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1月3日「瞳の日」 誕生花:クロッカス

2015-01-03 00:30:39 | 雑記

 記念日・年中行事

○瞳の日
1月3日の語呂合わせから「ひとみ」、10月10日の目の愛護デーのように瞳をいつまでも美しくという趣旨の日。コンタクトレンズ業界などでイベントを企画中のところもある。もちろん「ひとみさん」とか「瞳さん」の日とするのも楽しい。 

○駆け落ちの日
1938(昭和13)年のこの日、女優の岡田嘉子と杉本良吉が、樺太の国境を越えてソ連へ亡命した。 ソ連で二人はスパイ容疑で国家警察に逮捕され、岡田は、禁錮10年、強制収用所送りとなり、杉本は国家反逆罪で銃殺された。1947(昭和22)年釈放された岡田は、翌年モスクワ放送に日本向け番組のアナウンサーとして採用される。更に1952(昭和27)年、50歳にして、ルナチャルスキー国立演劇大学に入学。卒業公演に「女の一生」を演出して、ソ連演劇界から高い評価を受けたという。

○戊辰戦争開戦の日
1868(慶応4)年のこの日、戊辰戦争が始った。
京都の鳥羽・伏見で旧幕府軍と薩摩・萩軍が戦闘したが、装備で劣る旧幕府軍は敗退し、5日後に徳川慶喜は海路江戸へ向かい、新政府軍は慶喜追討令をうけて江戸へ進撃した。
戊辰戦争の名称は慶応4年/明治元年の干支が戊辰であることに由来する。

*(旧)元始祭
天孫降臨・天皇の位の元始を祝って宮中三殿で天皇が親祭する祭。
1874(明治7)年から1948(昭和23)年までは祝祭日となっていた。

□元三大師大縁日[がんざんだいしだいえんにち](茨城県常総市・安楽寺※7時~17時頃) 
天神様で名高い菅原道真公遺子、下総国国司菅原三郎景行により創建された寺。正月三日に亡くなったためにそう呼ばれるようになった元三大師は、厄除けの大師様として名高いことから、毎年1月3日には厄除け護摩の祈願が行われる。

□寺野ひよんどり(静岡県浜松市・宝蔵寺観音堂〈通称・三日堂※14時~)
400年前より世襲により伝承されている、五穀豊穣、無病息災を祈る祭礼。神楽系の舞が多く残され、全国的にも珍しい鬼と松明による豪華な踊りも楽しめる。現在、13番の舞が残されている。

□向方お潔め祭り[むかがたおきよめまつり](長野県天龍村・天照皇大神宮) 
正月3日の午後から、向方地区にある天照皇大神宮において、夜を徹して行われる湯立神楽。扇・ヤチゴ・剣などを手に、「花のようとめの舞」「三ツ舞」「古伝の舞」「火伏せ」などの湯ばやしの舞が舞われる。最後に宮人、村人全員が釜の周りに集まり、何度も歌ぐらを唱えて湯を立て、新しい年の幸せを祈る。国の重要無形民俗文化財。

□鳳来寺田楽(愛知県新城市・鳳来寺[ほうらいじ]田楽堂)
名刹鳳来寺山の開祖・利修仙人の命で、山中に棲んでいた鬼の首をはねて守護神としてまつり、寺の僧が供養にと村人とともに踊ったのが田楽の始まりと伝わる。農民生活と修験や、薬師如来の信仰が結びついて室町のころに現在のような形態になったという。年の始めに豊作を願うもので、神楽や田遊びなど豊富な芸能を含む民俗芸能。国の重要無形民俗文化財。

○篠島[しのじま]大名行列(愛知県南知多町・前浜海岸、1月3日〈土〉~4日〈日〉)
神霊が八王子社へ帰る道中をお守りする行列。厳寒の海岸で裸男が懸命にもみ合う光景は壮観。祭場で厄男が「おたなぎさま」という御神木を手にふれるために激しいもみ合いを始める。御神木を沖へ持って行くほど豊漁になると言われてるため、必死に沖へ持っていく。

かるた始め式(京都市東山区・八坂神社、13:00~) 
能舞台で十二単姿のかるた姫達が、勢い良くかるたを取り合う。祭神のスサノオノミコトが、和歌の神様であることに由縁する行事。
9:00より能舞台において、初能奉納が行われる。 

□倶利伽羅不動尊祭(兵庫県篠山市・倶利伽羅不動尊)
毎年1月3日に行われる新年恒例の祭り「倶利迦羅不動尊祭」。護摩供養や火渡りの儀式火生(かしょう)三昧(ざんまい)が営まれ、訪れた多くの人たちが無病息災などを願う。 

