東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

愛用の古アナログテスターの修理(2/2)

2011年12月14日 | パソコン,電子機器

 今年の初め、壊れた愛用のアナログテスターをなんとか直そうとしました。しかし、内部に複雑に発生した錆などで故障箇所を特定できです、そのままになっていました。ところが、偶然同じメーカーSANWA製で同じ型の中古品テスターを見つけてしまいました。しかも、2個で1000円でしたのでつい買ってしまいました。

          故障した左と全く同じテスター(右2個)を偶然発見して購入


 どこか違うところがないかと調べました。すると愛用のテスターのモデルはSP-6で、購入した中古モデルはSP-6Dでした。中古品はSP-6の改良型のようでした。メーターの目盛りはほぼ同じです。

       愛用の故障テスター            購入した中古テスター
 

 ところで、壊れた愛用のテスターは私が高校2年の時に購入したものです。それ以来、いろいろと電子回路などの製作や修繕に何かと使ってきました。しかし、知らないうちに電池の漏液ですっかり内部が腐食して壊れてしまいました。とても直せそうもありませんでした。ところで愛用テスターとその改良型中古品テスターでは、ネジ止めの位置が異なっていました。改良型はネジ穴が一つになっていました。

    高校生だった1969.3.23に購入       右が改良型中古品テスター
 

 テスターの内部を調べてみると、ほとんど同じでした。違いはネジ穴の位置と安全装置でした。メーターは少しの電流で傷みます。このため、改良型ではメーターと並列にダイオードが互い違いに取り付けられていました。これはメーターに過大な電流が流れそうになった時にダイオードで過電流を逃がす工夫です。今後、使い慣れた愛用テスターと同型の中古テスターを使い続けようと思います。

       左は愛用の故障テスター、右は安全装置が付いた改良型中古テスター
        一番右の丸は、互い違いにした過電流保護用ダイオード2個

コメント
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