪定、植え付けは落葉期に行う


1 コメント

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