□矢立の神事(岡山県岡山市・吉備津神社) 
吉備津彦命の温羅(うら)退治伝説に由来する神事。お祓いを受けた弓矢を矢置岩に供えた後、東西南北に向かって順次矢を放つ。四方より来る災禍を祓い、天下泰平、国家安穏、氏子安全、五穀豊穣を祈る。
温羅とは伝承上の鬼・人物で、古代吉備地方の統治者であったとされる。「鬼神」「吉備冠者(きびのかじゃ)」という異称があり、中央の伝承によると吉備には吉備津彦命(きびつひこのみこと)が派遣されたというが、吉備に残る伝承では温羅は吉備津彦命に退治されたという。

□お弓神事(広島県福山市・能登原八幡神社※9時~12時) 
約835年前の源平の頃、能登守教経(のとのかみのりつね)がこの地へ布陣したことに由来して始まったといわれる。新年の平穏を祈願するもので、古式ゆかしく執り行われる。

□玉せせり(福岡県福岡市・筥崎宮[はこざきぐう]、13時~開催) 
玉をめぐって競い合う全国に知られる奇祭。玉に触れると悪事災難を逃れ、幸運を授かるといわれる。陸側と浜側に分かれた競り子たちが玉を巡って激しい争奪戦を繰り広げる大漁、豊作祈願の神事。混雑を避けるため、なるべく公共の交通機関を利用のこと。

 クロッカス(花サフラン)spring crocus

【花言葉】「悔いなき青春」「若返り」「信頼」「あなたを待っています」

【概要】
クロッカス(Crocus) は、アヤメ科クロッカス属の総称、または、クロッカス属の内で花を楽しむ園芸植物の流通名。
地中海沿岸から小アジアにかけて約80種類が分布する球根植物。早春に花を咲かせるものが一般的にクロッカスの名前で通っているが、秋に花を咲かせるグループもある。ちなみにスパイスとして有名なサフランは秋咲きクロッカスの仲間である。
クロッカスの名前はギリシア語のクロケ(糸)に由来し、糸のような細長い雌蕊を持つ種があることにちなむ。秋に球根を植え付けて、春に花を楽しむのが一般的。鉢植え、花壇植えの他、水栽培でも育てられる。

【特徴】
球根は直径4cmくらいの球茎で、根生葉は革質のさやに覆われている。クロッカスは球根から直接、葉や花が伸びて茎がないように見えるが、実は地下の球根が茎に当たる。詳しくいうと、クロッカスの球根は茎が縮まって肥大したもので、正しくは球茎という。球根を包む皮は革質、繊維質、膜質など、種によって見た目が異なり、球根の形と併せて種を区別する際の目安となる。
球根から線状の葉を出し、同時に葉の間からつぼみがにょきにょき伸びてきて花が咲く。葉には縦方向に白い溝が走り、付け根は薄い膜のようなさやで束ねられている。開花時、葉の長さは花の高さと同じか低いくらいであるが、花が咲き終わったあと一気に伸びて茂る。花後に茂った葉で栄養を作って一生懸命新しい球根をこしらえ、その後葉が枯れて休眠する。休眠から冷めると球根に蓄えた栄養で一気に花を咲かせる。毎年この生育サイクルを繰り返す。

花は下の方が細長い筒状で、先端が6枚の花びらになって開く。花は日差しを浴びて気温が高くなると開く。曇りの日や夕方以降は気温が低くなるので閉じる。花はほとんど地上すれすれのところに咲き、黄色・白・薄紫・紅紫色・白に藤色の網目状の模様が入る絞りなどがある。
植物学上は、クリサントゥス〔
Crocus chrysanthusを原種とする黄色種と、ヴェルヌス〔C. vernusを原種とする白・紫系の品種とは別種だが、園芸では同一種として扱われる。 

【主な原種・園芸品種】
■春咲き
クロッカス・クリーサントゥスCrocus chrysanthus
小アジア、バルカン半島に分布する。基本種の花色は黄色であるが、同種の中でも非常に変化があり、それらを元にカラフルな園芸品種が作られた。 
・Crocus chrysanthus ‘E.A.Bowles’
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/e/ee/CrocusEABowles.jpg
・Crocus chrysanthus ‘Blue Pearl’
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/5/5f/Crocus_%27Blue_Pearl%2705.jpg  

