東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田んぼの防鳥網4枚回収(1)

2010年11月05日 | イベント,行事
 8月に田んぼを被覆した防鳥網4枚を回収しました。1枚目はつい先日回収したので合計で5枚回収したことになります。この8月の猛暑のなかでよくまあ5枚もの防鳥網をぬかるむ田んぼに張ったものだと思います。おかげでスズメなどの害鳥に大切なお米を食べられなかったのでよかったです。

        片方に寄せた防鳥網、4枚の網とロープがぐちゃぐちゃに絡まる


 ただ回収するに先立って、網を張らなかった人が防鳥網を片方にぐちゃく゜ちゃに寄せてしまったため回収がとても困難でした。網を張った人が張り方を覚えているため、張った人が回収するのが一番なのですが。4枚もの網が絡まっていたので4枚を分けることから始めなければなりませんでした。それに、網を支えるロープがこれまた絡まっていたのでロープも同時進行で回収しなければなりませんでした。

     最初にロープ類を回収                  網の一辺をまとめる
 

 防鳥網はとても糸が細いので気をつけないと、帽子,衣服,靴などに簡単に絡み付いてしまいます。あせらないでゆっくりと回収作業をしました。最後に回収したのは、一辺が一番長くて面積も一番広い網でした。田んぼを横切るように広げてたたみました。

               一番広い防鳥網は田んぼを横切るように広げてたたむ


 今回は4枚の防鳥網を回収しましたが、来年使うためには網の東西南北の辺のうち南北の辺をまとめたり穴を修復する繕いをしなければなりません。今回は回収だけで時間が終わってしまいましたが、暇な時間にもう一度田んぼに広げて繕いする必要があります。
 この地区の田んぼはとても狭いので、スズメなどの害鳥が集中してやってきます。害鳥のために米作りをやめてしまった近所の農家もあります。この防鳥網を張ったり回収する作業が、この地区の米作りの一番のネックです。

                  回収した防鳥網、暇なときに再度広げて繕う
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