自転車おやじのカリフォルニアゴールデン日記

ゴールデンレトリバーのジュリーのblogから、ロードバイクのブログへと衣替え。トライアスロンとサーフィンについても少し。

ツールド沖縄撃沈記1

2017-11-20 21:29:35 | サイクリング
非常にご無沙汰しております。17日ぶりの投稿になります。


実は10日ほど日本に行っていました。今回帰国の第1の目的は、日本で最大の自転車ロードレース「ツールド沖縄」に参戦することでした。ブログには書いていませんでしたが、5カ月ほど前から始めていたスペシャルトレーニングは、実はツールド沖縄に出場するためでした。日本から持って来てもらったサプリメントも、全てツールド沖縄用でした。目標は、最低限完走、あわよくば100位以内に入ることでした。


結果は、完全な惨敗、惨敗、惨敗で、140kmのレースを完走すら出来ませんでした。約100km地点で時間制限にひっかかり、レース終了となりました。でも、意地でゴール地点まで自走で帰りましたが。


自分にとってはほぼ万全の準備をして、かなり自信を持ってレースに臨みました。でも、蓋を開けてみると、この結果。まだまだ修行が足りないのか、根本的な脚力が不足しているのか、時差ボケや睡眠不足が影響していたのかよく分かりませんが、とにかく自分の「底力」の無さを痛感してしまいました。



今日から2~3回に分けて、このレースの参戦記を書いて行きたいと思います。


今回私が出場したのは、数あるレースの中の「市民レース140km」という種目です。これは一般人が参加出来るレースの中で、210kmレースの次に過酷なレースです。レース参加者の総数は402人、完走者が221人なので、完走率は54%。なかなか厳しい数字ですね。このような規模のレースが、10種目以上開催されるので、レース参加者の総数は4000人以上にも登ります。その他のサイクリングイベント参加者、同伴者も含めると、多分1万人以上に登ると思います。この数字から、ツールド沖縄がどれだけ大規模なイベントかが分かると思います。


レースは11/12の日曜日。私は水曜日にアメリカを出発し、木曜日に羽田着。金曜日に沖縄入りです。


当初は、フレームが真っ二つに分かれる旅行用のRitchey Breakawayでの参戦も考えました。でも、このレースに何度も参加されている、フラミンゴサイクリングチーム総監督のGeorgeさんから、「みんな、完璧な装備でレースに臨むから、ちゃんとしてレースバイクで出た方がいい」というアドバイスを受け、Cannondale Supersixで参加することに決めました。


飛行機での輸送で、自転車が壊れたりしたら元も子もないので、バイクのパッキングには最新の注意を払いました。こんな感じで。





そして、キャリー用バッグは、Georgeさんからお借りした定番のオーストリッチです。このバッグ、中々の優れものでした。荷物はこの2つとバックパック。





羽田空港から宿泊先の品川のホテルまでは、少々運ぶのが大変でしたが、それ以外は特に問題なし。このオーストリッチ、中々の優れものです。那覇空港に着くと、Georgeさんが迎えに来て下さり、フラミンゴの沖縄部室で自転車の組み立てです。








今回、大阪での組み立てと分解も含めると、合計で3回の分解、組み立て、パッキングを行ったので、バイクのパッキングはもうプロ級になりました。


この後レンタカーを借り、宿泊先の「オクマビーチリゾート」に向かいます。レースゴール地点の名護市内で、Georgeさんおススメの沖縄ソバ屋で腹ごしらえ。








私は、ラーメンのようなうどんのような沖縄そばが大好きです。今回、カーボローディングの面では完璧だったのですがねぇ。そして、宿泊先のオクマビーチリゾートに到着。このレース期間中、レース会場近辺のホテルは、ほとんどのホテルで相部屋になります。私も、3人部屋に割り当てられました。


このホテルでラッキーだったのが、良いルームメートに恵まれたことです。大阪から参加のNさんと京都から参加のUさんです。2人は練習仲間で、私と同年代。2人とも既にツールド沖縄を経験済。分からないことを全部教えてもらい、レースの準備で戸惑うことがありませんでした。食事も練習も、仲間に入れて頂き、3日間ほとんど一緒に過ごさせてもらいました。お2人には本当に感謝、感謝です。


ホテルに到着した日は、試走に出かけようとも思いましたが、天気が少々怪しかったので、お風呂/サウナでリフレッシュし、リラックスして過ごしました。


翌日土曜日は、レース前の試走です。





Nさん、Uさんと一緒に、一番キーとなる「普久川ダムの登り」という部分を走りに行きました。この登り、むちゃくちゃ勾配が急というわけではないのですが、とにかく7.8kmと長い。試走した感想は、ほぼ予想通りでした。





この時は、レース当日、2回目の「普久川ダムの登り」で、私の大変な試練が始まるとは、夢にも思っていませんでした。少々長くなって来たので、悪戦苦闘したレース当日の模様は、次回にしたいと思います。



Haruは、私の留守中に少しはいい子になっているかなと思っていましたが、予想は大外れ。





でも、私の姿を見た瞬間、大喜びで尻尾ブンブン。ワンワンうるさく、いたずらしまくりの相変わらずのHaruでした。


では。












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