クロッカス・フラバスCrocus flavus
ヨーロッパ南東部から小アジアに分布する。花色は黄色で多花性、次々と花を咲かせる。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/66/Crocus_flavus_ssp_flavus_RHu_1.jpg
・クロッカス ‘イエロー・マンモス’Crocus flavus ‘Yellow Mammoth’〕
明るいオレンジ色や黄色い花を咲かせるC.フラバスの交配種。2~3月に開花。
http://sarphatipark.files.wordpress.com/2011/09/c-flavus-yellow-mammoth.jpg

クロッカス・シーベリCrocus sieberi
ギリシア分布、花は白で2月上旬頃から花を咲かせ、寒咲きクロッカスとも呼ばれる。
Crocus sieberi subsp. atticus ‘Bowles White’
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/1a/Crocus_sieberi_Bowles_White1.jpg
Crocus sieberi subsp. sublimis ‘Tricolor’
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/e/e0/Crocus_sieberi_Tricolor06.jpg

クロッカス ‘アドバンス’Crocus x ‘Advance’〕
寒咲きクロッカスと呼ばれるクリサンサスハイブリッドの一品種。 
http://media-cache-ec0.pinimg.com/736x/85/fb/46/85fb4645cbd36d3ea01f6874df4410b5.jpg

クロッカス・べルナスCrocus vernus
ヨーロッパの山岳地帯に分布する。開花期は3月中旬以降と春咲き種の中では遅め。花色は紫か白。多くの春咲き園芸品種が作られ、本種から作られたグループは「ダッチ・クロッカス」と呼ばれる。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Crocus_group.jpg
・Crocus vernus subsp. albiflorus
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/32/Crocus_vernus_group1.jpg
・クロッカス ‘ジャンヌ・ダルク’Crocus vernus ‘Jeanne d’Arc’〕
3~4月咲きの大輪種。ダッチクロッカスと呼ばれるC.ベルナスの園芸品種の一つ。
http://media-cache-ak0.pinimg.com/736x/8a/b5/52/8ab552305f57f5552616c30accc15b59.jpg

□秋咲き
サフランCrocus sativus
秋に松葉の様な細長い葉を出しつつ、同時に紫色の花を咲かせる。花が咲いた後も葉は長く伸び、翌春の5月頃に枯れて休眠する。花の真ん中当たりに、赤い糸くずのような雌蕊がある。これを乾燥させたものが、高価なスパイスとして有名な「サフラン」である。雌蕊は3本あるように見えるが、元でくっついており、正確には1本の雌蕊の先端が3つに大きく裂けている、と言うことになる。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/5/5c/Crocus_sativus2.jpg

クロッカス・スぺシオサスCrocus speciosus
トルコやコーカサスに分布する秋咲きの代表種です。花は藤色で底の部分が白っぽくなり、花びらにはブルーの筋が入る。主な開花期は10月中旬。
‘コンケロール’などのいくつかの園芸品種があり、葉はあとから出る。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/3b/Crocus_speciosus_flower_close-up.jpg

クロッカス・メディウスCrocus medius
イタリア北西部、フランス南東部に分布する。花は淡い紫色で濃い紫色の筋が入る。主な開花期は11月。 
http://www.srgc.org.uk/bulblog/log2006/011106/Crocus%20medius.jpg
http://www.alpinegardensociety.net/image_files/crocus/medius_files/sizedimage01114825.jpg

【詳しい育て方】

■主な作業
花が咲き終わってしまうとそこで栽培は終わりのように感じてしまうが、翌年もきれいな花を咲かせるためには花後の管理こそ大切。と言っても難しいことや手間のかかる作業はない。するべきこと、してはいけないことがひとつずつある。鉢植えにしていて一年で球根を終わらせてしまうこともあるが、元々丈夫な植物であるので性質や生育サイクルを理解して上手に育てると毎年花を楽しむことができる。
環境が合えば地植えで放っておいても数年は元気に花を咲かせてくれる。 また、咲き終わった花をそのままにしておくと腐りやすいので付け根から摘み取る。
球根の保管など
葉が茶色く枯れた球根は掘り上げて保管してもよいし、そのまま土の中で放置しておいてもかまわない。掘り上げた場合はよく土を落として枯れた葉や根を取り除いて球根を掃除して2~3日陰干ししてから通気性のよいネットなどに入れてできるだけ涼しい場所で保管する。土の中に放置しておく場合は枯れた葉を引っこ抜くだけでかまわないが、地面の上に何も出ていないとつい、忘れがちになってしまうことがあるのでそこに球根が植わっていることがわかるように名札を挿しておくなどしておいた方がよい。
花後の作業
するべきこと…花後にカリ分の多い肥料を与える
してはいけないこと…葉は枯れるまで切らない
花が咲き終わった球根は葉を茂らせ、光合成を行って栄養を蓄え、新しい球根をつくって葉が枯れて休眠する。葉を切ってしまうと球根が十分に栄養を蓄えられずに太らない。役目を終えて茶色く枯れた葉は軽く引っ張るだけですぽっと引っこ抜けるので、その状態になるまで切ってはいけない。

