今日、近所の某大型量販店内にあるCDショップの移転売り尽くしセールがあり、そこでこのCDを見つけて衝動買いする。
HOLY MOSES、ドイツが出身のベテラン・スラッシュ・メタル・バンドである。
そして何より世界で初めて、とても女とは思えない野獣の如きヴォーカル・スタイルにより世界を震撼させたシンガーであるザビーネ・クラッセンが在籍するバンドであります。
その美しい容姿からは全く想像も出来ない、獰猛で凄まじい咆哮を誇る彼女のスタイルは、その登場があまりに早過ぎてシーンでも受け入れ難いものがありました。
あれから20年(!)、やっと時代がザビーネに追いついたとも言えます。
彼女の再評価につながったのは、皮肉にも同じくドイツ出身のARCH ENEMYに在籍する“美しき野獣”アンジェラ・ゴッソウの世界的な大ブレイクがありました。
今やメタル・バンドに女性シンガーが居るのは何も珍しい事ではなく、ザビーネ姐さんやアンジェラ様の様なエクストリームなシンガーも沢山居ます。
こうして“元祖美しき野獣”ザビーネ姐さんが正当に評価されるのも、アンジェラ自身がザビーネからの絶大な影響を認め、そして確かな地位を確立しているからこそかと思います。
デビュー当時、某誌の編集長が「コレを音楽とは思わない」と酷評したのが嘘のように、今やエクストリーム・メタルの女性シンガー界では真に「歌姫」として大きく扱われる様になったのは“時代の流れ”を感じる。
さて、このHOLY MOSESの9枚目のアルバムである『Strength,Power,Will,Passion』だが、僕はコレがHOLY MOSES初体験のせいもあるだろうが、スラッシュ・メタルと言うよりも随分デス・メタル的要素が強いと感じた。
ぶっちゃけるが、やはりARCH ENEMYを彷彿とさせられる(笑)。
それはザビーネ姐さんの歌がアンジェラ様に似ている、否、アンジェラ様がザビーネ姐さんによく似ているせいだろう。
ARCH ENEMY(アモット兄弟と言うべきか?)ほど叙情的ではなく、ザクザクとした金属的なリフがメインなのは、本作でギターを担当するミカエル・ハンケルによるところが大きく、メタル然とした疾走感のカッコ良さ(ギター・ソロも秀逸!)にもつながっている。
既にバンドは新作を完成させており、この秋にはリリースされるという。
早くもバンドにとって最高傑作であると前評判が高いが、本作もエクストリーム・メタルとして素晴らしい傑作であるのは間違いない。
来年には念願の初来日という噂もあるが、この秋にリリースされた最新作が1日も早く日本でもリリースされ、聴ける日が一刻も早くなるのを願っております。
“復活”
空を闇に変え、永遠に燃え上がり、泣き叫ぶエナジー
“復活”
蘇生の旅
その背後にある激しい苦悶
今、その答えは熟した
HOLY MOSES、ドイツが出身のベテラン・スラッシュ・メタル・バンドである。
そして何より世界で初めて、とても女とは思えない野獣の如きヴォーカル・スタイルにより世界を震撼させたシンガーであるザビーネ・クラッセンが在籍するバンドであります。
その美しい容姿からは全く想像も出来ない、獰猛で凄まじい咆哮を誇る彼女のスタイルは、その登場があまりに早過ぎてシーンでも受け入れ難いものがありました。
あれから20年(!)、やっと時代がザビーネに追いついたとも言えます。
彼女の再評価につながったのは、皮肉にも同じくドイツ出身のARCH ENEMYに在籍する“美しき野獣”アンジェラ・ゴッソウの世界的な大ブレイクがありました。
今やメタル・バンドに女性シンガーが居るのは何も珍しい事ではなく、ザビーネ姐さんやアンジェラ様の様なエクストリームなシンガーも沢山居ます。
こうして“元祖美しき野獣”ザビーネ姐さんが正当に評価されるのも、アンジェラ自身がザビーネからの絶大な影響を認め、そして確かな地位を確立しているからこそかと思います。
デビュー当時、某誌の編集長が「コレを音楽とは思わない」と酷評したのが嘘のように、今やエクストリーム・メタルの女性シンガー界では真に「歌姫」として大きく扱われる様になったのは“時代の流れ”を感じる。
さて、このHOLY MOSESの9枚目のアルバムである『Strength,Power,Will,Passion』だが、僕はコレがHOLY MOSES初体験のせいもあるだろうが、スラッシュ・メタルと言うよりも随分デス・メタル的要素が強いと感じた。
ぶっちゃけるが、やはりARCH ENEMYを彷彿とさせられる(笑)。
それはザビーネ姐さんの歌がアンジェラ様に似ている、否、アンジェラ様がザビーネ姐さんによく似ているせいだろう。
ARCH ENEMY(アモット兄弟と言うべきか?)ほど叙情的ではなく、ザクザクとした金属的なリフがメインなのは、本作でギターを担当するミカエル・ハンケルによるところが大きく、メタル然とした疾走感のカッコ良さ(ギター・ソロも秀逸!)にもつながっている。
既にバンドは新作を完成させており、この秋にはリリースされるという。
早くもバンドにとって最高傑作であると前評判が高いが、本作もエクストリーム・メタルとして素晴らしい傑作であるのは間違いない。
来年には念願の初来日という噂もあるが、この秋にリリースされた最新作が1日も早く日本でもリリースされ、聴ける日が一刻も早くなるのを願っております。
“復活”
空を闇に変え、永遠に燃え上がり、泣き叫ぶエナジー
“復活”
蘇生の旅
その背後にある激しい苦悶
今、その答えは熟した