オペラ歌手の声。

オペラ歌手の声は、決して声が大きいのではありません。

豊かな共鳴を持っているので、あの様な声になるのです。

普段、ステージで、マイクなしで歌を歌う事には、慣れている私でも、今回、レスタティーボでもなく、 セリフだけを、ツラツラとマイクなしで話す、、、と言うことは、喋りながら共鳴を得て練習する、難しいですね〜。

歌い手として今までやってきて、突然、舞台役者もする、、、と言う感じですね。普通、アマチュアコーラスの音楽の味わいを出していくのに、根気強く指導して行きますが、

歌いながら、喋りながら、、、と言うのがいかに喉を酷使しているのか？

次から次、、、と悩みが出てくる私です。

人間の声。

人間の声というのは、喋っている時と歌っている時とでは、声の質が全然違います。

普段、喋っている時は、落ち着いたアルトなのに、歌ってみると透き通るようなソプラノだったり、、、

また、高い声が出るからソプラノと思っていたら、アルトの音域に素晴らしい響きのある声を持っていたり、、、

そういう、私もソプラノなのですが、セリフとなるとどうも、低く喋ってしまっているようで、、、
協会の方から、そのような発声、声では宝山ホールの後ろまで声が届かないよ、、、と、注意を受けました。

頭声で、喉に負担のかからない喋り方、日常の会話とは、ヤッパリ勝手が違う？

マイクなしで、どこまで声が通るか、リハーサルで試すしかありません。

歌より、セリフの方がずっと、ずっと、、、難しいと、痛感している私であります。

少し、繋がって来ました。

皆さん、お仕事が終わり１９時からの練習に、５分、１０分の遅刻も申し訳なく、理由を入れライン連絡。

本当に、素晴らしい公演を目指そう、、、と言う情熱には、頭が下がる思いです。

昨日は、合唱団絡みの練習。キャストだけに比べて迫力も倍増して、私の頭の中も少しずつ整理され、やっと歌とセリフ、演技とダンスなどなどが繋がって来ました。

みんな〜で、一つのものを作り上げていく、、、って、いいものですね。
練習は、厳しく、落ち込む時もしばしばですが、いつものプラス志向で、本番では日頃味わえない、貴婦人の世界に浸らせて頂ける夢を持って、頑張りたいと思います。

コーラス団員の皆様も、チケットを大勢の方が買ってくださり、ありがたく思っています。

コーラスの練習中に、私が、、、コソコソと話す練習中のエピソード、失敗談など
イヤ、失礼、、、
思い出しながら観て下さると、また、観る楽しさが違って、面白さが倍増してきますよ〜。

練習で泣いて、本番で笑って〜、今、ソックリそのまま、この言葉、私に返ってます。やれやれ、、、

厳しい練習より、学ぶ楽しさ。

いくら、声楽専攻、歌が好き、、、と言ってもソロとなると、想像以上のものすごいプレッシャーがあります。

プレッシャーに打ち勝つには、自分自身との戦い。
これを乗り越えない事には、より良い演奏は、できません。

厳しい練習よりは、学ぶ楽しさがあり、上手くなる楽しさもあり、、、これが大切だと思います。

毎週、歌を歌いに来る事がシンプルに楽しい、金曜コーラスレデース坂元。

ここのコーラスの良い所は、音程を優先して、音色や音質は周りを見ながら合わせて行ける事。

自己主張をしないのが、ほのぼのとした温かい歌声になり、いい感じ、良い雰囲気です。

みんな〜で、作り上げていく楽しみ？

昨年の１１月中旬、オペラと言うか、オペレッタにキャストとして出演する、、、と大決心をして、本番が日に日に近づいて来る今日、私は、不安と恐怖とで頭がいっぱい、いっぱいです。

とにかく、歌う事も責任重大ですが、今回は、初挑戦、セリフがあります。

3人のマダムの井戸端会議？テンポ良い、やりとりが要求されます。

つまり、身体の動きの前には、心の動きがあります。

それを表現するとなると、心の動きがブレスひとつとっても、次に発する 音 がどういうものになるかを考えると、ブレスも様々です。

どのような世界を自分自身で作っていくのか？人の心に伝わる表現、、、

あ〜〜、難しい。

思っていた以上に悪戦苦闘している私。

本番まで、歌、演技、セリフ、ダンス、、、と身体に叩き込まねば、、、

それでも、不安と恐怖からは、逃れられない毎日。

早く、本番が無事に、過ぎ去って欲しいですよ〜。

特別なシシ鍋。

連休が明け、朝1番 病院に行き咳止めに抗生物質にと、お薬をドッサリもらってひたすら、眠った私。

いつも、元気印だけが トリエだった私は、今度の風邪は、ショック。私も、風邪ひくんダァ〜〜、と体力の限界まで使っていた事に反省。

、、、と落ち込んでいる所に、近所のYさんより しし鍋できたよ〜〜の声がかかり、私はこれを食べて元気が出て来たようで、夜のオペラの練習に参加しました。
シシ鍋、美味しかったあ〜。ありがとうございました。

オペラの皆さん、お仕事を終えて週三回の練習に駆け込んで見える皆さん、仕事疲れ、、、もあり大変なご様子ですが、歌を歌っていらっしゃる姿は輝いて、私には新鮮で励ましにもなります。

顔の表情、発音、を少し変えるだけでも、音楽が生き返る、、、生き生きとした音楽になると思います。

鬼の霍乱？

お正月が明け、１月6日の知的障害者成人式でのセルプコーラスの指揮が、私の最後の仕事となりました。

今、思えば楽しい思い出ばかり、、、

セルプのみんな〜も、職員の皆様にも良くして頂きました。

それが終わってホッとしたのか？何十年ぶりに風邪をひいてしまいました。

まさしく、 鬼の霍乱 です。平熱が、３５度代の私にとって熱が３８度まで上がるのは、苦しく大変な事。おまけに咳がひどくて、なかなか、、、きついものがありました。

３日間、寝込みました。

あー、今夜からオペラの練習、声が出るかなぁ〜？

団員の皆様も、くれぐれも体調管理には、お気をつけください。