ダンナのぼやき

あられダンナの日々のぼやきです。
色んな事を思い、考えぼやいてます…。

Downpour/BALFLARE

2012-11-03 15:21:22 | 音楽
今、ハマりにハマって聴いているのがコレ!

BALFLAREの4thアルバム『Downpour』!!

本作を聴いた時。
「日本にも、こんな凄いバンドがいたんだ」と驚きました。
とにかく楽曲、バンドのパフォーマンス、サウンド・プロダクション、全てが非常に高いに完成度を誇っている。



サウンドをジャンル分けするなら、所謂“メロ・スピ”。
本人達も認めているように、初期のSONATA ARCTICAやSTRATOVARIUSからの影響は絶大。
何の予備知識も無く聴くと、彼らが日本のバンドとは思えないだろう。
しかし単に北欧系バンドの借り物のセンスではなく、日本のバンドらしい彼らの“個性”がある事が判る。

煌めくような美旋律を奏でるキーボード。
力強く炸裂するツー・バスだけでなく、実は凄まじいテクニックを誇るドラム。
天空を舞う様な、美しく華麗なツイン・リード・ギター。
透明感よりも、パワフルにメロディーを唄い上げるハイトーンのヴォーカル。
北欧的要素を含みつつ、ベタながらもしっかりとした少々臭い歌メロは日本人特有のセンスだと思う。
それらが全て理想的に融合して、楽曲をさらにドラマチックに彩り盛り上げていく。



個人的にこのバンド、最大の武器となるのはヴォーカル。
少しクセのある声と歌唱だが、時折D.C.クーパーを彷彿させる力強い歌が素晴らしい。
この類のサウンドはVOが貧弱だったり、英詞の発音が悪ければメロディーが分離して聴いていて気持ち悪くなる。
コレは母国語が英語ではない、非英語圏のバンドの全てに言える事。
その点、このVOは逸材であると言える。
そして単にスピードで押すのではなく、ミドル・テンポの楽曲やバラードが実に効果的でもある。
楽曲の全て、プロデュースも手掛けるSHOOTA氏(G)の才能は秀逸。
美しく、ドラマチックであり、この心地良い疾走感が聴く側に感動を与えてくれる。

素晴らしい、何よりもカッコ良い。
欧米だけでなく、日本にもこんなにも素晴らしいバンドがいる事実がメタル・ファンとして嬉しくなりました。
超オススメです!!



栄光への夜明けは訪れる
その時まで、この歌を唄い続け終わる事はない
お前自身の沈黙の歌


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