東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

春の奥多摩散策

2008年05月06日 | 田舎暮らし

 五月連休の最後の日、奥多摩にバイクで行ってみました。これまで奥多摩行くのはいつも晩秋でした。しかし、何年ぶりかに春にでかけてみました。連休のため道が渋滞しているかと思っていましたが、それほどでもなく比較的すいていました。のんびりと春の日差しを浴びながらあちこちを回りました。

              奥多摩旧境村の一番高地から見渡した山々


 奥多摩湖で休憩をとった後、旧境村を訪れました。そして、丹波山村に向かいました。奥多摩湖畔に沿う道筋は春の日差しで暖かく、のんびりとバイクで走りました。

             私が大学時代(33年前)に覚えがある古い橋


 丹波山村からは山筋に入り小菅村に行きました。この連休中にイベントがあったようです。広い体育館はその整理中でした。私も数年前にこのイベントに行きました。小菅村を過ぎると上野原に向かう道に入りました。
 上野原の西原では麦の倒屈防止の作業していました。この地方では、麦が成長すると「やた」と呼ばれる木の枝を麦の間に差します。こうすると、枝にからまる麦が風で倒れなくなります。また、ハトなどの鳥が来なくなります。このような風景が見られるのも今ではまれになりました。

         上野原の西原、麦の倒屈防止のやた掛け作業中


 小麦はうどんの食材になるため比較的この地方でも作られています。しかし、大麦の栽培はまれになりました。上野原までの道のりの途中で大麦畑を二箇所だけ見かけました。この地方はお米ができないため、昔の主食は大麦でした。このため昔はたくさん作られていたようです。

        急斜面の畑               斜面に作られた大麦畑
 

 上野原から和田峠を越えて八王子に抜け、我が家に向かいました。このころになると、日も傾いて風も冷たくなりました。

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