■栽培環境
日当たりが悪いと花付きが悪くなる。できるだけ日当たりのよい環境で育てる。
冬の寒さにあって、その後日射しが暖かくなる頃に花を咲かせる性質がある(ある一定の低温にあわないと花芽を付けない)。であるから、室内で栽培したい場合も12月いっぱいまでは戸外で育てて低温にあわせてから取り込む。寒さには非常に強く特に防寒を行う必要はないが不安なら鉢植えのものは霜よけに屋根のある場所に移動させる。寒冷地では鉢ごと雪の中に埋めて冬越しさせてもかまわない。
高温多湿をいやがる
逆に高温多湿をいやがる植物。もっとも苦手な夏は、幸いにも休眠しているので掘り上げて保管したり鉢ごと雨と日の当たらない涼しい場所で保管するなどの方法で越せるが、地植えで放置しているもので水はけの悪い土に植えている場合、夏場に球根が腐ることがあるので気をつける。ちなみに落葉樹の株元のような環境を好み(冬は木に葉がないのでよく日が当たる、春から秋は木の葉が茂り日陰になるので)、そのような場所で水はけがよければ球根は3~4年植えっぱなしでもよく育つ。

■水やり
水はやりすぎると球根が腐ってしまうおそれがあるので、土の表面が湿っている内は水を与えない。水栽培の場合は週1回水を入れ替える。花びらは軟らかく傷みやすいので、開花中は花に水を勢いよくかけたりしないように気をつける。葉が枯れて休眠に入ったものは秋まで水を与えない。この時期に水をやると球根が腐る場合がある。

■肥料
肥料は球根を植え付けるとき、あらかじめ土の中にゆっくりと効くタイプの粒状肥料を混ぜ込んでおく(元肥)。花が咲くまではとりあえず肥料はそれ以上必要ない。逆に多いと軟弱になり病気にかかりやすくなるので注意が必要。市販の球根ならたいがい内部の栄養だけで花を咲かせる。花が咲き終わった後から葉が枯れて休眠するまでの間、1~2回液体肥料を与える。花後の肥料は生長を促して新しくできる球根を太らせるために大切なもので、カリ分を多く含んだものを与える。

■用土
水はけのよい土 例:赤玉土7:腐葉土もしくはピートモス2:川砂1の配合土もしくは市販の「球根の土」などを利用する。地植えは日当たりがよくて、できるだけ水はけのよい場所を選ぶ。

■植え付け・植え替え
球根の植え付けは9月下旬~10月が適期。クロッカスは深植えが基本で庭に植え付ける場合は深さ10cm程度、球根2~3個分の間隔をあけて植え付ける。鉢植えの場合は根の伸びるスペースが限られるのであまり深植えできないが深さ1cm以上で、球根1個分ほどの間隔をあける。
花後にできた新しい球根が地表に出てしまっていたら球根が隠れる程度に土をかぶせてあげる。
深植えする理由
クロッカスは古い球根(植え付けたときの球根)の上に乗っかるような形で新しい球根がいくつかできてふえていく。であるからあまり浅く植えすぎると新しい球根が地面の上に出てきてしまう。球根は地中でこそよく太るが地面の上にさらされてしまうと十分に育たない。であるからできるだけ深く植え付けるのである。また、地植えのものは霜柱で球根が持ち上げられることもあるので、そういう点でも深植えは有効である。

■ふやし方
古い球根の上に新しい球根ができてふえていく。地植えでよく環境があって植えっぱなしで毎年花を咲かせるが、4年~5年経過すると球根がふえすぎて窮屈になり、生育・花付きが悪くなるので一旦掘り上げて球根をバラして、秋に植え直す。 球根はできるだけ大きく太ったものを残すようにし、極端に小さなものは除く。

■病気と害虫
少ないほうですが、水はけが悪いと球根が腐りやすくなる。ネズミや野鳥などの食害を受けることもある。 

■まとめ
一定の低温にあわないと花が咲きにくい
花後の世話こそ来年のキーポイントである
球根はできるだけ深く植え付ける 
https://www.youtube.com/watch?v=dW7J5GTtbZ0
https://www.youtube.com/watch?v=aoI3MVC3LqM


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