東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

少量ながらも紅花の収穫真っ盛り

2017年07月14日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 このところ紅花の花が次々に咲いています。こんなに次々に咲く花だとは思っていなかったため、収穫が後手になってしまいました。梅雨の間に咲いたらしく、いくつかの花は萎んでいました。咲いている花だけでもと、次々に収穫しています。

           次々に花が咲く紅花


 かつて、私が紅花収穫を初めて体験した時は次のようでした。どこかの紅花畑で、花だけをハサミか何かで切り取るのでしょう。その大量の花がどっさり入った大袋が運び込まれました。それを長テーブルの上に広げます。すると、そのテーブルの周りに各人が陣取って、花から次々に花びらを千切り取るのです。作業は単純です。ただし、花には棘があるので注意深く千切ります。

  花から花びらだけ千切り取る     千切り取った後の花、膨らんで種ができる
 

 みんなが取った花びらを集めてどこにか出荷するようでした。その後、糸や布の染色に使うのでしょう。私は、紅花の種も取りたいのでハサミで花を切るようなことはしません。咲いた花から花びらだけを千切り取ります。棘が指に刺さらないように注意しながら取りました。取った花びらは広げて天日干ししました。干している時の花は鮮やかな黄色や赤色をしています。今年中に染色に使いたいと思っています。

        天日干ししている紅花の花びら、鮮やかな紅色

コメント
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